注1:この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。
注2:タイムスリップISOとは
注3:このお話は何年にも渡るために、分かりにくいかと年表を作りました。
千葉工場での環境遵法監査のトライアルが終った(第126話)。
翌日、本社でトライアルの反省会である。反省会と言っても監査に行ったメンバーではない。不祥事を防止しようと計画した面々である。
監査に参加した者では、監査部の北川、坂口、事業本部の松本、環境部の佐川であり、計画した者では吉井環境部長そして経営企画室長の中山取締役と下山人事部長である。
本来なら監査部長もいないとおかしいが、噂では北川は次期監査部長らしい。
要するに話し合うのは今回の監査の出来不出来ではなく、会社の不祥事防止に監査がいかほど有効か、より良い手段はないのかを考えることらしい。
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松本 | ||||||||
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北川 | ||||||||
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坂口 | ||||||||
![]() | 佐川課長 |
| 注: |
この中では佐川は末席である。 |
「監査のトライアルお疲れ様でした。監査員は使えるレベルと聞いたが、監査の結果は散々だったとも聞いた。
監査に行った人たちから、そのへんについて感じたことを話してもらいたい。現場にいた人は肌で感じただろうけど、報告書を読んだだけでは分からないからね」
「ハイ、一言で言えば現在の管理レベルが非常に低いと感じました。これは不祥事の重大性より問題です。とにかく問題だらけでした。
具体的には工場の入場・退場の際に出入り業者の車が歩道で一時停止しないとか、法に定める表示板で6年も前の退職者の名前が書かれていたり、公害防止の測定値を罪悪感なく書き換えたりと様々でした。
そしてそれは環境に限ったことではなく、また千葉工場に限ったことでなく、どこでもあるように感じました」
「私も同感です。自分の事業本部が、これほどいい加減だとは思っていませんでした。
たぶん、これは環境ばかりではないでしょう。営業の入札や納期、資材の調達、人の採用、すべてにわたって、なあなあとか、縁故とか、談合に近いことが行われているように思います」
「私は別の切り口から、今回の監査員は若くまた対応した工場の担当者も若かったですが、しっかり対応していたと思います。しかしこれは環境監査で技術的なことで双方が実務者だったからです。
営業で談合がないか、資材調達で収賄
特に顕在化していない問題を把握しようとすると非常に困難だと思います」
「今回の監査で大谷という若者が、雨の日の排水のpHが下がらないことから、データそのものの信頼性を疑って、捏造していたのを見つけたね。
あれは監査員として素晴らしい感覚だ」
「オープニングミーティングのとき千葉工場長は、工場の管理がしっかりしていると確信していたようです。クロージングミーティングでは、門前で交通事故が起きたことでだいぶショックを受けていました。
現実を知っていないのです。
それは職階が上の人ばかりではありません。廃棄物の担当者が廃棄物の積み下ろしを業者任せにして現場で立ち会っていない、ガードマンが工場規定でなく、記録を残さない話合いを基に仕事している。
三現主義という言葉がありますが、あれは品質問題だけじゃありません。まずルールを決めて、そのルールに従って仕事をし、上司はルールを守っているかを常時監視しなければなりません」
「皆さん、いろいろな切り口で感想を述べられたが、工場の実態を工場の人が認識することが、最初にすべきことで最重要ということになりますか」
