令和8年千葉豪雨

26.08.20

8月11日夜、本を読んで真夜中を過ぎ、1時頃寝た。
すぐ寝付いたものの、1時間もせずに目が覚めた。頭がズキズキする。
尋常ではないひどい頭痛で、明日、田舎に法事で帰ることができるだろうかと懸念した。

線香 昨年8月に義母が亡くなった。96歳だったから天寿を全うしたと言ってもおかしくないだろう。葬儀には夫婦と子供とその配偶者で参列した。
四十九日にも家内と私が行くつもりだったが、9月末にフィットネスクラブのプールで滑って転び、骨折してしまった。それで四十九日の法事には家内だけが行った。

三回忌に、また病気で顔を出せませんと言っても、別に義弟も家内も私を責めるわけはない。しかし若い気出しているからだとか、おっちょこちょいだと笑い話にされることは必定だ。
汚名返上、名誉挽回、三回忌の法事と新盆には、死んでも顔を出さずにおけるか。やくざと同じく面子と義理は大事である。


ともかく頭痛は我慢できる程度じゃない。風邪なら頭を冷やして熱さましの薬と思った。夜中起き出してゴソゴソしていると家内も起きてきて、冷えピタとバファリンを出してくれた。
頭痛 家内は風邪ではなく、脳梗塞ではないか、脳溢血では、高血圧ではと言う。私のオヤジが真夜中に脳梗塞になり、口から涎を垂らしていたのを家内は見ていたから、私もそうじゃないかと心配する。

だけど咳もなく体温は平熱、血圧も正常、手足も正常に動くし、ろれつが回らないこともない。外観は正常である。何が悪いか想像もつかない。

13日早朝、ズキズキするのを我慢して郡山に行った。ともかく法事を済ませ、義母ばかりでなく双方の親戚の墓参りをした。あとはお盆まで二日ある。
頭痛は変わらず続いた。


新盆見舞いのお客が絶えたときは皆でテレビを観ていた。そこで千葉県がとんでもないことになっていると報道している。
市川市、船橋市、習志野市と私が過去に住んでいたところが大災害だと、ニュースになっている。それに驚き・・・大いに心配になる。

家を出たときに既に千葉県に大雨が降ると天気予報は言っていた。我が夫婦は「雨に降られる前に着くといいね」なんて言っていたが、そんなものではなかった。台風が日本海に通り抜けてからが問題になっている。線状降水帯が三日間できたとかいっている。
テレビはアンダーパスに沈んだ車や、床上浸水の家屋を映している。

心配になった家内が息子に様子を見てほしいとLINEを送る。
数時間後に息子からLINEが返ってきた。私たちのマンションのあたりは高台で問題ない。報道されているのは、主に国道14号線以南の埋め立て地か、内陸でも海抜の低いところとのことであった。


下総台地は南部が一番高く最北端の市川が一番低い。我が家(マンション)あたりは海抜30m近い。房総半島は南部の房総丘陵を除いて下総台地が高く、当然下総台地の天面に川はない。
房総半島には下総台地を侵食する小川が多数あるが、当然その氾濫原(はんらんげん)は下総台地の周囲にある低地である。

水没した車
泥水に水没した車
小川の中でも大きな海老川は危険水位を超えた、洪水になるかもという。
海老川は我が家から4キロちょっとあり、洪水になっても我が家は無縁だが、そのあたりには友人がいる。
結局、海老川は15日洪水になった。

それと川の水位が上がっただけでなく、低地に集まった雨水の排水がされないという。なにしろ平らな土地だから大変だ。洪水になれば水がはけない。
房総半島の中央部は下総台地だが、国道14号線(千葉街道)より東京湾側はほとんど海抜2mもない。その多くは明治以前から高度成長期までの埋立地である。

注:令和8年千葉豪雨の洪水の写真や動画はこちらで見られる。
・ウェザーニュース 千葉県大雨被害リポートマップ
・読売新聞 令和8年8月千葉豪雨被害状況マップ


知り合い数人から「大丈夫ですか?」と台風見舞いのメール・LINEが入る。「実は法事・お盆で田舎におります。我が家は高台だから大丈夫でしょう」と返信しておく。
息子を信じれば大丈夫のはずだ。


ニュースを見るたびに被害が大きくなる。最初は野球でも観るような気分だったが、死者が複数出ているのを見ると安閑としていられない。
被害が大きいのを観て、義弟夫婦は鉄道が平常に戻るまでゆっくりして行けという。

