ISO第3世代 117.会社規則を読もう3

23.10.30

*この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。

ISO 3Gとは


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2019年6月になった。
5月末に梅雨入りしたようだが、2019年の梅雨はシトシトと長く降るのではなく、数日降ると数日晴天が続くというパターンで、そう陰鬱な感じではない。

「会社規則を読もう」キャンペーンは順調に浸透している。いや少しばかり行き過ぎかもしれない。もちろん会社規則を守ることは当たり前のことであり、ISOのためではない。法を守るのと同じく、企業内では会社規則を守ることは必定だ。
男に人 会社に限らずルールは守るのは社会人の務め。
もちろんルールは正しくあるべきであり、常により良くするために見直しが必要であり、されなければならない。

どこかの国のように、憲法は金科玉条、不磨の大典などと信じてはいけない。
ルールを見直ししなければならない理由は明確だ。人間は完ぺきではないから、人の作ったものは常に検証し改善が必要であること、また人間社会も取り巻く環境は常に変化しているから、最善ではなく最適を求めて変化しなければならないのである。


*****

ここは営業本部の業務部である。
総務課長である幸田は、業務部長から転送されてきたメールを眺めて呆然としている。



営業本部 業務部長殿

総務部 本社総務課

会社規則改定等の要請について

「会社規則管理規則」において、会社規則はその規定する内容が変更あったときは半年以内に改定または廃止すること、過去5年間改定・見直しがなかったものはそれから半年以内に必要な改定・廃止または見直しを行うことになっています。
現在、貴部門所管の会社規則が67本あり、内37本が上記に反して6年以上、改定・廃止または見直しが行われておりません。
本年は7月末にISO審査が行われる予定ですので、7月初旬までに該当の会社規則の処理をお願いします。

もし未処理の場合は、ISO審査で貴部門が不適合となるかもしれませんので為念。
以上
幸田課長です
幸田課長
まったくこんな仕事、
どうすりゃいいんだ?


該当する規則名一覧
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・




正直言って何度読んでもわけが分からない、いや意味は分かるのだが、簡単ではないぞ。
ええと、自分が理解したのは、ひとつひとつの会社規則を担当している部門があるわけだ。そして営業本部の担当しているものとして67の規則がある。
また各部門は担当している会社規則を、5年ごとに、規則そのものが必要か/不要か、存続する場合には改定が必要か/否かを吟味しなければならない。そして必要な処置をしなければならない……ということで良いのかな?

この通知は、営業本部が担当している会社規則37本を、ええと今は6月頭だが、7月頭までに検討して処置しなければならないと告げていること!
実働20日として毎日2つの会社規則を……

こりゃ大ごとだな。できるのか?
部長もめんどくさいって、俺に丸投げかよ。
俺も丸投げと言いたいけど、やらなきゃ俺の責任だぜ。ああ、どうしよう?


中本千歳
中本千歳です

幸田は中本を打ち合わせ場に呼ぶ。彼女は社員で業務部にいる庶務の女性4名中最年長で、庶務担当者を仕切っている良い意味のお局だ。

幸田課長 「というわけで、ここに書かれた37の規則を、大至急見直さなければならないことになった。
ちょっと考えても、できるとは思えない。どうしたら良いだろう?」

中本千歳 「課長がご心配されるのは分かりますし、普通にやったら半年くらいかかると思います。
実は営業本部だけでなく、今、どの部門でも同じ通知を受けて大騒ぎしています。早い部門では1週間くらい前でしょうか、ウチに来たのは遅いほうです」

幸田課長 「へえ、知らなかった。さすが庶務ネットワークはすごいね。それで他の部門はどうしているの。困った、困ったと右往左往しているのですか?」

中本千歳 「いや、ご心配なく。いずれウチにも来るだろうと、いろいろ対応を考えておりました」

幸田課長 「おお流石ですね、それで……」

中本千歳 「まず先行している部門を訪ねて、どんなふうにしているのかをお聞きしました。
いろいろな流儀がありましたが、もっとも成功しているのは、会社規則を皆に割り振って読ませて、現実と齟齬あるところとか、問題点について提案してもらう。そしてミーティングで対策を協議してまとめを課長級に提出する。
課長級がそれを評価して採否を決定する。決定したものを庶務担当が電子データを修正して仕上げ、所定の決裁を受けて総務部文書管理課に提出するという流れです」