「まさしくその通り。監査とは善し悪しの判定です。それは是正の確認にはなりますが、現状で監査をしても仕事が良くなるわけではない。
まずは環境に限りませんが、自主点検をさせて己の実態を知るべきです」
「既に今年初めに各事業所(工場ばかりでなく研究所や支社をいう)に、昨今不祥事が多発しているから、自主点検をせよという通知を出しています。
それで現場を見ていない、自主点検をしていないというなら、その方法は有効じゃないですよ」
「というと下山次長は監査より指導をしろというのかな」
「指導も有効かどうか・・・・・・ここは諦めてというか割り切って、総力で遵法監査をするしかないのではないですか」
「ウチの事業本部だけでも工場がみっつ、研究所がひとつ、実験場がひとつ、それを環境だけでなく、経理も営業もチェックするとなると、監査というか点検を実行できる人もいないし工数も全く足りませんよ」
「今回の監査で実際に手足を動かしたのは、環境部の佐川さんを除いた4名でしょう。12人日の工数がかかっている。
実際には環境設計とかグリーン調達など点検していない項目があったと思います。完璧に監査をしようとしたら、4名で1週間かかります。
それを全事業所の全部門種行うなんて事実上不可能です」
「佐川さん、報道された不祥事にはどんなものであったのか?」
「ここには未来プロジェクトに関わっていない方もいらっしゃるのですが、よろしいのでしょうか?」
「そうだね、未来プロジェクトの成果だけなら話しても良いでしょう」
「了解しました。
以前配付したものですが、改めてお配りします。
2000年から不祥事が増えると言ってますが、実際には既に1997年頃から報道される不祥事が増えています。
内容的には経営的なもの、ビジネスに絡むもの、製品問題の隠ぺい、事故や違反とその隠蔽など、営業、工場管理、社内犯罪など多様です。
主たるものをあげますと、
古い方では1995年製紙メーカー数社が再生紙であると偽表示した。
現代では、環境優先思想から古紙配合は正義という見方がされています。それでバージン紙を使っていても、再生紙と偽ることは何度も起きています。
1997年は山△證券の損失隠しで結果は自主廃業、北海道〇殖銀行の不良債権で経営破綻、三〇電機は総会屋との関係、1998年は日本長〇〇用銀行の不良債権による経営破綻で国有化、1999年〇原製作所でダイオキシンが排水に混入、
これからに問題になるものなると、
2000年日〇市で裏紙利用して情報漏洩、裏紙使用による情報漏洩はその後も何度も発生します。なぜか自治体ばかりです。
2001年〇武百貨店の株の不正取引、顧客情報の不正利用、
2002年フロンの回収会社が能力オーバーしたフロンを大気に放出、〇橋が廃棄物を減らすため不良品のタイヤを不法投棄、
2004年〇菱自動車が欠陥隠し、〇〇スチールで排水基準違反の排水を放流、
私は環境担当でしたから環境に関するものは気にしていましたが、とにかくあらゆる分野で不祥事が起きます。
もちろんこの時期に多発したこともありますが、世の中がコンプライアンスという言葉がはやるほど、遵法に厳しくなってきたこと、それが視聴率を取れると気づいたマスコミの報道加熱もあったと思います」
「何度聞いても不祥事多発時代としか言いようがない。
今までも顕在化しないだけで実際には行われていたのだろうな」
「そういうこともあるでしょうし、時代によって倫理観も法律も変わります。
例えば渋沢栄一を偉人と思う人もいるでしょうが、お妾さんが同居していたとか、今なら倫理にもとると非難されるでしょう。アインシュタインもケネディも似たようなものです。時代が違いますから。
政治家や経営者が、普通に総会屋ややくざと付き合いがあった時代もありました。
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「オイオイ、本当かい、ニコチン中毒の私は禁断症状になるよ」
