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Javaアプレットシューティングゲーム ΡΟΠΗ(ロペ)

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2012年6月24日

キーが反応しないときはゲームフィールドをクリックしてください。

最近のJava実行環境では署名されていないアプレットは「ご使用のセキュリティ設定により、信頼できないアプリケーションの実行がブロックされています」と表示して実行できないようになっているようです。以下の設定で実行可能となります。
「Javaコントロール・パネル」(Windowsの場合「コントロールパネル」の「Java」)
 →「セキュリティ」タブで「サイト・リストの編集」
  →「場所」に以下のURLを入力し、「追加」ボタン
http://www.ze.em-net.ne.jp/~kenken/rope/index.html

さらに最近は、Javaアプレットを認めないブラウザも出てきているようです。(Google Chromeなど)
この上の部分にゲームフィールドが全く表示されていない場合は、残念ですが他のブラウザで試してみてください。

ΡΟΠΗとは

 「ΡΟΠΗ」(ロペー)は、1985年、 安岡孝一氏がNECのPC-8001というパソコン用に 作成したシューティングゲームで、月刊ASCII誌の1986年1月号にて発表されました。 氏のPC-8001用ゲームとしては、同じくASCII誌1983年7月号の 「FEDORA」(フェドーラ)や同誌1987年7月号に岸和田高校物理部プロジェクトチーム として発表されたパズルゲーム 「XOR」 (エクサー)が有名ですが、ゲームとしての完成度の高さでは、ΡΟΠΗが最高だと言えるでしょう。
 ΡΟΠΗはタイトルもそうですが、なぜか登場するキャラクター名からキー操作の説明 まで全てがギリシア語という不思議なゲームで、ASCII誌の掲載記事は、 ギリシア文字の発音の解説まで掲載されるという異様な記事となっていました。

ΡΟΠΗ80タイトル画面
Copyright(C) 1985 K.Yasuoka.

ΡΟΠΗ80ゲーム画面
Copyright(C) 1985 K.Yasuoka.

 ΡΟΠΗの魅力はなんと言っても、滑らかな放物線を描く砲弾の軌跡と 敵キャラクターの動きのパターンの豊かさで、当時のパソコン用ゲームとしては 異色の出来だったと思います。 PC-8001のグラフィック機能は160×100ドット、8色カラーという現在の環境からは 考えられないほど貧弱なものでしたが、発表当時は画期的なカラーグラフィックとして 持てはやされ、数々のゲームが作成されたのです。 当時、ΡΟΠΗの面白さにはまった私は、640×400ドットという「高解像度」表示が できたPC-9801シリーズに移植し、友人とともに高精細なキャラクターの デザインを作成しました。 このたび、その640×400ドット版のΡΟΠΗをJavaアプレットに移植しました。 キー操作やキャラクターの動きは、オリジナルのPC-8001版とほぼ同じです。 ブラウザの中で動作するΡΟΠΗに時代の移り変わりを感じさせられますが、 ゲームの面白さは今も昔も変わりません。

遊び方

 タイトル画面でPlayボタンのクリックまたは、Enterキーによりゲーム開始です。 次々と飛来するエイリアンめがけて砲弾を発射し、爆発させます。 キー操作は、砲弾発射がスペースキー、砲台の移動はテンキーの1と3で行います。 発射した砲弾は重力により、再び落ちてきますので、当たらないように注意が 必要です。また、エイリアンに命中し飛び散った破片に当たってもいけません。 Shiftキーを押すと、照準が発射されます。照準はテンキーの2、4、6、8で移動 可能です。照準が出ている場合、砲弾は真上ではなく照準を通るように発射 されますので、いちいち落ちてくる砲弾を避ける必要がなくなりますが、 あまり遠くまで飛ばせないので注意してください。 エイリアンには、赤、黄、緑の3種類あり、それぞれ得点が異なります。 また、白いエイリアンも時々現れるようです。
 エイリアンをある程度やっつけると、ステージクリアとなります。 各ステージごとに現れるエイリアンの行動パターンは異なります。 一体何種類の敵が存在するのかは明らかではありません。
 キー操作はオリジナルと合わせるために、テンキーを使用しましたが、 ノートパソコンなどテンキーがない機種も多いので、キー設定を自由に変更 できるようにしました。 タイトル画面で「C」キーを押すと、キー設定ウィンドウが表示されます。 変更したい機能を選択して、キーを押すとそのキーに設定されます。 右端に表示される数字は、現在設定されているキーのキーコードです。 手抜きで作ったものなのでわかりづらいかもしれませんが、ご容赦願います。 画面を見るとわかることですが、同じ機能に2種類のキーが割り当てられるものもあります。 これは元々、照準を出すためにShiftキーを押すと、テンキーがNumLock時の ようになり、操作ができなくなるのを防ぐための技ですが、テンキー以外のキーを 割り当てる場合やShiftキーを使わない場合は、自由に使ってください。

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