*この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。
前回のあらすじ
磯原が上西課長の発言に反論したことから、上西課長は山内参与に命令に従わない磯原を異動させたいと提案した。それを聞いて山内参与が上西を問いつめていきさつを聞き、
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一方、庶務の柳田は人事の下山を訪ねて、上西と磯原の口論を話して、もう上西課長を放置はできないという。なお、話のいきさつから柳田と下山は夫婦であることが判明した。
下山夫妻がそんな話をしているところに、上西が下山を訪ねてきた。どんな話だろうか?
人事部の下山と上西課長が人事部の小会議室に座っている。先ほどまで下山夫妻がいた小会議室の、二つ三つ隣の小部屋である。
うまい具合に下山は奥様を上西に会わせずに済んだ。会うことが問題ではないが、自分の隣に下山の奥さんが座っていると知れば、今まで下山が上西を監視していたのかと思われるのは嫌だ。
「さて、どんなご用件かな?」
「ウチの磯原をどこかに出せないか? もうあいつには愛想が尽きた。私に反抗するばかりで手に負えない」
「……具体的にはどんなことだろう?」
「私が課の運営とか新たな計画とかいろいろ新機軸を語ると、片端から反対するんだ、それこそ一から十まで。私の意見に賛成したことは一度もない」
「それで彼を出して誰かを引っ張るということか。交代する人の当てでもあるのかい?」
「磯原は省エネがメインでその他にいろいろ手を出している。だけど彼にしかできない仕事ではない。他の人たちから漏れた仕事とか山内参与からの特命事項とかで、彼が一人分の仕事をしているとは思えない」
「それじゃ彼を出しても、彼の代わりは必要ないということか。
ところでご存じだろうが、彼は生産技術部 環境管理課 所属だけど、同時に生産技術本部の本部長室兼務なんだ(第56話)。つまり彼の直属上長は君だけでなく、山内参与も直属上長だ。
だから今、君が特命事項と言ったが、山内さんから磯原さんへの命令は特命ではなく正常な業務だ」
「えっ、そうなの?」
「オイオイ、知らなかったの? だから彼を環境管理課から出して兼務解任になっても、席が本部長室に移動するだけで、どこかに行くわけではない。
そして仕事は環境担当役員である大川専務のスタッフであることも変わらない。だから今後は君の課の指導監督にあたるわけだ。それは承知しているね」
「となると異動しても山内さんと一緒に顔を出すということか。
現在とほとんど変わらないか……まあ課の内部で動かれるよりは良いか」
「異動させるというのは部門長としての君の発言だろうから、君が彼を出すことに特段人事が反対することはないけど、いくつかアドバイスというか注意をしておきたい」
「なんだろう?」
「元々下期の人事異動は、環境管理課には廃棄物担当の増子と省エネとISO担当の磯原、そして公害防止担当の君しかいないから補強が必要という理由で、大川専務から人事部長へ要請があったためだ(第70話)。
その内容は本社のスタッフとして育成すべき若手を2名、当社グループの環境管理を指導する者として経験を積んだ者2名ということだった。
これを踏まえれば磯原が不要ということは、若手育成の見込みが付いたとか、業務改善で1名削減の見込みが付いたということでなければならない。仮に田中さんや坂本さんが、若手育成と工場の指導以外の仕事をしていると理屈に合わないことになる」
「つまり9月時点の問題が解決されたという説明が必要ということだな?」
「そうでなければ環境管理課は何をしているのかと見られる。だがひと月ふた月で一人不要になるほど対策が進んだなら、そもそも増員を要求したのは何だということになる。
これを説明してもらわなければ、大川専務が要求したことはおかしいと問題になる。それについてはっきりした説明が必要だ。今ここでというのではなく、正式な書面で申請するときにA4で1ページくらい書いて添付してほしい」
「うーん、分かった。
いくつかの意見と言ったけど、他にもあるのか?」
「あるとも。環境管理課のメンバーの出入門時刻から見ると、磯原が毎月70時間以上時間外をしている。田中さんが30時間、坂本さんが25時間だ。この3名は裁量なんちゃらだから時間外手当はつかないが、人事は勤務状況を把握している。
これだけ時間外をさせていることも問題だし、人により負荷が大きく異なっているのも問題だ。参考までに岡山は17時間、石川は16時間、君は12時間となっている。個人的な意見だが、課長が実務を把握しているとは思えない。
磯原が時間外で遊び惚けているならともかく、これから見て彼が不要だから出すという理屈は成り立つのか?
追加すると、監査員教育、工場への出張回数など、環境管理課の仕事の半分を磯原がしているように見える。さっき上西君が言った、磯原が一人分の仕事をしていないとか、若手が伸びてきたという言葉に信ぴょう性はないね」
「えぇ〜」
「こういった状況を見ると、以前も今も環境管理課は磯原で持っているとしか思えない。
例えば監査部に応援している監査員教育は磯原がいなくなったら誰がするのか、工場の事故調査とか指導は誰がするのか、ISOの審査も迫っているが誰が担当するのか?