「ガンのリスクが下がって良いじゃないか」
「それにしてもこれを見ると、凶悪犯罪が多発するようだな。親殺し、複数を殺す殺人事件、年寄りには理解できん」
「そう感じるかもしれません。しかし殺人事件は時と共に減少しています。殺人事件数のピークは1955年頃で、それ以降、揺らぎはありますが一貫して減り続けて、現在はピーク時の13%に減っています
人口は1955年に比べて45%ほど増えていますから、実際には最高時の10%を下回っているのです
ただ昔に比べてマスコミがきめ細かくというか、視聴率が取れるものは放送するのですよ。1件の事件でも何日も何度も報道されますし」
「佐川さんは、証拠と理屈で説明するから分かりやすいし信頼できるね。
ところで話を戻すと、北川さんから提案があったが、皆さんも批判するだけでなく、建設的な意見はないのか?」
皆一斉に沈黙してしまう。
下手な意見を言えば、じゃあ、お前がやれとなりそうだ。
沈黙に耐え切れず、佐川が手を挙げる。
「提案です。
まず前段として、千葉工場だけで結論付けるのは早計でしょう。
それで予定通り、あと一つか二つの工場で遵法点検のトライアルをしたい。
それは今回のような大名行列ではなく監査部1名、事業本部1名、環境部2名くらいのグループふたつで行えば、1週間かかっても、トライアル場所が二つなら1週間後に二つの工場の実態が把握できます。
環境以外についても、数カ所の事業所を同様に点検し、予定した方法の監査を行うか、次に述べる方法にするかを決めることにする。
その結果、不具合が多くない、大きくないと判明した場合は、当初予定した通り、監査部1名、事業本部1名、環境部2名のチームで各事業所の監査を行う。
数カ所の監査を行った結果、芳しくない場合、各事業所間で監査員を出し、交換・・・・・・じゃまずいか、それじゃ行先をランダムに決めて点検させます。そして不具合はもちろん是正します。
そして、その後、不祥事が発覚したら点検した工場の責任とします。
そうすれば工場からの派遣者も本気になるでしょう。
経理とか営業とか多面的になりますが、各事業所は監査を受けるのは1回、監査するのも1回で済みます。
もちろん一斉にはできません。五月雨にしていけば、監査に一か所1週間かかっても、2か月で終わるでしょう。
不祥事は来年から多発するわけではなく、数年前から目立ってきた。だから大事になる前に、できることだけでも可及的速やかに実行しましょう」
「佐川君の大演説を傾聴したよ。君が言う通りだ。
会社をつぶすわけにはいかない。悪いのをもみ消すのでなく、早期発見して問題あれば監督官庁に申告し、適切な対応をする、それしかない」
「下村さん、今日はどうしたの? いつもは一家言あるのだが」
「佐川君の言った方法しかなさそうです。もちろん細かいことはいろいろ詰めないといけませんが」
「計画を具体的に詰めるにはこのメンバーで1週間あればできるだろう。
環境以外の業務監査も大変な負荷になりますので、環境遵法点検は環境部一任で進めてもらえませんかね」
「監査は監査部執行という錦の御旗があればこそです。監査部の方が1名入って欲しいですね。
もちろん事業本部は来てくれるでしょうけど」
「ウチの事業本部長からだが、トライアルの二番目は兵庫工場をしてもらいたい。
本部長が千葉工場の問題を聞いて、次は兵庫工場をしてほしいと希望です」
「監査部は初日と終了日に顔を出すだけならできると思う。今の話を持ち帰って監査部で予定を組んでみます」
「いやあ〜、うまくまとまって良かった。次は点検結果が良ければ赤飯だが、監査結果が悪くても、しないよりは何倍も良い。不具合は是正できるよな。
下山さん、今日の議事録をまとめて配布してほしい。
では、解散」
佐川は稲毛に住んでいるが、千葉工場監査の数日間、佐倉まで通わず泊りがけで出張していた。