幸田課長 「それって当たり前の手順じゃないの?」

中本千歳 「当たり前って言っちゃえばそれまでですけど……1人に1件割り振って見直しをさせていた部門は、全然はかどっていませんでしたし、全員集まって討議したところは何も決まらず未だに進展していません。

私が良いと思った方法でするとして……営業本部は37本でしたっけ、ここには総合職が100人いますから、まあ70人が協力してくれるとして、一つの規則を5人が読むとして、1人が会社規則2.5本読めばOKです」

幸田課長 「何人が読んでも、わけ分からない人ではしょうがないだろう。それに平均2.5本読むとして何時間くらいかかるんだ?」

中本千歳 「会社規則というと法律のようなイメージかもしれませんけど、実際はボリュームがあっても10ページ、短いものなら2ページ、平均すれば5ページくらいでしょう。とすると一人がチェックするノルマは12ページになります。

まして書いてあることは毎日している仕事ですから、書いてある手順がおかしいとか、帳票や用紙の様式変更があったとか、書き漏れていたとかは分かりますよ。
まあ数回読んで疑問点を朱記するくらいなら、1件1時間、2.5件として2時間半でしょう。

それに完璧じゃなくても良いのです。多少見逃しがあっても現行の規則が70点なら90点にすればよいのです。チェックした結果、問題があって調査や検討に時間がかかるものなら検討中という処置もあるでしょう。
そもそも確認して問題ないものだって、半分かそれ以上あるでしょう」

幸田課長 「なるほど、OK、OK、中本さんの案で行こう。
おっと、Wordで打つのだろう? 元データがないと一から入力するのかい?」

中本千歳 「会社規則の制定や改定の際には、作成して検印を受けたハードコピーと一緒に、電子データも文書管理課に提出することになっています。だからこちらで電子データをなくしていても総務部からもらえます。
Wordのバージョンが古くても、互換性がありますから問題ないです。改定箇所を数行直す程度ならアッというまですよ。

37件中、改定が20件あるとして、1件1時間として庶務担当1人で2日半、皆で手分けすれば数時間でしょう。
チェックに2日、検討に2日、課長の審議で1日、修正作業に1日、決裁ルートで2日として、2週間あれば余裕です」

幸田課長 「中本さん、さすがだよ! よし、そいじゃ明日の朝、全体朝礼をして、会社規則の見直しを依頼しよう」

中本千歳 「あのう、ひとつよろしいですか?」

幸田課長 「なんでしょう?」

中本千歳 「総務部から同文の公文が、毎年今の季節に来ているのですよ。
人事異動と職制改正が4月にあって、落ち着くとなると今の時期になるわけです。それで毎年、職制改正などを反映して会社規則を直しなさいというわけですね。
だから毎年通知が来たら、その年の分……せいぜい10本でしょう……それを見直していれば、大騒ぎすることがないのです」

幸田課長 「ということは今まで何年もしていなかったということ?」

中本千歳 「そうです。課長だって通知を見ていたはずですよ。全然覚えていませんか?

今年はISO審査で、基本である文書管理でボロを出したくないということから、総務部が厳しくフォローするようです」

幸田課長 「そうだったのか〜、慚愧ざんき慚愧ざんき



*****

スラッシュビル管理(株)の事務所である。
スラッシュビル管理の野崎事業所長と、総務のキヨちゃんが大声で話している。議論しているようだ。脇で柳田が聞いている。

キヨちゃんですって廃棄物のマニフェストの9割が電子マニフェストになったのに、未だ電子マニフェストの手順を決めていないって」

野崎さん 「そんなに大声を出さなくても聞こえますよ。
あのね、そもそもはスラッシュ電機さんの総務が、私どもにマニュアルを渡して仕事をさせることになっているわけでしょ。それをせずに私どもが悪いなんて言われても困りますよ」

キヨちゃん 「それも山本さんが仕事してなかったっていうわけ?」

山本
私が山本です、今は遠く から都を偲んでおります
山本氏とは、3年前のISO審査まで総務部で廃棄物の担当をしていた者である。
そのときの審査で全く仕事をしていないことがバレて、その後どこかに飛ばされた(第30話)。
今、元気にしているだろうか?


