ISO昔話4 認証準備2

26.09.10

注1:この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。
ご注意ですが、法令は物語の時点を記しており、その後、改正があって現時点と異なるものがあります。

注2:ISO昔話とは



前回の続きです。

1992年11月初旬
ここは前話で一番目に登場した某電子機器メーカーの、日本工場である。
イギリス駐在の安藤氏が手配して、イギリスの現地会社でBS5750認証のとき中心になって活動した、品質保証のエンジニア、オリバー・テーラー34歳がやって来た。

オリバー・テーラー松井
オリバー・テーラー松井

ゆくゆくは日本の全工場で認証することになるだろうが、まずは横浜工場が認証しなければならないなので、そのための計画や実施事項の講義をお願いしている。

オリバーは日本語が得意でないので、イギリス工場に出向している松井が通訳として同行している。
テーラーも松井も久しぶりの日本出張でニコニコである。ましてやちょうど紅葉のシーズンだ。京都に行こうなんて話をしている。


講義はまる1日を予定しており、その後1週間ほど各部門での実施事項について話し合いをする予定だ。

今まで顧客から要求されていた品質保証要求は、品証が窓口で、審査を受けるのは設計と製造でほぼ間に合っていた。ULの場合でも、倉庫とか出荷などが審査を受けただけだ。
ISOでは購買とか文書管理、教育などもあり、まして経営層も監査も対象になるというので関わる部門はものすごく増える。

初めて外部の審査(監査)を受ける部門では、何を準備すればよいのか、どういうことを聞かれるのか、一から教えてもらおうと待ち構えていた。


オリバー・テーラー 松井
人人人
人人人
人人人

工場の会議室に聴講者が約40名座っている。
テーラーと松井が座る。
松井が予定時刻になると立ち上がり、それじゃ始めますという。


オリバー・テーラー 「私はオリバー・テーラーと言います。話せる日本語は、コンニチワ、サヨナラくらいです。それでこれから母国語で話します。松井さんが通訳します」

そこから英語に切り替える。それを松井が一行ずつ訳していく。

松井 「英語で話すのは良いこともあります。それは日本で英語のまま使われている言葉はたくさんありますが、英語本来の意味でないことが多いこと。それからISO規格は英語ですが、それを訳したJIS規格は正しく訳されているのか不安だからです。

前者の例を挙げます。ISO規格ではpolicyを作れとあります。JIS規格では、policyを方針と翻訳しています。
方針とpolicyは同じ意味でしょうか?

私が入社したとき、この会社の品質方針を見て、これはスローガ(標語)ンかモットー(信条)かと思いました。聞くと日本の方針とはそういうものが多いそうです。長くても漢字の熟語でなく文章になった程度らしいです(注1)

日本の企業には企業理念とか年度方針とかありますが、いずれも方針と言うには帯に短し襷に長しでピッタリしません。

日本語概ねの意味英語
社是創業者以来の基本理念・信条creed / corporate philosophy / motto
経営理念会社が何のために存在するかという基本的な考えphilosophy / mission
政策?ある問題について「こういう考え方・方向で行く」policy
年度方針その年度に重点的に何をするかannual policy / priorities
規則具体的な決まりrule / regulation
手順具体的な手順procedure

右と左がピタリと一致するものはないようだ。



ではpolicyとは何かになりますと、英語では、はっきりしています。
英英辞書では『政府、企業、または団体が意思決定を導き、合理的な結果を達成するために採用する、意図的な一連のガイドライン、規則、または行動計画』とあります。

特徴と言うか具備する要件を言えば、組織が何をしたいのか、そしてその理由の説明です。
そしてそのために管理者や一般社員へ判断基準を示します。
問題を解決し目標達成に役立つものであることです。
日本語の『政策』に近いかもしれません」


注:「政策」の英訳は「policy」だ。

松井 「何を語っているのかと思われるかもしれません。
ISO審査では要求事項を満たしているかをチェックします。経営者は品質方針を立てることになっています。もちろん審査のためではなく、会社創業のときに決めているはずです。
では『品質第一』というのを品質方針として良いのかとなると、『品質第一』は今話した要素を満たしているでしょうか?

