![]() |
神谷哲史 原作
<解説> このような作品を紙で折ろうと思うきっかけというのはどこにあるのだろう。すごい発想の転換だ。 こんなところが神谷哲史さんの超人的なところだろうが、北條高史さんという人も変わった作品を作る人で、彫像などの人物像を中心に写実的な作品を作っている。 これは折り図を作りにくいもので、私もしたがって手を出しそびれている。 さて、このウィザードであるが、非対称性が不思議だ。右手に杖を持たせ、その持っている手もちゃんと指が5本ある。そして、ローブの質感といい、袖の自然さといい、こんなものを、1枚の正方形から、1本の切り込みも入れずに折り出すことができるというのは、自ら折ってみてないととても信じられない。 コンプレックス系をはじめて知って、衝撃を受けた作品だ。折り始めて間もなく挑戦。初めて大きなクラフトペーパーを使った。79cmの紙だ。 でも大きく厚いと大変。それでも正確に折れるのは気持ちが良い。とはいっても最初の方だけ。 35cmの紙で一度折ってうまく行かなかったので再挑戦なのである。(難しかったが完成形は悪くないかも。) 杖を細くし、しっかり手で握るようにしたかったが、ここはボテボテになってしまった。 |
![]() |
<解説> 久方ぶりに大きい紙で再挑戦。大きい和紙を見つけたのでこれを折ってみた。 これは90cmの和紙である。 何しろ和紙は安くて強くてとても良い。 白しかなかったので、white wizard になった。 染めることも可能かもしれないが、崩れる可能性もあり、また白もそれなりに良い。 しかし、これは自立するには少し弱く、針金を入れてある。 丁度良い厚さの和紙があると良いのだが... |
![]() |
<解説> 推奨の大きさで再び折る。 何度折っても難しい。 整形にはボンド、針金を使用。 |