野崎さん 「それ以外にありますか。とはいえ山本さんが転勤されたのは3年前、猪越さんが担当されてから2年過ぎてますよ」

さすがのお局キヨちゃんもグッと言葉に詰まる。

キヨちゃん 「分かりました。責任問題はともかく、なんとかしなくちゃ。
電子マニフェストの手順書を作るのにどれくらいかかります、時間が?」

野崎さん 「難しいものではないですが、手順書の形に仕上げるには掛かりきりで1週間はかかるんじゃないかな?」

キヨちゃん 「そんなに

柳田 「野崎さん、今何も見ないで仕事しているわけじゃないんでしょう。パンフレットでもインターネットのホームページとか、参考にしていると思うの。
それをそのまま使うことにすればいいじゃない」

野崎さん 「今は電子マニフェストを運営しているJWネットという財団法人のウェブサイトを見てやっています。そこに、業者の登録から廃棄物引き渡し時の入力、その後の状況の確認など、全体の流れ、引き渡す廃棄物の入力方法などが載っています。

それを見れば8割方はできます。残りの2割は慣れが必要ですね。
しばらく使わないと忘れちゃいますが、そのときは別のパソコンでJWネットを映して、それを見比べながらやっています」

柳田 「JWネットって官製の団体でしょう。それなら信用できるわよ。
廃棄物の手順書に、そのJWネットを見て入力するって書いておいたらいいじゃない」

キヨちゃん 「野崎さん、そうするなら手間はかからないよね?」

野崎さん 「確かにそうすれば、まったく新しく作ることはないですね。
廃棄物の手順書に電子マニフェストの場合は、JWネットのウェブサイトを見てインプットすると追加すればよいでしょう。もちろんJWネットのURLとかアクセスする方法などを追加して、多少前後の文章を直して、まあ半日でしょうか」

キヨちゃん 「じゃあ、それで行ってください。
あと何か問題ありますか?」

野崎さん 「おおありです。
それをするのはスラッシュ電機さんじゃないですか。請負契約書では、我々はお宅の指示に従いこのビル内の清掃やごみ処理をするのです。
総務の担当者が替わっても、仕事を丸投げするのは変わりませんね」


お局キヨちゃんは口を開けて黙ってしまった。自分が前任者の山本と違わないことに、今 気づいたようだ。仕事をしているつもりでも、他人の善意に頼っているだけではないのか?
柳田はウンウンと、うなづいている。

スラッシュビル管理(株)は子会社とはいえ、れっきした別会社である。業務請負契約に基づいて、役務を提供し対価を受け取る。
お局キヨちゃん 野崎は猪越きよこの部下ではない。野崎は大手町事業所の事業所長なのだ。親会社の指揮命令者のもとで仕事をする派遣社員ではない。

建前論ではない、余計な仕事をした分の支払いはどうなるのか? 追加作業分を支払わないのだから、偽装請負でさえない。発注元が下請に無償で付帯作業を強要しているわけだ。
もっと大きな問題がある。下請けがうまくやれと丸投げされて、問題(違法)が起きたときの責任はどうなるのか?

* 「子会社の議決権50%超を持つ親会社との取引においても下請法は適用されるが、実質的に同一社内における取引とみなされる場合は下請法に反しても問題としない」という公正取引委員会のQ&Aがある。(公正取引委員会 下請法 よくある質問コーナー

これは支払だけなのか、契約外の工事をさせた場合も適用されるのか分からない。
子会社が赤字になっても補填するから問題ないとはいかない。万が一、指示が不適切で違法が起きたとき、あるいは親会社のしわよせで子会社が加重労働になったときはどうなのか?



