*この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。
ジキルQAとの打ち合わせを終えて、磯原と岡山は生産技術本部の事務所に戻る。
席に座る前に岡山は磯原に声をかける。
「磯原さん、ちょっとお話したいのですが、いいですかね」
「いいですよ。さっきのことですか?」
「そうです。会議室でなくて、打ち合わせ場で良いですか?」
二人が給茶機で飲み物を紙コップに注いで、打ち合わせ場に座る。
「博多工場の方が来年度の設備投資について相談に来ました。そのお土産です」
「誰に会いに来たのでしょうか? 用は足りたのかな?」
「磯原さんがいらっしゃらないので、田中さんが対応しました。
来期、と言っても今年ですけど大型プレスを入れるということでした。今日は生産技術との機種選定の打合せで、環境管理課には騒音、振動も届けるようになりますという挨拶でした」
「特段、ウチに宿題はなかったのですね?」
「ありません。お土産もらうのも恐縮してしまいました。通りもんです。
(と言いながら柳田は食べる。多分、彼女は二個目か三個目だろう)
ところでどうだったのですか、今日の来客は?」
「ご存じと思いますが、今までは本社のISO審査は品質環境センターでした。昨年末の暴行事件で、認証機関を変えようということになりまして、とりあえずジキルQAを呼んで、当方の希望が叶うかどうかの確認でした」
「ISO審査って部品や材料の製品と違い、人間がするサービス(役務)だから、その品質は認証機関が同じでも一定しないですよね。認証機関ではなく審査員を選ばないと、良い品質は期待できないでしょう」
「私もそう思います。実は磯原さんに相談しようとしたのは、審査員を提案されたとき、片桐氏の名があったら忌避しようということだったのです」
「彼の言動からその気持ちは良く分かります。ただなあ〜、彼の実際の審査がどんなものか分からないですよね」
「お名前が分かれば、調べてみましょう。当社の工場か関連会社に、審査に来ているかもしれませんよ」
「あっ、そうだよね。ついうっかりしていた。
ええと、名刺、名刺と……これです。柳田さん、調べてもらえませんか?」
「ちょっとお待ちくださいね」
柳田が名刺をひらひらさせながら自分の席に戻るのを見ながら岡山が言う。
「片桐氏って、上から目線というか我々を下に見てますよね」
「同感です。ビジネスなのだから、最低限のマナーは必要だろう。彼はそれを理解していない。
橋野さんにしても、私に『ここに置いておくのがもったいない』なんて言っていた。誉めたつもりかもしれないけど、ふざけていますよ。あれって、自分の仕事のほうがレベルが高いという意味でしょう」
「私もそう感じました。ちょっとずれてますよね」
柳田が戻ってきて、磯原から預かった名刺とプリントアウトされたPPCを1枚テーブルの上に置く。
「片桐啓介、3年前に高知工場の審査に来ています。リーダーではなく陣笠でした。
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「ふーん、じゃあウチのルールとしては忌避決定だね」
「私が言うまでもなかったようです」
「発言してもよろしいですね?」
「何を言ってるんですか!、今まで話を主導していたんじゃない」
「今日の打ち合わせに来たということは、本社の審査のときはリーダーとして来るということでしょう。それなら来てもらったらいいんじゃないですか」
「えっ、なんかさっきとは論理が変わってますね。わざわざもめるようなこと言わないでくださいよ」
「でもさ、岡山さんの話では高知工場で忌避されていても、ジキルはそれに気付かず、それ以降も我が社に派遣しようとしているんでしょう。
工場では態度が悪いと言いにくいなら、本社の審査でおかしいことがあったら、審査中に抗議してもよいし、審査後にはっきりと苦情を出してもよいのではないかしら。そして二度と我が社関連のところに派遣させないという方が良いじゃありませんか。
日本的に表沙汰にしないでうやむやにしておくと、いつまでも問題が残りますよ」
「分かりました。今後の判断の参考にさせていただきます」
「おやおや、それもまた玉虫色のご返事ですね。それとも婉曲な拒否なのかしら?