つまり会社が何をしたいのか分かりますか?、社員が品質に関する判断をするとき、判断基準になりますか?
『品質第一』は方針かと考えると、会社は具体的に何をするのか、何を基準に判断するのかがありません。
ちょっと付け加えて『当社は顧客要求事項を満たす製品を提供することを基本とし、継続的な品質改善に努める』とすると少し品質方針らしくなります。

ええと、今私が申しているのは品質方針が不十分だということではありません。
『方針』ひとつとっても、ISO規格のpolicyとJIS規格の『方針』はずれているから、規格を読むとき英文でも和訳でも、今まで普通に使っている意味ではないかもしれないと注意してほしいということです」

品証課長 「すまん、質問させてくれ。
当工場の品質方針もおっしゃるようにスローガンだ。ということはISO審査までに、新たな何かを作らなければならないということかな?」


品証課長の質問を受けて、松井はテーラーに相談することなく回答した。

松井 「方針という名前でなくても、実際には工場の人たちに、品質についてはこう考えるという工場長の考えは周知されているのではないですか?
例えば年度方針、あるいは新年の挨拶などで。そういうもので先ほど申しました品質方針の具備する要件を満たすものがあれば、とりあえずそれを品質方針とされたらどうです」

品証課長 「しかし方針は『工場のすべての階層で理解され、実施され、維持されることを確実にする』とありますね。新年の挨拶も年度方針も従業員が覚えているとは思えません」


松井とテーラーが何か小声で話をして松井が回答する。

松井 「それは重症ですね。とはいえ、ISO規格では従業員は方針を覚えろとは言っていません」

品証課長 「えっ、だって、理解され、実施され、維持されとありますよ」

松井 「いや文字通りです。理解し、実行し、常にそれを忘れないということです。
例えば工場長が品質の失敗コストを減らせと言ったとき、製造部長は仕損を減らせといい、設計は設計時の許容差の確保かもしれないし、品質保証はリコールに至る問題の摘出かもしれない。課長は更にそれを展開し具体化します。それが更に細分化され、設計者、作業者にタスクとして与えられるはずです。

つまり規格で言っていることは、方針そのものを暗記しろとか理解しろではない。そこから演繹された従業員一人一人の為すべきことを、つまり皆が己の役割を認識することです」

営業課長 「火の用心だな」

松井はテーラーと二言三言話をする。

松井 「イギリスでは『火の用心』に見合った表現はないそうです。皆で方向を合せることを『北極星を目指せ』とかいうらしいですが、同じ意味かどうか分かりません」

品証課長 「いや、よく分かりました。サンキュー、オリバー」

オリバー・テーラー 「どういたしまして。
それからISO規格は聖書と同じです。もちろんISO規格は特別に神様から与えられたものではないし、ありがたがるものでもありません。言いたいことは聖書と同じ考えで読むべきと言うことです。

『モーセの十戒』に『姦淫してはならない』とあれば、ロマンスを妄想するのは良いのです、奥さん以外と性交渉を持たなければよいのです」


モーセの十戒 注:いちゃもんが付く前に
1954年改訳版新約聖書では、イエス・キリストは「情欲を抱いて女を見る者は、心の中ですでに姦淫を犯したのだ」とありました。2017年の新しい版では「女」が「他人の妻」に代わっています。つまり横恋慕とか不倫でなければ良いのです。

でも姦淫とは元々「配偶者のいる人が夫や妻以外の異性と関係を持つなど、不道徳な性交渉や不倫行為のこと(広辞苑)」、イエスさん、拡大解釈すぎるんではないですか(怒)

しかしモーセ時代そして今もユダヤ教ではそういう解釈じゃありません。ユダヤ教の法とも言えるタルムードでは「神は(実行してない)悪い考えを罪とはみなさない」という原則があるそうです。犯罪とは法律でダメとしている物、罪とは神がダメとしているもの。
とにかく、横恋慕しても実行しなければ神の前で許される・・・よかったですね。

松井 「おっと、法律の読み方は文字解釈と論理解釈があるのは日本でも英語でも同じです。文字解釈とは文字通り紙に書いてある言葉通りに受け取ることです。
ISO規格解釈は文字解釈です。とはいえ、日本語訳を文字解釈しても意味ありません。