特にISO審査の経験者は、磯原と庶務の柳田しかいない。まさか審査を受ける支社の応援に柳田を派遣するわけにはいかないだろう。
もちろん君が責任をもって遂行するだろうが、非常に懸念している」
「う〜ん、そうなるかあ」
「これについても先ほどの補強要求の説明と同じく、課内の業務の状況、なぜ時間外や出張が一部の者に偏っているのかの理由説明と、業務多忙の人間を不要として出すことの説明が欲しい。これについても説明してほしい。
時間外を70時間もさせているとは重大問題だ。人事は君の管理を問題と見ている。労務管理の問題として提起する予定だった」
「うーん、確かに細かいことまで把握していなかった」
「近いうちに人事部が君を呼び出して、時間外のこととか、管理について聴取する予定になっている。説明がつくよう準備しておいたほうが良い。
そういったことに説明がつかないと、異動は認められないどころか管理者、つまり君を変える事態になる」
「分かった、そういったことは山内さんと話し合って、後任を決めるか生産技術本部所属でも磯原が継続するかを決めるようにするよ」
「気になるのだが、君は山内さんを上司と思っているようだが、それは違う。そして人事であろうと業務であろうと、環境管理課の責任者は君なんだよ。
自分の権限と責任を理解してないんじゃないか」
下山の話は予想外だった。最初は課長の判断で磯原は出せるということだったが、業務の不均等や磯原の時間がの状況を見れば、磯原を出すことは認められないということになりそうだ。
それにしても磯原がそれほど時間外をしていたとは……奴は何をしているのか。
上西は人事から自分のオフィスに戻ってきた。
下山にいろいろ言われたが、環境管理課の最高責任者は自分であることは分かった。山内さんは人事異動の件を却下すると言ったが、組織上 山内さんが環境管理課に口を挟めるはずがない。下山の話では課長である自分が決定できるそうだ。
磯原がしている仕事をどう振り分けるかが懸案事項だが、できるようにすれば良いのだ。
下山には人事異動の申請手続きを教えてもらった。所定のフォームを埋めて、自分の直属上長となる生産技術部長に出せば終わりだ。幸いというか磯原は兼務しているわけで、引き取り手を探す心配もない。
事務所に戻ると柳田と岡山しかいない。ほかのメンバーはどうしたのだろう。
上西が席に着く前に柳田が立ち上がり話しかけてきた。
「課長、緊急事態です。長野工場が委託している廃棄物業者で問題が発生したそうです。早急に現地に行って状況把握と対応をしなければなりません。今対策会議をしています。課長に対策会議に来てほしいとのことです」
「長野工場? 所管は半導体事業本部だな。ウチから誰か出席しているの?」
「増子さんと石川さんが会議に出てます」
「じゃあ、私が行くまでもないよ。戻ってきたら報告を聞こう」
「課長、重大問題だから課長に出てほしいと、増子さんから何度も電話がありました。課長の行き先が分からず、戻ってくるのを待っていました」
そうだった。先ほどまで人事で下山と話をしていて着信音を切っていたのを思い出した。
上西はポケットからスマホを出すと、着信音のミュートをOFFにする。
「坂本さん、田中さんはどこ?」
「お二人は昼前に、工場の環境施設の巡回視察ということで出張に出かけました。ええと名古屋近辺の工場3個所を今日から明後日で回り、来週月曜日朝から出勤の予定です」
廃棄物担当は増子と弟子の石川か……。あの二人では手に負えないということで課長を呼んだのだろう。だけど自分が行っても訳わからないしなあ〜、面白くない話ばかりだ。
そうだ、磯原がいるじゃないか!