稲毛から佐倉まで電車で40分、稲毛から東京までとズバリ同じだ。方向が逆だから朝も夜もガラガラである。
ならば千葉工場の監査は通いでよかったのかといえば、監査で出張となるとチェック作業や書類作成で夜遅くなるかもしれず、また他のメンバーと一緒に行動しないと差しさわりもある。そんなわけで佐倉に泊っていたのだ。
監査が終わった昨夜の帰宅も遅かったので、今日は久しぶりに娘たちと一緒に夕飯を食べられると楽しみにしている。
実は昨夜、妻の洋子から、直美が将来のことを相談したいと言われた。
会社を定時で退社すると、ラッシュはひどいが家に着くのは6時半だ。こんなに早く帰宅するのは月に何日もない。
妻と娘二人と家族全員そろって夕飯を食べるなど、ひと月ぶりだ。
夕飯を終えてお茶を飲んでいると、娘二人はダイニングテーブルの脇のソファでテレビを見ている。
長女の直美は21歳、大学3年、次女の里美は18歳、来年は大学入試だ。娘たちも悩みが多いだろうが佐川夫婦も悩みが多い。
![]() 次女 里美 |
![]() 夫 真一 |
![]() 妻 洋子 |
![]() 長女 直美 |
| 佐川ファッミリー | |||
見ていた番組が終わると娘二人もテーブルに着く。いよいよ重大な話か、佐川は緊張する。
話は単純明瞭だ。長女直美が大学院に進むこと、そしてその先についての確認である。
直美は将来、金融工学をやりたいと数学科に入った。大学/大学院で数学専攻の進路は、IT関係が4割、教員が3割、メーカー2割、公務員・統計関係、というところだ。金融工学(クオンツ)は5%いないだろう。
注:クオンツとは数学の理論やコンピュータを使って、金儲けの分析や戦術を考える専門家とか手法の意味。
そういう希望なので、直美からすれば親の援助が、いつまで・いくら期待できるかであるし、親から見れば、あとどれくらい手がかかるのかのせめぎあいである。
女性が一人で将来、生きていけるようにと考えると、なにか国家資格となるが、既に3年間数学をやってきたとなれば選択できる進路は狭まっている。
結局、修士までは学費・生活費を100%援助、博士に行くなら学費だけ援助ということで妥結した。それから先はドクターになろうがなれなかろうが、面倒は見られない。
里美は黙って姉と父のやり取りを聞いている。3年後は自分の番だ。
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佐川は思うことはあるが語るのは止めようと思う。
これからの時代はドンドン変わる。大学院の数学科を出ても、金融工学に関われるかは、確率20分の1。その職に就いたとしても、5年後10年後、金融工学ももてはやされているかどうか?
金融工学が、問題を起こすこともある。2008年のリーマン・ショックの原因はいろいろ言われるが、根本は金融工学が生み出した証券化商品という存在が問題だったいう。
まして佐川も経験してない2023年以降に金融工学が興隆するのかポシャルのか、想像もつかない。
金融工学ばかりでなく、大手と言われる企業も栄枯盛衰・・・いや消滅や身売りする企業がたくさんある。
日産はバブル崩壊から下り坂で、来年、ルノーからゴーンという人物を社長に迎える。その後も苦難の道だ
2000年頃、東芝は輝いていたが、2015年粉飾決算が発覚してガタガタになってしまった。シャープもサンヨーも、2000年に20年後は予想できなかった。
ろうそくは消える前が一番明るいというけど、今、輝いて見える企業はどうなのだろう?
佐川はこれからの見通しのきかない時代に生きる娘に、アドバイスなどできない。
自分は真面目に悪いことをせず正直であること、それを愚直に守ってきた。ルールを守ることが身を守るという言葉がある。それが王道だろう。
人生に勝ち負けはない。最後に正しく生きたと言えればそれで満足するしかない。
なんで家庭の事情が出てくるのか?