例を上げましょう。管理責任者という項番で『供給者は、他の責任とかかわりなく、この規格の要求事項が確実に履行、維持するため・・・』という文章があります。
供給者はISO認証を受ける組織ですが・・・この文章の疑問点は『他の責任とかかわりなく』のところです。日本訳を読むと『他の仕事を兼務してはいけない』と受け取るかもしれません。
この日本語を、何遍読み返しても国語辞典を引いても、真意にたどり着けません。

原文では『irrespective of something』とは、『somethingに関係なく』とか『somethingに優先して』の意味です(注2)
日本語で言えば、『管理責任者たるものが兼務している他の仕事が、管理責任者としての仕事の判断や処置に優先してはならない』です。それが担保されるなら兼務しても問題ありません」

品管課長 「ミスター・テーラー、質問です。
つまるところ翻訳された日本語の規格を読んでも、意味がないと言うことですか?」

オリバー・テーラー「まずISO規格は、英語とフランス語が(せい)正本(せいほんの意味)です。場合によってはロシア語も加わることがある。
要するに翻訳された言葉で解釈に疑義があれば、英語かフランス語を読んで正否が判断されるということです。審査で問題が起きた場合は、英文で白黒つけることになります」

品管課長 「そういうことは起きそうですね」

松井 「それから手順書ですが、原文はprocedure(プロシージャ)です。これは『特定のタスクを達成するために用いられる、確立された段階的な方法または一連の行動』のことですが、実際にはそれを定めた文書を言います。平たく言えば会社規則ですね。


注:時代が下がると、文書化するものが多すぎるという理由で、defineがあるものすべてを文書化することはないという解釈に変化したが、1990年代半ばまでとにかく文書を作るという発想は普遍的なものだった。


松井 「日本の法律で『手順を定める』とあれば、手順を定めることでなく、定めた手順を文書とする意味です。
そしてその文書とは、権限のある人の決裁を受けて組織(会社)の中で強制力のあるルールであることが必要です。

では会社の手順を定めたものが手順かというと、それぞれの会社や工場では、会社の強制力のあるルールは、会社規則とか規程と呼ばれているものが該当します。
だからISO規格で『必要な手順を確立し、維持する(stablish and maintain procedure)』とあれば、その会社のルールを定めたもの、規定とか会社規則といったものにするということです。

なお作業の具体的手順を定めたものは『procedure』ではなく『work instruction』といいます(注3)。和訳では『作業指示書』という名称で登場しています。

笑い話でなく本当にあった話ですが、ISO規格で『procedureを定めろ』とあったので、一生懸命procedureと言う名称の文書を作った人がいました。Procedureは範疇語(はんちゅうご)、つまり特定のカテゴリーの概念を表す言葉です。ばい煙、騒音、悪臭などを公害というとき、公害は範疇語です」


松井 「私の話は蛇足ばかりと思われているでしょう。だけど認証しようと走り出すと誤ったことに囚われてまっすぐ進まないことは良くあります。蛇足じゃなく基本、基礎だと思って聞いてください。

こういった例をたくさん聞いて、規格を読むスタンスを身につけてください。そして疑問あれば徹底的に真意を突き止めて、それによって動くことを徹底してください。
生半可な理解で手戻りとかするのは良く発生します」


松井 「それから当たり前ですが、購買というと部品材料を買う部門が関わることと思いやすい。そうじゃありません。調達することです。
同じじゃないかと思わないでください。設計がソフトを外注したり、製造を外注したり、出荷のために運送会社を頼んだり、クリーンルームの清掃を専門業者(注4)に依頼するのは、すべてISO9001では購買に入ります。

それを全部、資材部門の仕事にしないとならないというわけではありません。規格の購買の項番にあることを、物品やサービスを手配するすべての部門で満たすことが必要ということです。
部品や材料を買うとき、品質、納期、安定した供給などQCDをチェックするでしょう。また受入検査方法を決めて実施して、その記録を残します。