私たち夫婦は無職だからそれもありだが、マンションは大丈夫でも家の周りとかベランダがどうなったか心配だ。だから一刻も早く帰宅して点検したい。
ということで予定より1日早く帰ることにした。

しかしネットで電車の運行状況を見ると、新幹線は時刻通りとあるが、総武線は一部区間不通とか、京葉線は不通とある。
いろいろ考えて新幹線を大宮で降りて、武蔵野線経由で行くのが最善と思えた。武蔵野線ならすべて高架だから水では止まらないだろうと言うと、家内は京葉線が止まっているなら武蔵野線も一緒だろうという。確かに西船橋から先は同じ線路だ。そうかもしれないが西船止まりで運行するかもしれない。
要するに情報不足だ。

上越新幹線上越新幹線

新幹線が出発するとき5分ほど遅れた。新幹線も大水で問題か!と思ったら、病人発生と放送された。
武蔵野線は時刻通り走った。
武蔵野線の車窓から見る限り水害はないようで、いつもの風景と変わらない。

前日だったか、台風の強風で武蔵野線のそばの木が倒れたと報道があったが、もちろんそのようなことはすぐ処置されている。

面白いことに、武蔵野線は東側のスタート地点である西船橋駅は海抜2mくらいで、ほんの1キロくらいで下総台地に入ると海抜20mになり、その高さは松戸市まで続く。松戸を過ぎると下総台地が終わり関東平野に入るので、急に海抜が低くなる。武蔵野線は全線高架か盛土だから地面からの線路の高さが高くなる。

流山(ながれやま)になると海抜が4m程度となり、三郷(みさと)になると2mまで下がる。レイクタウンで4mほどになり、大宮で13mである。
しかし海岸から40kmも離れている大宮駅で海抜13mとは驚く。100mあたりの傾斜がたった3センチだ。水は高きから低きに流れるというが、実際には100mで2センチの傾斜が必要だそうだ。ほぼその限界だ。

だから三郷やレイクタウンあたりが大丈夫なら、そこより高い土地は大丈夫・・・ではない。流れ出るよりも降る量が多ければその場所は洪水になる。単に海抜だけでは被害は決まらない。

実態を見ようとするなら、JAXAの海面上昇シミュレーター(注1)を使うと海面上昇するとどうなるかよく分かる。

乗り継いで我が家に帰るといつも通りである。安心した。
とはいえそのときもいくつもの路線は不通だったし、洪水になっている地域もあった。


翌日、まずは溜まっている数日分の洗濯をしてから、マンション周りを見て歩く。
息子のLINEでは、マンション近くの通りが冠水していたとあったので、行ってみると道路の長さ10mほどが、深さ数センチ水が溜まっている。そこだけはなぜか普通の雨でも水はけが悪いのだ。
それであれば心配ない。

下総台地の天面には川もなければ池もなく、降った雨水が側溝経由小さな川に流れれば、下流が困っても台地の上は困らない。非情のようだが事実である。


ニュース報道や専門家たちが、いろいろ語るのを聞いていると、そんなに複雑なことじゃなくて物事は単純だと思う。
どの災害でも同じだが、史上初とか記録にないというものはめったにない。過去に、それもせいぜいここ100年に起きた災害に対応すれば、災害発生の予防はできなくても被害を避けることはできそうだ。

まず自然災害を種類分けすれば、地震、風水害(台風)、土砂災害(台風)、津波、火山、雪氷災害、雷となるか。
この中で火山とか雪氷災害は地域性があるし、局地的な雷はとりあえず置いておく。
そうすると日本のどこでも起こる災害は、地震、水害・土砂災害、津波となる。
それらは防げないものだろうか? 予防できるのか?


地震
地震は日本中至る所で起きている。震央はどこかというと、これまた日本全国いたるところ(注2)。
だから地震そのものを避けることはまず不可能だ。地震による被害を小さくするかしかない。
難しいかと言えば、すくなくても不可能ではない。

地震 まず住まいや職場は、崖の上や下、地盤の悪いところ、過去に地震で被害が出たところ、そんなところを避けることは可能だ。
職場は避けられないと言わないで。それは個人々々が考えることだ。

簡単な事例を挙げると、わが故郷、郡山市で傾斜地を宅地にして分譲したところがあった。
東日本大震災後に帰省したときそこを見て驚いた。
傾斜地を階段状(注3)に宅地造成するには、地面を削る切土(きりど)と、土を盛り上げる盛土(もりど)が交互になる。