*****

総務部 文書管理課である。
このところ村上に、問い合わせとか相談がひっきりなしにある。
課長が本社全部門に、会社規則で定期見直しをしていないものの所管部門に対して、ISO審査前に改定または見直しを完了せよという発信文を出したからだ。

毎年5月か6月になると、村上が発信文を作り課長印をもらい出しているが、一向にやってくれない。売上あげれば成績になるが、文書管理をしっかりしてもボーナスは上がらないからねえ〜

そんなことを課長に言うと、ならばISOを出汁に使えとなったわけだ。ISO認証なんて役に立たないと思っていたが、少しばかり役に立つものだ。とはいえ、そのために審査を受けるのはバカバカしい。


また電話が鳴る。

村上 「ハイ、文書管理課です」

どこかの職場の偉い人 「会社規則の定期見直しをして、全く問題がないなら手を加えなくても良いのだね?」

村上 「『会社規則管理規則』を見ていただきたいのですが、それだけではだめなのです。
電話する チェックした結果、会社規則を改訂しなくてもよいことを確認したというのをですね、規則の末尾の改定記録欄に、日付と点検した結果問題ないという文章を追記して、決裁ルートを通す必要があるのです」

どこかの職場の偉い人 「めんどくさいねえ〜」

村上 「まあまあ、5年に1回ですから、放置しないで都度処理していればそんなに大事じゃないんですよ、アハハ」

どこかの職場の偉い人 「分かった、やるしかないか」


人間自分が思い込んでいたことが間違っていると知っても、誰かに大丈夫と言ってほしくて聞き歩くことはよくあることだ。
聞かれた方はそれを知って、適当にあしらうのが吉である。



*****

本社某所の打ち合わせ場
数人がコーヒーやお茶を飲みながら歓談している。

社員C 「この前さ、浜田さんが『会社規則を読もうキャンペーン』の会議で、会社規則に決めてある資格を取ると奨励金かな、もらえるって言ってましたね」

浜田 「そうなのよ。私この歳になるまで知らなかったわ。
君、何かチャレンジするの。自己啓発で毎年1万でももらえたら悪くはないわ。
確定申告はどうするのかしら? 少額だから関係ないのかな?」

社員C 「ドクター取ると20万でしたっけ」

社員D 札束 「オイオイ、ドクターなんてありえないし、技術士なんて無理も無理。
僕なら、頑張ってせいぜい危険物乙種くらいだねえ、悲しいなあ」

浜田 「ファイナンシャルプランナーなんてどうかしら?
家庭でも役に立ちそうだわ」

社員D 「FPは2級以上ってありましたね。3級じゃ、ご褒美がもらえないようです」

浜田 「FP2級は難しいの?」

社員D 「300時間勉強すれば何とかって言われていますね。1年間毎日1時間勉強しないとならない。そういえば宅建も公害防止管理者も300時間っていいますね。
でもさ、今まで関りがない人が勉強するのも大変だし、仕事で使わなくちゃ意味がない」

浜田 「これは資格手当じゃなくて、資格を取ったときだけですから。毎年小遣いを稼ごうとすると、毎年チャレンジしなくちゃならない。それほど資格があるのかな?」

社員C 「現場なら仕事で役に立つ資格っていろいろありますけどねえ〜」

社員D 「確かになあ〜、技能士とか作業主任者とか危険物とか毒劇物とか」


注:作業主任者には業務内容によって30種類以上ある。また技能士は100以上種類があり、特級、1級〜3級がある。いずれも一生かけても全種目制覇は無理なのは間違いない。
危険物は甲種、乙種、丙種があるが、甲種を取ると上位互換だから一つで済む。

社員C 「今、エネルギー管理士とかもてはやされているって、不動産会社にいった大学の同期が言ってました。工場以外も省エネが厳しくなって法律が変わると、必要な資格が変わりますね」

浜田 「あれはねえ〜、大学で電気とかとった人が、何年も勉強して受験するのよ。
それに受験して合格しても、業務経験がないと資格は取れないの。試験合格してから実務に就いてとなるわけ」