設計外注先や運送会社などを選ぶときの評価、実際の成果物の受入検査、問題があったときの処置、その記録を残していますか?
それをしないとなりません」

川田設計課長 「設計部門です。
設計外注をするとき、関連会社や長い付き合いのソフトハウスなどは、候補となるというより、当然発注先になります。
そういうことが許されないのか、そのたびに評価して発注先に適していると評価するのですか?」

オリバー・テーラー 「私は日本の労働法とか下請法を知りません。ですからISO規格対応のことだけ申します。
ISO9000は品質保証の要求事項です。客からの要求と同じです。

ですから外注に出すとき、発注先が期待するものを納入できることが確実かどうかを確認します。
発注先の評価は、過去からの納入品が問題ないことが最も良い証拠でしょう。ですからそういう記録が積み重なっていれば十分です」

川田設計課長 「もし過去に問題を起こしても、政治的な事情で使うことは望ましくないですよね?」

オリバー・テーラー 「当然です。力量不足でも子会社を使わざるを得ないなら、支援して技術力を向上させる対策をしたという証拠が必要でしょう。
商取引としては当たり前です」

品管課長 「運送なども系列会社ですから固定していますが?」

オリバー・テーラー 「常識で考えましょう。日本はそうではないというなら、世界標準じゃないということです」



予定時刻となったので、松井が休会を宣言する。
次は昼食後、1時半からだ。
午後は規格の各条解説である。

皆が続々退場するのを脇目で見ながら、中心となるメンバーが居残って話を始めた。


営業課長 「話を聞いて、ハードルが高くなったか低くなったか?」

品管課長 「品質保証要求そのものは、今までの顧客から要求されたことと同等と思うね。
しかし規格解釈は難しい。顧客要求なら相手と話をして、向こうの本意を知りこちらが対応すれば問題はない。
しかし認証機関という第三者による審査そして判定では、審査員の理解次第でとんでもないことになりそうだ」

品証課長 「テーラーも口を濁していたようだけど、審査員がJISしか読んでないなら、おかしな解釈で不適合を出されることは見えている」

川田設計課長 「同じことを思いました。客先要求なら是非もないですが、国際ルールで間違ったことを言われたらどうします?」

品証課長 「金のかからない言葉使い程度なら修正することは藪坂じゃないけど、無駄金がかかるとか、返って悪くする要求となれば拒否するしかない」

品管課長 「多発しそうだな。審査員は取引と利害関係がないからたちが悪い」

川田設計課長 「利害関係がない方が具合が悪いのかい?」

品管課長 「そりゃそうさ、売手と買手の二者間であれば、品物の用途も基準も理解している。
だから大事な特性には拘るし、そうでなければ妥協することを厭わない。
だが、無関係な第三者なら、どうでもいいところで規格を持ち出して好き勝手なことを語るとか、問題が起きやすい」

品証課長 「ISO9000が品質保証の国際規格なんて嘘っぱちだよな。標準と言って形骸化させてしまい、エキスが抜けてしまっているんだ」

オリバー・テーラー 「おっしゃる通りですよ。ISO9001もテーラリング(tailoring)ということを繰り返し書いています。規格を作った人たちは、だいたいは標準化できても、個々の取引においては要求事項などの加除修正が必要だと理解していたのです。

でも第三者認証になれば組織ごとに対応することなどできません。面倒でもあるし、組織ごとに要求事項が違っては認証された組織は同等とは言えませんからね。
現状では審査を受ける企業が使用する規格がISO9001かISO9002を選ぶことができます。そりゃそうですよ、取引の両者が同意すればどんな契約をしようと良いはずです(注5)

でも噂では設計しているなら、9001しか認証するのを認めないという話も出ています。買い手からすれば、自分の好きにさせてよと思うでしょう。
そんなこともあるし、翻訳によるトラブルは間違いなく問題になります」

品証課長 「英国系の認証機関にすれば良いということでしょうか?」

オリバー・テーラー 「今年はイギリス人の審査員が日本に来て審査すると聞いてます。でもそんなことしていたら高くつき、日本企業も英国の認証機関も儲かりません。
ですから再来年には認証機関の日本事務所あるいは日本の認証機関を立ち上げるでしょう。そのときは日本人審査員になるでしょう」