ところでもうお二人の打ち合わせは済んだのですか?」
「はい、話そうとしていたことは柳田さんが語ったようなことです」
「そいじゃ、私の提案です。
今年の審査は時期を株主総会後で夏季連休前と聞いてます。まだ半年以上ありますね。過去にはアメリアとか佐久間さんがいて、事前に指導や点検をして問題ないようにしていたと思います。今年は一切そういうことを止めたらどうでしょう」
「それは理想だけど、いくらウチが並みより良いと思っていても、何もしないではなあ〜」
「今日私が語った論理ですが、会社規則にISO要求事項がすべて網羅されているわけで、会社規則を守って仕事をしていたなら、ISO審査でまったく不適合が出ないはずです。
であれば、現状そのままで審査してもらい、おおいに規格不適合を出してもらい、それを適合だと説明して追い返すというシナリオではいかがですか。
とはいえ、会社規則を100%守っているはずはないですね。私もですが……
ならば、ISOのためではなく、各部門に会社規則を守っているのかどうかを自主点検させたらどうですか」
「自主点検といってもあまりにも幅が広くて手に負えないし、何をするのか分からないのではないですかね」
「確かに決裁は定められた人がしているか、日常点検はもれなくしているか、業務報告は忘れず遅れずしているか、旅費精算を期限までにしているか……点検しきれないですね」
「話は変わりますが、去年2015年は当社創立100周年でした」
「ああ、去年は盛んにキャンペーンしていましたね。
創立記念日に配られたケーキ🎂を持って帰ったら娘が喜んでいた」
「そして今年は会社規則制定から100周年だそうです」
「なんか見えてきましたよ。あれですか、会社規則制定100周年記念として業務の一斉点検でもするんでしょ?」
「そうです。でも一斉点検ではないのです。毎週 今週は何の規則を守っているかを点検しましょうというメールを各部門、いえ全従業員に発信して自主点検をさせるのです。
そして不備を見つけたら上長とその規則の所管部門に報告するのです」
「もっとも不具合を多く見つけて是正したところを表彰するとか」
「それも良いわね」
「なんか環境とかISOと関係なさそうな気がしますけど」
「会社規則を守って仕事していればISO14001の審査で問題ないというせこいことでなく、会社の規則を守っていれば遵法も会社のルールも守られ、ISOも問題ないという発想をしましょうよ」
「確かに面白いですね。今週は決裁が定められた人が滞りなく行っているかを点検しましょうとか、次の週は出張前に届けをしたか、旅費清算と出張報告は速やかにしているか点検しましょうという塩梅ですね」
「今週はと言わず、毎日点検することを一つに絞ったメールを送って、簡単なことをさせれば飽きないでしょう」
「すると環境管理課だけの話ではないよね」
「磯原さんは課長です」
「課長代行だよ」
「代行は省略します。課長は自部門だけでなく全社を良くしていく責任があり、権限もあります。そのためには他の部門の管理職を動かすことも仕事です。頑張ってくださいね」
柳田に焚き付けれた磯原は考える。まず会社規則制定100周年にかこつけてイベントというかキャンペーンをするとして、その真の目的は何だろう?
どうしたものか |
新入社員に強制的に飲ませれば強要だし、急性アルコール中毒になれば傷害罪、飲んで自転車に乗れば道交法違反である。
同僚からお金を借りて返さなくても刑事事件ではないが、普通は返す約束をしているだろうから、下手すると詐欺罪とか、返さないでごねたりすれば恐喝になる。
じゃあ会社規則の遵守点検の目的となると、会社の評判を落とさない……そんなショボイものではない。会社のブランドイメージアップ?……評判を落とすのと同じか。
昔学校で目的論とか義務論とか習ったな。目的論で考えると、社会正義を実現するためだろうか、自己実現だろうか?