現地を見ると、見事に盛土のところに建てた家々は倒壊して、切土のところは家屋に多少の被害があっても人は住んでいた。切土のところは揺れが少なく、盛土は家の下の土が揺れ動いてしまったのだ。
じゃあ、切土のところを買えばいいじゃないか。盛土か切土かは、見れば分かる。


水害
これは海岸沿いを避ける、川のそばを避ける、海抜の低いところを避ける。
市川市や船橋市では海岸近くの商業地や住宅地は、海抜1mとか2mなんてとこがザラです。市川市は下総台地の北端なので、海岸から3kmも離れていても、海抜1mそこそこなんてところがあります。
産まれてから海抜250m以下の地に住んだことのない私は、そんなところに住むのは恐怖でしかありません。

それと最近問題になっている液状化現象だって危険性は分かる。川の近くは以前、川だったところもあるし、 洪水 地盤が緩くて農地にも宅地にもできなかったところもある。
だが現在はそういう土地も開発されて売られている。

元は田んぼだったところもあまり芳しくない。
私が35年も前に家を買ったときのこと、100戸くらいある真っ平らな分譲地だったが、一戸だけ敷地が60センチくらい周囲より高い土地だった。聞くと宅地に造成する前は、そこに農家があったという。
そこは玄関前に三段の階段があること、駐車場が道路から登り傾斜であることで、皆そこを避けていた。でも私はそこに決めた。

そこに住んで何年かして、大雨が降り排水路が雨水を呑み込めず、分譲地全体が冠水した。敷地が真っ平らな住宅は床下浸水したが、我が家は少しですが高いために全く心配なかった。
田んぼの中にあった農家は、洪水から逃れるために、少しでも高いところに家を建てたのでしょう。
そこに13年住みましたが、そういう事態になったのは一度だけでした。でも玄関まで階段があっても駐車場が傾斜面でも、十分元は取れたと思います。もちろん車いすとか足が悪い方には不適ではあります。

もちろん安全は無料(ただ)ではありません。それはお金だけでなく、家から出入りするたびに階段を3段昇り降りするというコスト(労力)がかかるのです。


土砂災害
郡山のいたとき近くにお住まいの方が転勤族で、定年退職して最後の勤務地の千葉を終(つい)の棲家にした。私たちが千葉に引越してから、そのお宅を訪ねたことがありました。
そこは下総台地の南端で、JRの某駅から房総丘陵まで広がる、大きな住宅地でした。

崖崩れ 友人宅は団地のはずれで房総丘陵の近くでした。その方の家の背面は水平距離で40mで高低差が20m(地理院地図で測定した)、勾配50%、傾斜角27度という急傾斜です。四駆でない車なら限界でしょう。
それを見て私は危ないと思いました。

それから数年後の2019年に台風で、その方の家と同じ道路に面した100mほど離れている家が土砂崩れで潰されて、一人亡くなりました。
ちょっと見ただけでも危険だと思いますね。というかそんな地形に危険を感じなかったのでしょうか?
その知人は今もそこに住んでいます。

同じく2019年の台風で、やはり千葉県でゴルフ練習場のネットの支柱が倒れました(注4)。
ゴルフ練習場 世論はゴルフ練習場が悪いという風潮でした。
しかしゴルフ練習場は、はるか昔の1973年から存在し、周囲の住宅は1990年頃から建てられています。

買う前に土地を見たとき、ゴルフ練習場のネットの支柱が倒れると想像できなかったのでしょうか?
危険を考える想像力が足りないと思います。
誰が悪いかという責任問題を追求すれば、誰の責任かはっきりするでしょう。でも死んでしまえば意味がありません。

豪雨豪雨豪雨豪雨
送電線鉄塔
豪雨豪雨豪雨
送電線鉄塔

似たようなものに送電線があります。お断りしておきますが、私は別に送電線の電磁波ガーという信者ではありません。
1980年12月24日、北陸や東北地方にに五六豪雪と呼ばれる大雪が降りました。あまりにも積雪が深く、除雪が間に合わず車も走れませんでした。電気も止まり石油のみが頼りでしたが、それも買いに行けないという事態でした。

そのとき我が家から400mほどのところにあった送電線が雪の重みで切れ、地上に垂れて火花が散りました。すぐ東北電力が来て対処しましたが、送電線の下には住めないと実感しました。

2019年の令和元年房総半島台風と名の付いた災害で多数の送電経路に被害が出ました。人間、経験に学ばなくちゃいけません。いや経験に学ぶだけの人はアホなのだそうです。歴史に学べば自分が体験しない災害への対応も考えるはずです。