「磯原君はどこにいる?」
「ISO審査を受ける部門をスケジュールや対応の詰めに歩いています。
今日の午後は定時まで、総務とスラッシュビル管理(株)と打ち合わせしています」
「磯原君にISOの打ち合わせをやめて廃棄物の会議に行くように伝えて」
「今打ち合わせ中ですから、磯原さんが行けるかどうか知りませんよ」
「課長が行けと言っていたと言ってよ」
「磯原さんはどういう立場で出席するのですか? 課長が会議でもないのに、課長の代わりに出席はないでしょう。また重大問題が起きて課長が会議に呼ばれたのに、在席しているのに出席しないなんてあり得ません」
「君も磯原と同じく上長の指示に従わないな、問題だよ」
「呼ばれた会議に出ない課長に言われたくないですね」
「何つ!」
岡山が慌てて立ち上がり、上西課長を両手で抑えた。
「上西課長、落ち着いて。大きな声を出さないで。ここは松の廊下ですよ」
上西はハットして見回すと、隣の品質保証部とかロジスティックス部の面々が面白そうに上西を見ている。本部長室からは大川専務が顔を出している。
「ああ、磯原君、長野工場で廃棄物の問題が起きたそうだ。今半導体事業本部で対策会議をしている。私の代わりに出てほしい。頼むよ」
上西は磯原が返事する前に電話を切った。
「増子も面倒な仕事を課長に回すな、無能めが!」
とはいえ上西は熊本工場で事故が起きたとき一人では行きたくないと言い、岩手工場で問題が起きたときは自分が行きたいと言い、いずれのときも山内に諫められた。自分がちゃらんぽらんなのに気付かないのが上西である。
ここはスラッシュビルの地下3階の会議室だ。
上西からの半導体事業本部の会議に出ろという電話を受けて、磯原は時計を見る。今15時半だ。どういう事情か分からないがとにかく行かねば。
今日の午後はISO審査対応のために、今までトラブル多発の総務のビル管理業務の確認をしていた。2年前に比べれば大きく改善してきた。元々総務の担当者が仕事内容を知らず、作業手順書を作らず、関連会社に丸投げしていたのが問題だった。
しっかりと手順を作りそれに基づいて仕事をすれば、設計開発のような創造的なものでなく、定型的なメンテナンス業務は問題なく動いていくことになっている。
問題だった廃棄物契約書も最新化して毎年見直しているし、マニフェストも電子化したので今回点検して不具合はなかった。
しかし昨今、電力不足とか水不足が起きているし、都市でも洪水など自然災害もありえる。そういった緊急時への対応をどうするかと考えていたところだ。
磯原は急遽問題が起きたので、それについては次回打ち合わせしようと閉めて、半導体事業本部に足を運んだ。
半導体事業本部の中会議室である。半導体事業本部の環境管理担当者、増子、石川、それに山内がいる。磯原は山内の隣に座る。
「どんな問題ですか?」
「長野工場で委託していた廃棄物処理業者が山に不法投棄していたそうです。警察が調査に入り投棄した日時とか品目から調べた結果、当社の長野工場が委託した廃棄物らしいということで、長野工場に事情聴取に来たそうです」
「なるほど、マニフェストはどうなっていますかね?」
「長野工場が委託したものはすべて法で定める日数以内に中間処理されて、最終処分の埋め立てが終わっていることになっています」
「形式上はOK?」
「そうでもないのです。不法投棄された廃棄物が入っていた段ボール箱に運送屋の伝票が張り付けられていて、長野工場宛とあったそうです」
「なるほど、ここで悩んでいてもしょうがない。増子さん、これから長野に出張してよ。今出れば17時前後の新幹線に乗れるでしょう。
長野着が19時前だから今日はホテルに泊まっておしまい。明日朝から工場に入って詳細確認する。当社の責任の確認、広報やその他の行政を確認して昼過ぎ戻ってくるということでどうですか」
「えー、私は着替えも化粧品もなにもないわ〜
明日朝、自宅を出て10時着でまずいですか?」
「私が行きましょうか?」
「石川さん、自信はあるかい?」
「あります。まず実情調査、工場の書類や現物の確認、可能ならば対策案、そういうことでいいですか」
「まあ羅列すればそうだね、ちょっと待ってね」
磯原は電話をかける。
「ああ、田中さん、お疲れ様です。今どこにいます。……名古屋工場から浜松へ移動中? ……まだ名古屋駅に着いてない。坂本さんと一緒ですか?