社会的制裁を避けるためにするなら義務論となる。懲戒処分を受けないため、周りの人にも悪事に関わってほしくないためだろうか?
磯原は一人で考えても埒が明かないと、相談相手として思いついた相手に電話して会ってもらう約束をつける。
磯原は、夕方16時過ぎに人事部を訪ねた。話し相手は人事部の下山である。磯原は上西課長が問題を起こしたとき、下山と話をしたことがあった。
下山は柳田の夫であるが、磯原はそれを知らない。
「相談とのことですが、なんでしょう?」
「仕事のことですが、深刻ではありません。ちょっとキャンペーン的なことをしたいのですが、具体的どうしたら良いか分からないのです」
「キャンペーン? どんなことでしょう」
「環境管理に関して工場や本社で、ここ半年で何度も問題が起きています。
原因を追い詰めていけば、真面目に仕事をしていないことが第一原因に思えます」
「仕事を真面目にしていないとはただ事ではないですね。具体的には?」
「例えば決裁とか判断を会社規則で定めた人がしていない、記録や議事録を残していない、そんなことですね。小さなことに思えますが、それが大きな問題につながっているのです」
「話を聞いただけでは因果関係は分かりませんが、そうだとしましょう。磯原さんはそれでどうしたいのですか?」
「昨年、我が社は創立100周年でした。今年は会社規則制定100周年なんだそうです。ということでそれをだしにして、会社規則を守ろうというキャンペーンをしたいのです。
とはいえ環境だけというのもおかしいと思います。どんな仕事でも仕事の手順や決裁権限などは会社規則で決めています。ですから人事はもちろん、文書管理担当の総務とか、図面管理の技術管理とかを巻き込んで会社規則を守っているかの点検をできないかなと思ったのです」
「なるほど、面白そうですね。
でも、具体的な方法とか、それをすることによる効果とかの見当は付きませんか? 何をするにも手間暇はかかります。当然それに見合った成果を要求されます。
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人事でもやってますよ。セクハラ・パワハラ防止とか健康増進、障碍者雇用支援、交通安全、正直言って旗振っている自分でも効果なんてないと思ってますよ。頑張っているという証拠づくりかな、アハハハ」
「実を言ってISO対応が頭にあったものですから、本社支社を対象と考えています。そこで働いている人は派遣社員や関連会社も含めて、皆パソコンとメールアドレスを持っています。それが前提です。
イメージしているのは、4月から毎月の行事の担当部門が、その行事に絡めて会社の業務について会社規則、清掃とか製本などをしている関連会社なら、作業指導書とか運転手順とか名称はいろいろでしょうけど、そういった作業標準を見て仕事をしようというメッセージを送りたいのです。
あまり抜本的とか過去のものまでとなると、大ごとで簡単にはできません。それで短時間に個人がチェックできるものを、毎日発信することを考えてます。
まあ、完璧な点検を目指すのではなく、規則を思い出すのが目的ということで」
「ちょっとイメージがわかないな。具体例で説明できませんか?」
「例えば決裁印は押印欄に記載された職位の人ですか?とか、課長が不在ですぐに決裁が欲しいときどうしますか?とかいうような感じです」
係長 | 課長 | 部長 | ||
東山 | 第3係長 23.09.21 藤 島 |
|
× | × | 〇 |
・代印の表示がない ・代理決裁者は定められた人か? (B-XXXX)に定められています。 |
「こんな風に簡単で分かり易い例を挙げて考えさせ、下のほうに『会社規則○○に決まっています。こうするのが正解です』というようなものを考えてます。
朝メールを見て、自分の前にある書類を1件2件見るだけなら何分もかかりません。いや元々、全件チェックするのが仕事ですから。当然不具合があれば差し戻してもらいます。