今、企業で危険予知というのが流行りです。工場ばかりではありません。事務所でも危険はたくさんあります。例えば荷物を両手で持って運ぶ絵を見て、安全かどうか皆で考えるのです。
荷物を運ぶ もしつまづいたら顔面から倒れるかもしれません。片手を開けておけば・万が一のとき空いている手をつくことで大怪我を防げます。

「それじゃ、大きなものは運べない」と言いますか?
そういう仕事が発生するなら、台車を用意するとか、必ずふたり作業にするのが正しいのです。

危険予知は一人でもできますが、多くの人が見れば、たくさん危険が見つかります。
そういうことをしていると、働く場、暮らす場での危険を減らせますし、危険への感受性が高まります。


津波
私は定年後、嘱託をしていたが、2014年にそれも辞めた。しかし何もしないとボケると思い、マンションの老人クラブに入った。
老人クラブで年上の人から、市の老人大学に行って、自分の住む町の歴史とか文化を勉強しろと言われた。そうしないと町への愛情がわかないという。

それで老人大学に入った。専攻がいくつもあるので、市の案内人養成講座を取った。街の歴史、祭りの由来、土地の伝説などを学んで大変勉強になった。

被災地
修了時は卒業論文を書かねばならない。いろいろ考えた。
まだ東日本大震災の記憶が生々しく、湾岸近くでもある。観光客を案内していて、津波の警報が出たらどうするかは、重大だと考えた。

それで過去の東京湾の津波の状況、案内対象の名所旧跡の所在地の状況などを考慮して、どこにいたらどこに避難するかを考え、実地で確認した。
まあそのときは、調べたことをきれいにまとめて無事卒業した。

ちなみに同級生たちは案内人になったのかと言えば、案内人になりたい人は多く、観光客は少なく、20人くらいいた同級生の内2人位しかなれなかった。
そのふたりも仕事がないとぼやいていた。もちろん無給のボランティアであるが、仕事がなければ楽しくない。

卒業論文は美辞麗句でまとめたが、正直言って私は津波が来たら、まず逃げられないと実感した。ということは観光客の案内をして地震に合えば、共々死ぬしかなさそうだ。
なにしろ海岸から陸地2キロは真っ平らだ。少しでも高いところにと思っても、老人が2キロも走れるはずがない。

では近くのビルに入ろうと思っても、商業施設とか官公庁の建物はない。企業やマンションはカギがかかっている。助けを求めても対応してくれるか、その前に建物に人がいるかさえ分からない。
万が一のとき、お客様の安全が確保できないなら、そのようなリスクの高い仕事をすべきではない。案内人に応募するのを止めた。

そして住むなら津波が届かないところにしなければと思った。常に家にいるわけではないにしても、津波が来て家を失えば避難所生活しかない。たとえ半壊しても家が残っていれば、衣類や貴重品を確保できるだろう。
今回の令和8年千葉豪雨でも、家を失った多くの人たちが車の中で何日も寝泊まりしているのをテレビで見ると、そう感じる。
津波に限らず地震でも台風でも、なるべく被害が少ない場所に家を持つべきだ。


令和8年千葉豪雨災害を見て思ったことは二つある。

ひとつ
この程度の災害で足止めを受けた通勤客、旅行客が多い。その対応はまだ不十分だ。直下地震が起きれば、この人数の数十倍が帰宅困難になるだろう。

千葉県の対応が遅い。2019年の台風被害の教訓はなかったのか?
大雨が降るとは私が田舎に行く前、11日から天気予報で語っていた。行政の「これほど降るとは思わなかった」というコメントを見たが、単なる大雨ではなく線状降水帯が出現すると天気予報で予報していたのだ。

県知事はもっと早く動かないとダメだろう。アンダーパスを事前に通行止めしておけば死者も減ったろうし、動けなくなった自動車が3,000台近く(メディアによって数字が2,500~2,800バラツキあり)路上に放置される事態にもならなかったのではないか?
なにも県知事はテレビカメラの前で深刻な顔することはない。政府から金をとりつけ対策を考えて実行せよ、そして県民に情報を出せ。それが知事の仕事だ。

ひとつ
一般人の危険予知、緊急時対応が鈍感だ。自分の命に係わる緊急事態と、認識していないのではないか。
テレビで地元民が言っていたが、「行くな!行くな!」と声をかけても停まらずに、アンダーパスに走り込み、車が屋根まで水没したとか。
洪水 ドライバーは何を考えているのか?
車が大事とか、無理しても家に帰ろうというのは止めるべきだ。非常時には車を捨てることを躊躇するな。

テレビを観ていると民家の中、商店の中に水が入り階段まで水位が上がっていく状況が映っている。当然、その家の人が避難せずに我が家が浸水するのを撮影しているわけだ。
一見、価値ある映像かもしれないが、そうなる前になぜ避難場所に逃げないのか?
大いに疑問である。
洪水で床上浸水になったとき、そこにいても家を守れるわけがない。なぜ逃げないのか?
自分が要救助者になって、消防や自衛隊の手を煩わせるだけではないか?


