宮島登 原作
<解説> このコウモリは宮島登さんの原作に忠実に作ったつもりである。(背部で吊るすための部分を除く。) この作品は非常に上手く設計されている。設計するときによく観察されたのであろう。アブラコウモリなどの特徴をよく捉えている。 ただ、惜しむらくは足だ。折り紙は特徴を捉えていれば良いのであって、写実的である必要はない。むしろ、デフォルメに折り紙の良さがあるといっても過言ではない。 ただ、ここまでデザインがよく、また、精密な折りになってくると、どうも気になってくるところがあるものだ。 こうもりは手と足、尻尾の間に皮膜を張られているはずだが、この設計は完全に脚が皮膜と関係なく突き出している。 | |
宮島登 原作
<解説> 上記の原型の設計が完全に脚が皮膜と関係なく突き出しているところを改善してみたのがこれだ。皮膜の一体感が出ているはずである。 | |
宮島登 原作
<解説> もう少し皮膜の一体感を出そうと努力してみた。 用紙も普通の折り紙用紙で軽く薄いもので折ってみた。パタパタ感がとても良い。 | |
宮島登 原作
<解説> 玄関の飾りにしたいためにごつい洋紙で折ってみた。 |