という疑問がございましょう。
第1回で佐川の家族を書いたから、ときどき出てこないとまずいかなと思ったのです。
いままで奥様、洋子さんの登場は年に1回程度です。
私は25で結婚してから40過ぎまで、月月火水木金金
だが当時は、それが普通どころか推奨された。24時間は戦えないが、15時間くらいは戦っていた。
だから娘、息子と遊んだり、語り合うということはめったになかった。
それは悲しいというか残念なことだが、パチンコとかゴルフに行って子供と遊ばなかったなんてことは一度もない。
それとは別だが、80年代、会社のセキュリティは今より緩かったから、休日サービス出勤のとき子どもたちを会社に連れていって、私が仕事するのを見せたりもした。
私はオヤジと喧嘩ばかりしていたから親の恩というのはあまり感じない。
私自身、親の背中を見て育てなんて言えない。親と子は結局別の人格。個々人が迷い考えて生きていくしかない。
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| 注1 |
収賄罪は公務員にだけで民間は対象外だが、民間企業の場合は背任罪とか商業収賄罪になる。 | |
| 注2 |
・他殺による死亡者数推移 | |
| 注3 |
・人口減少社会の到来 | |
| 注4 |
ゴーンが社長になったのは2000年3月16日、逮捕され退任したのは2017年4月1日であった。17年も社長をしていたことになる。 | |
| 注5 |
「月月火水木金金」とは、土曜も日曜も休まずに働くことです。 そもそもは昔の海軍では、航海中は休みがなかったことから、内部で使われていたそうです。それが軍歌「月月火水木金金」になり一般に広まったそうです。 高度成長期は気高いというニュアンスでしたが、現在はアホとか社畜としか思われません。 |
おばQさま 今回のお話には、マネジメントの基本が書かれておりましたね。 特にこれ「ルールを決めて、そのルールに従って仕事をし、上司はルールを守っているかを常時監視しなければなりません」 一言で言えるけれど、これを会社の各所で、いつも行い、継続する事は大変。 だから管理職がいるのですね。 翻って、ISOの審査は「要求事項の実施体制の確認」 要求に応じた体制があろうが、ルールが守られているかは、会社のマネジメントの問題だから別次元。 結局 ISOが見られるのは体制であって、実施状況では無い、この辺りの勘違いが審査員にもあるから問題が起きたのでしょうか。 ISO審査で、現場の「実施状況」を見て、そこから要求事項に遡る事も出来るでしょうが、「実施出来ていない疑い」からは、大きく2つ原因: 1)ルールがあるが正しく行われていない 2)ルールが無い ISOが体制の審査ならば2)が問題なのは明白ですが、1)の場合は どう判定するのでしょうか? ISO要求が「実施出来る体制」ならば不適合でなく問題指摘、要求が「体制を持ち正しく運用される」ならば不適合 会社の監査ならば、ISO要求事項とは無関係に、順法(社内ルールも含み)で問題があれば不適合で是正が必須。 おばQさまが、ISO審査がオママゴトと仰るのは、本来 会社としては順法問題は全て対応すべきなのに、ISO審査を正しく行うならば要求の範囲に応じて判定が変わるからですね。 加えて言えば、審査員が原文の要求事項を正しく理解していないで、自己判断で「問題だぁ」と不適合にするから。 今回のお話を読んでみて、繰り返し仰っていた、ISO審査と会社がやるべきマネジメントの違いが良く判りました。 有難うございます。 |
外資社員様 毎度お便りありがとうございます。 ISO審査でも、もちろん実際の運用を見て適合か否かを判定しなければなりません。 このとき理想は、フィードバックをなるべく最終段から信号を取り出して前に戻すべきです。アンプの出力をそのままフィードバックしても後段の影響を反映しないからあまり意味がありません。 昔、オーディオで電子回路の中だけのフィードバックでなく、スピーカから出る音をとらえるモーショナルフィードバックなんてありました。
上手くしないと発信してしまいます。 ISO審査でも可能な限り後方から信号を取って前段に戻すべきです。しかし多くの審査員はそのつながりをたどることができない。力量不足なのか時間不足なのかはわかりません。 その結果、ひとつのプロセス全体を見て、経営者の期待に応えているかを評価せずに、個々のタスクの後段から前段に戻っているか、効果があるかしか見ていないと感じます。 経営も短期の利益ばかり見ていると、長期的存続が危ぶまれますよね。そんな感じです。 だからISO審査もPDCAを見ているけれど、近視眼なのだろうと思います。まあ腰を据えて審査できるほど時間もありませんし、機能していなくても審査員の腹は傷みません。 要するに真剣勝負じゃないのでしょう。 |
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