ところで私の頭痛だが、16日(日)に頭痛がなくなったことに気付いた。
どうしてだろう?
たまたま家内が会った方から「自分は頭痛持ちで台風が来ると頭痛がひどくなる」と聞いてきたそうだ。家内が私にそれを話して、台風で気圧が下がり、頭痛になったのかもしれないという。

「頭痛の原因」をキーワードにネットで調べたら、日本頭痛学会の「診察のガイドライン(注5)」というものがある。そこで頭痛の原因として、低気圧や高山性頭痛が挙げられていた。

すぐさま自宅の所在地の気圧変化を調べた。気圧はアメダスでは測定しておらず、気象台だけだそうだ。
我が家に一番近い気象台はつくば市館野である。そこの気圧測定データを調べた(注5)。

頭痛が始まったのは、日付が12日に変わった頃だから、まさに台風が頭上に来たときだ。平常時より20hPsほど低くなっている。
これは台風が来たことによる、気圧低下の影響で間違いない。

実際には、台風最接近は11日24時頃であり、その時刻の気圧のデータはないが、11日21時では館野の記録は984.4hPaである。それに台風の中心が我が家の近くを通り過ぎたが、館野は我が家から40キロも離れていることを考慮すると、我が家では天気予報で報じた中心気圧980hPsまで下がったのかもしれない。普通の大気圧は1013hPsだから30hPs近く下がったことになる。
なおいろいろ読むと単に気圧が低いことより、気圧変化が激しいと頭痛が起きるらしい。

気圧計
画像の枠線に丸みを付
けられるとは、初めて
知りました。あいうえ

30hPs(ヘクトパスカル)違うと300m上ったことになる。東京タワーの上の展望台(250m)までエレベーターで一挙に上がれば、耳はキーンとなる。それくらいの差である。

ところでスマホの気圧計アプリがある。あれって、けっこう精度が高い。館野気象台の数値との違いは1~1.5hPsしかない。
私はスマホの気圧計を、ウォーキング中に海抜を知るのに使っている。


ぬれ落ち葉 本日思ったこと

私も人生で落し物をしたとか犯罪被害にあったことは何度かある。だけど災害の被害にあったことはまだない。
それは運が良かったことも大きいと思うが、私が気が小さく用心深いこともあると思う。なにしろ崖に近づかなければ、崖から落ちる心配はない。
私は崖のそばには住まないし、過去に洪水の起きた場所、ゴルフ練習場のネットの支柱の高さより近くに住む気はない。




文末脚注
  1. ・Earth Apps 海面上昇シミュレーター
    ↩

  2. ・震央分布図(過去100日間)
    ↩

  3. ・土砂災害を考えるときの盛土と切土、宅地造成等規制法と土砂災害警戒区域
    ↩

  4. ・市原ゴルフガーデン鉄柱倒壊事故
    ↩

  5. ・日本頭痛学会 頭痛の診療ガイドライン
    ↩

  6. ・気象庁指定気圧面の観測データ 館野

     頭痛になった日の前後の気圧推移(つくば市館野)
    ★日★n曜日n気圧(hPa)状況備考
    3月1012.8
    4火1011.7
    5水1009.6
    6木1008.4
    7金1006.9
    8土1005.8
    9日1006.1
    10月1004.8
    11火984.410時福島県沖100km地点
    19時 茨城県千葉県の県境に上陸
    12水1004.80時頃 台風が千葉県通過
    9時丹後半島沖の日本海で熱帯低気圧に変わる
    頭痛酷い
    13木1005.9令和8年千葉豪雨とは、13日夜から14日にかけて
    降った雨をいう
    頭痛
    14金1007.6頭痛
    15土1009.9頭痛
    16日1011.3
    17月1013.4
    18火1014.5

    つくば市館野は海抜26mなので、海面での気圧はこの数値に3hPs足したものになる。
    そうすると平常時は大体1013hPs(以前の表現では1013ミリバール=1気圧)になる。

    表を見ると気圧が下がるのは一週間前からなのに、戻るのは4日だ。これは台風が消滅したからなのか、なぜなんだろう?
    ↩





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