今3月ですが4月になれば、若年層の性暴力被害予防月間とか、20歳未満飲酒防止強調月間というのがあります。いずれも人事担当かと思いますが、歓迎会での新入社員に酒強要禁止とか、電車の痴漢や社内のセクハラの注意事項をなどを数回に分けて、注意喚起するような……」
「なるほど、面白そうですね。金はかからないけど、問題や表現を考えるには頭を使いますね。よほど適切なケースを想定して上手い文句というか語り掛けないとアレですな……そしてやるなら各部門を広く巻き込まないと……
磯原さん、そんなことをどうして環境部門がやろうと考えたのですか?」
「最初に申した通りですよ。昨年起きた環境事故や違反のほとんどは、会社規則を守っていれば防止できたのです。そしてまた、ISO審査でチェックされることは会社規則を守ることで100%満たされるのです。
とはいえ会社規則を守っていないから違反や事故が起きているし、ISO審査で不適合が出される。だから皆さんに会社規則を守ってもらわなければならない。じゃあ、どうするかってことです」
「規則を守ることは身を守る」
「そういえば、柳田さんも同じことを言っていたな(第65話)。誰かの言葉ですか?」
「私が入社したとき、教育担当の方が耳にたこができるほど語っていました。柳田さんも新入社員教育で聞いたのではないでしょうか。
規則を守るのは会社や他人のためではない、自分のためということです。
同期で私と同じく人事に配属された奴がいましてね、退社して寮に帰る途中で酒飲んで、自転車で自損事故を起こしたんです。社員に範を垂れるべき人事の人間が〜とそれ以降冷遇されて、辞めちゃいました。可哀そうとは思いますが、残っても先は見えてますし…
磯原さん、アイデアを盗むわけではないですが、この件、人事主導で関係部門を集めて話して良いですか?」
「実を言いますと、私のアイデアではありません。ウチの柳田さんのアイデアなのです」
「へえ! アイデアパーソンはどこにでもいるんだなあ〜」
(下山はいささか驚いた様子だ)
「誰のアイデアでも実現できて、その結果、歓迎会で急性アル中が出ないとか、出張旅費清算が早まれば皆がハッピーで大成功ですよ。もちろんISO審査も問題なくいってほしいです。
ともかくメインテーマは、会社規則を理解しようということにしてほしいです。そうでないと今年やる理由付けがないですからね。
おっと私も混ぜてもらえるのでしょうね?」
磯原は柳田が下山の奥様とは知りません。
翌週の課内ミーティングである。
今年の本社のISOは認証機関を変えること、実施時期も梅雨明けを予定しているなどを説明する。そしてISO審査対応としてリーダー岡山と担当田中、坂本を指名する。もちろん3人とは役割分担とかスケジュールは打合せ済だ。
ミーティング終了後に、3人を残して打ち合わせする。
「ISO審査といっても何も特別なことをするつもりはありません。とはいえ何もしないでも不安です。
そもそも論ですが、我が社のルールは会社規則が最上位で、工場では工場規則、製造では作業指導書とか工作仕様書あるいは環境管理では設備保全要領とかに展開されている。
就業規則も会社規則の一つですが、そこで従業員は会社規則を遵守して業務に勤しむこととあります。つまり業務において会社規則を遵守するのが義務です。
一方、ISO要求事項というのは、規格制定時に現れたというものは実はあまりありません。そのほとんどは過去より企業などの組織においては当たり前のことで、組織においては実施するのが必須というものの集大成です。
そして条約を国内法に展開するのと同じく、会社の事業に関わる法規制は会社規則に展開されている。環境とは違いますが、パワハラ禁止、セクハラ禁止なども会社規則に織り込まれている。
ということで三段論法から、会社規則を守っていればISO要求事項はもちろん、業務に関する法律も……そこには環境法規制も含まれるわけですが、法律も守ることになる。
で皆さんにお願いしたいことは、ISO審査のためであるわけですが、本社と支社その出先機関である営業所において、会社規則を遵守するような指導です。点検は皆さんの仕事じゃない。それは管理者の仕事です。