品管課長 「そうなると審査員の質が低下するということですか?」

オリバー・テーラー 「いや、今は英国でかなりの日本人が審査員の研修、実習を受けています。彼らは素人じゃなくて、既に船級検査とかプラント検査の審査員としての経験のある人が多いです。もちろん英語も達者です。
だからその人たちが主力で審査する時代、そして後任を指導する時代は良いと思います。
でもその次の世代になると、日本語訳された規格を読んで審査するでしょう。そうなったとき、トラブルが起きると思います」

品証課長 「審査員の代替わりには5年とかかかるでしょうから、20世紀中は大丈夫か。
でも日経の認証機関、特に業界系は会社の社内失業者が流れ込むだろうから期待薄だな」

オリバー・テーラー 「期待薄? どういう意味ですか?」

営業課長 「期待が薄い、期待できない、ダメだろうという意味です。
ところで、オリバー、日本語が達人並じゃないか。どうして英語で話していたの?」

オリバー・テーラー 「だって拠点事務所の安藤さんが、日本語で話すと皆真面目に聞かない。英語で話せっていうからさ」

営業課長 「まっ、確かにそうだな」

川田設計課長 「ISO9000は品質を向上させますか?
貴国のBS5750認証制度の成果はどうですか?」

オリバー・テーラー 「ご冗談を、品質保証は品質を良くしませんよ。
品質保証とは、管理方法や条件や基準が確立しているものを、それらから逸脱をさせない管理方法です。もちろん管理条件が解明されていないなら無力です。そして良いものを作る管理だけですから、良くすることが目的じゃありません」

川田設計課長 「えっ!、そうなの」




うそ800 本日の思い出

私の経験だが、1994年頃までは、外国で船級検査をしていたとか、プラント検査をしていたという審査員が多かった。
当時は宴席必須だったから、エライサンの都合が悪いとき・・・誰だって審査員との飲み会に顔を出したくないので理由を付けて欠席が多かった・・・それで穴埋めに下っ端が出た。

そこで、いろいろな話を聞いた。
出張が多くて離婚が多いとか、僻地の現地でゲテモノを食べるのが辛かったとか聞かされた。
かなり粗暴な人もいたが、規格解釈はまともだった記憶がある。

審査員のレベルが下がったのは、大手認証機関が立ち上がった1995年か1996年頃からだろう。
業務監査の経験もなく、品質保証の経験もないと・・・教えられたこと以外知らないのだ。
それでか、バカバカしい規格の誤理解で不適合を乱発していた。

恨み晴らさでおくものか
幽霊


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文末脚注
  1. ISO9001が始まったとき、品質方針が必要だとなり、関係者は泡を食ったのではないだろうか?当時の企業の多くは、方針と言うよりもモットー(信条)とかスローガン(標語)のようなものがほとんどだった。
    Policyに相当するというか、ISO規格のpolicyへの要求を満たすものは少なかったと思う。


  2. 出典
    The Dictionary for the Real World
    LONGMAN
    ・Google AI
    The phrase "irrespective of something" means not being affected by something, or without considering a particular fact or circumstance. It indicates that whatever follows the phrase will not change, influence, or matter to the outcome of the situation.
    「何かに関係なく」というフレーズは、何かに影響されないこと、または特定の事実や状況を考慮しないこと。これは、そのフレーズに続く内容が状況の結果を変えたり、影響を与えたり、重要と取り上げないこと。
    引用元
    [1][2][3][4]


  3. 英英辞典によると、procedureはプロセスにおける一連の手順と各担当者の責任を概説するものであり、work instructionは、そのプロセス内の個々のタスクを実行するための非常に詳細な手順を段階的に示すものとしている。
    現場の指示書だけがwork instructionというわけでなく、オフィス作業においても作業が細分されれば、個々の仕事に就いてwork instructionが作成されると考える。


  4. クリーンルームの日々の清掃は別として、専門業者に外注するのが普通。クリーンルームの清掃だけでなく、防虫やネズミ対策、クリーンスーツの洗濯なども委託する。


  5. 私の経験だが、1993年に自社で設計している製品についてISO9002の認証を受けた。







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