社員D 「それじゃ、仮に試験に合格してもお金がもらえないんじゃない。それとも試験合格すれば、お金はもらえるのかな」

社員C 「マイクロソフトオフィススペシャリストとかTOEICなどはリストにありませんでしたね」

浜田 「行政書士とかはどうかしら。あれを取ると法律がよく分かるようになると聞くけど。仕事で法律に関わる人はチャレンジしたらどう」

社員C 「法律関係というと、司法試験とか司法書士は難関どころか不可能です。それに比べれば、行政書士ならなんとかという気はしますね」

社員D 「そんなに甘くないよ。合格するには塾に行くとか、最低でも通信教育とか」

社員C 「あ〜あ、報奨金も酸っぱい🍇ぶどうかあ〜」



うそ800 本日の文書

法律で手順書といえば、会社内の規則の類をいう。ISO規格でもオリジナルISO9001からprocedureという語を使っていた。procedureを英英辞典で引けば手順とか手順を書いたものである。
要は手順書といえば、会社内部の規則類の一般名であったが、いつしか手順書という名称の物を作らねばならないという宗教()となったようで、どこの会社でもISO向けに「○○手順書」というものを作った。
30年も前、私の同僚は会社規則として「○○規則」があったのに、同じ内容で「○○手順書」なるものを作っていた。当時私はISOにも品質保証にも関わっていなかったので、脇から何をしているのだろうと思ってみていた。
理由を聞くと、ご本人は手順書とあるから手順書という文書でなければならないと思い込んでいた。

そんなことを考えるのは彼だけだろうと思っていたが、その後よそ様の会社に行くようになると、いたるところでISO用の「○○手順書」があるのを知った。
形だけ、見た目だけまねしても、品質保証とかISOの真髄を理解してなかったのだろう。
そんな時代もあったねと、笑い話である。



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外資社員様からお便りを頂きました(23.10.30)
おばQさま
いつもリアルで興味深い会社模様を活写頂き、大変楽しく読んでおります。

>どうする お局きよこ
爆笑してしまいました。

>スラッシュビル管理の野崎事業所長と、総務のキヨちゃん
これがリアルで、大企業アルアルですね。 大企業から見れば下請けは、言えば何でもやると思い込んでいる。
でも所長の言う事が正しくて、スラッシュ側は「作業指示」を書面等で出す必要あり。
だから、前任の山本が作っていなかったのか、どこかにあるのか、そこからスタート。

「作業指示書」があれば、それをキヨちゃんが更新すれば作業完了。
無ければ、まずは現状を聞き取りして作業指示書を起こして、それを改定する。
過去は問わないと言えれば、初めから電子マニフェストで指示書を起こす。
作業が過去と違うから、再度 電子対応で見積もりを貰えば下請法はクリアか?
社内ルールでいえばキヨちゃんの指示書は課長なり部長なりが承認でクリア。

ルール上はこうなっているはずなのに、文書が無いのも企業アルアル。
結局 そういう後追い仕事が無くならないのは、大企業でも山本氏のようなやるべき事をヤラナイ社員がいるからですね。
だからリアルだなぁと感心して拝読しました。

外資社員様 毎度ありがとうございます。

>どうする お局きよこ
「どうする家康」のロゴがかっこいいなと思い真似をしようとしたのですが、あれは図形の変形だけでなく文字のデザインが重要なんですね。それは無理なので、しょうがないからGIMPで丸みをつけました。

>スラッシュビル管理の野崎事業所長と、総務のキヨちゃん
老人会でも趣味の会でも、言いたいことだけ言って、泥臭い仕事をせずにスイスイと渡り歩ける人もいるのですよ。
正直言いまして、私自身、なんでもかんでも押し付けられることが多かったです。せめて自分のウェブサイトで 憂さを晴らそうと 正論を語ろうと思った次第です。
世の中不公平だなって思いますが、まあ墓に入れば皆同じ。あと10年憎まれっ子で行きましょう。

ふとし様からお便りを頂きました(23.10.31)
いつもお世話になっております。ふとしです。
お局キヨちゃん
まさかこれは新シリーズのタイトルですか?!
家康、コメディっぽくて面白いです。

本編について、最近こればかりかもしれませんが本当にリアルな話ですね。
実際に見聞きしたことあるようなお話ばかりでとにかく面白いです。
仕事をやらないことに命かけてるような人が沢山いるんですよねぇ。山本氏とか上西とか・・

ふとし様 毎度ありがとうございます。
ISO第三世代も今年いっぱいで完結しようと考えていたところです。
って、また新たな小説を書けって!
もうネタ切れよ。


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