それではそれぞれの担当業務をお話しします。
岡山さんはISO審査対応のとりまとめです。認証機関との交渉窓口、基本的に日程、費用支払い、トラブル対応など。
岡山さんは計画を立て進捗を確認し、毎週の課内ミーティングで進捗の報告をお願いします。報告は遅れてます、困難ですでは困ります。常に対策案を示してください。
それからお願いですが、この三名は常時情報を共有して、誰かが不在時でも代わりが務まるようにしてください。担当がいないと分からないでは困ります。
また仕事の過不足を調整してください。細かい分担の決定は岡山さんにお任せです。
ええと田中さんには本社の指導とフォローです。
まずは事業部の点検です。アドミニストレーション、つまり工場の環境管理を把握しているか、指示支援をしっかりとしているかです。
本社のビル管理を確実にする。対象となるのは、基本は総務部です。但し本社といっても大手町のこのビルだけではなく、事業本部の一部は別ビルに所在しています。そのビルの管理は総務が指示した場合は総務部ですが、事業本部が独自に借りている場合は事業本部が管理しなければなりません。そのあたり事業本部にヒアリングして状況をみて対応してください。また事業本部が倉庫を借りているケースがあります。
そういった本社ビル、別ビルのオフィス、倉庫の点検をお願いします。
坂本さんは支社と営業所におけるビル管理、倉庫を借りている場合はその点検をお願いします。関係法規というと廃棄物とか省エネ、自家発電とか倉庫を持っている場合は消防法に関わるかもしれません。
そういえば以前、坂本さんが対処してくれた太陽光発電の問題もありましたね。
まあそんなです。
もちろん担当の調整とかは三人で協議してください。
お願いは部門費の管理もありますから、出張は基本1名とする。みなさんベテランですから金魚の糞のようにぞろぞろ行くことはないでしょう。
質問ありますか?
「今度の認証機関はジキルQAの予定です。そこで認証している工場が三つありますので、坂本さんが出張で近くに行くことがあれば、一日くらい立ち寄ってどんな審査なのか、特徴とか問題とかヒアリングしてきてくれませんか」
「承知した」
「ジキルQAは廃棄物など即物的なことに注目しているのか、環境管理という機能に注目しているのか、そこんところを知りたいですね」
「確かに本社の審査といっても、工場や関連会社の管理を著しい環境側面と考える認証機関はあるのかね? 案外そんなことを考えてないのかもしれないね」
「まだ審査のための書類を出してはいませんけど、ウチは本業がメインであること、本社の著しい環境側面にもアドミニストレーションをトップに書いているから気付くとは思うけど」
「本社支社と分けるのではなく、アドミニストレーションなら事業本部と支社と工場との関連もあるから一人の人が関連を含めて調査と指導をしたほうが良いのではないかな」
「今回、工場は対象外だけど、確かに営業本部と支社は密接な関係にある。そこらへんは先ほど磯原さんが言ったように、個々に考えましょう」
「ジキルQAに、これが真の環境管理だってのを見せてやりましょう」
「そう力むことはないですよ」
「私は思うんですけどね、ISO規格などどうでもよいのです。法律を守っているか、会社規則を守っているか、環境実行計画を推進しているか、それだけですね」
「行きつく先はISO認証無用論かい」
「それも否定はしませんが、まずはあの片桐の野郎を討ち取るぞ」
「なんですか、その片桐って親の仇ですか?」
本日の疑問
ISO14001の意図は「遵法と汚染の予防」である。もしISOと無縁な方法で「遵法と汚染の予防」が成されたなら、ISO規格も認証も不要なのであろうか?
ISO規格はそもそも目的ではなく手段である。しかも手段である規格通りすれば、良くなると保証されてもおらず、良くなって欲しいと願うだけのしろものだ。
なんでシャカリキにshallを満たそうとするのか? 😧
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