予定を変更して、こうしてください。
お二人のどちらでも良いのですが、ひとりは長野工場に向かってほしい。名古屋で東京行の新幹線に乗ってください。東京発17時半の『しなの』に乗れば長野に20時に着きます。今晩はホテル泊。明日朝に長野工場に行ってほしい。本社から石川さんが行きます。
田中さん、廃棄物は自信がないって? 石川さんは廃棄物担当だから大丈夫。ただ彼はあまり外に行ったことがないからバックアップしてよ。田中さん貫禄あるし有名だから。
そうそう、石川さんもこれから東京を出ます。東京駅から一緒に行けますね。連絡しあって事前に情報共有しておいてほしい。
田中さんでなく坂本さんが行くって? OKです。じゃ、石川さんに代わるから携帯の番号交換しておいて
ほい、石川さん、坂本さんが出ている。携帯番号を交換しておいて。細かいことは会ってから話し合って。
おっと、電車の中で書類を広げたり仕事の話は厳禁だからね、」
石川は磯原からスマホを受け取って向こう側と連絡事項を交換する。
「増子さん、じゃあ、そういうことで。
やるべき事項と確認するチェックリストを作って石川さんに教えてください。時間はまだ1時間はある」
「了解しました」
「増子さんも本社勤務になったのですから、いつでも出張に行けるよう会社のロッカーに旅行用品一式置いといたほうが良いですよ」
「我が家には、爺さん婆さんも子供もいましてねえ〜」
「事情は分かりますが、それを言ったら石川さんも新婚ですよ」
「磯原君が来てくれて良かったよ。なかなか話が進まなくて困っていた。
石川君、頼むぞ」
「はい、廃棄物の仕事は定型化されていますから、そう複雑ではないのです」
「環境課長はこういう会議には出てこないのか?」
「私もつい先ほど出先に電話が来て、ここに行けと指示されただけですので……」
「いやあ、磯原さんが来てくれて話がまとまりました。ありがたいです。上西課長が来ても役に立ちませんから。あっ、私も石川君に同行しますのでよろしく」
「それじゃ三人のホテル予約お願いできますか。土地勘がないものですから」
「よろしいですよ」
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自分の事務所に戻る道すがら、山内は考える。
磯原だって廃棄物が専門じゃない。なぜ彼が来ると皆安心するのか? 彼が語ったのは当たり前のことだけ。状況を確認するため本社から調べに行こう、行政の考えなどを収集しようというだけだ。
いや、おかしいじゃないか。同僚の増子や先輩にあたる田中や坂本に、どこに行け、なにをしろと命じるのは越権行為というか、そもそもそんなことを言える権限はない。
それに対して増子も田中も坂本も異議を唱えず対応する。増子は行けないと断ったが、上司ではないからという理由ではなく家庭の事情である。
いくら上西課長が会議に行けと言ったからとはいえ、磯原が課長の行為をして良いのか、なぜみな従うのか?
人徳とか権威と言えばそうかもしれないが、そこになにがあるかだ。
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そして山内は思う。つくづく自分は人を動かすには向いてないな。上西一人まっとうにできない。早々に引退すべきだろう。後任は特許とか発明でなくて、人を育てられる者でなければならない。
その頃、環境管理課では上西課長は磯原を異動させる裏付けを考えている。
「柳田さん、課員の在場時間を調べてくれないか。10月以降だな。
それから週報をみて、それぞれのした仕事、成果物を月ごとにまとめてほしい」
「各人の毎月の在場時間と成果物ですか?」
「そうだ」
柳田は、上西が磯原出しの資料作りを始めたなと思う。だが結果は上西の期待するものではなく、磯原が課の仕事の半分以上していることを知るだけだろう。そうすると磯原を出さずに飼い殺しにするのかと予想して、心中ニタニタするのであった。
本日の緊急事態
環境部門にいれば「大変だぁ〜」ということは年に数回ありました。営業だって年に数回は運送中に事故が起きたとか、設計だって実験設備が壊れたとか、製造なら停電になったとか、緊急事態は珍しくありません。
環境部門の場合は、自社内とか客先だけでなく、近隣住民とか行政とか最悪は警察にも関わるところがちょっと違うといえば違います。もっとも私はそういう行政や町内会との対面に立ったことはありません。そりゃ責任は責任者にありますから、私が出る幕ではありません。
嫌なことはしたくない、嫌なことから逃げたい。子供の頃、夏休みが終わって学校に行くのが辛かったですね。そういう気持ちってあるでしょう。
とはいえ、しなくちゃならないことは、しなくちゃならない。夏休みが終われば、夏休みの宿題をもって屠殺場にひかれる如く重い足を引きずって行ったものです。
事故が起きたりしたら、対策しなくちゃならない。頭を下げてお詫びして……仕方がないです。
上西君、逃げてはいけません。諦めたらそこで試合終了ですよ。逃げて試合放棄ですか。
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いつもお世話になっております。ふとしです。 もしかして、ですが、 上西の取扱いに関して、方向性が定まりましたね? 上西は私が過去に出会った一緒に仕事をしたくない奴数人を1つにまとめたような人間です。 近寄りたくないですね、c国やk国みたい・・・ 磯原さんを飛ばすために人事へ嘘を吹き込むのではなく、本気で、そう思って悪口を言ってる所が特にヤバいですね。 しかし、スラッシュ電機、本当に優しい会社ですね。 こんな人間でも解雇せずにおいてもらえるなんて。 |
ふとし様 毎度ありがとうございます。 あなた、テレビドラマを見ていれば正義の人もいれば悪をする人もいる。ホームドラマでも素敵な人と、嫌な人がいる。どらえもんでもスネ夫もジャイアンもいるし、出来すぎた人もいる。 プロレスだってヒールがいないと正義の味方がかすんじゃう そうしないとお話になりません。 ま、そういうことでご了解ください。 なお、上西課長はあと2回で終わります。あまり期待しないで待っててください。 |