タイムスリップISO93 父と子3

25.07.07

注1:この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。

注2:タイムスリップISOとは

注3:このお話は何年にも渡るために、分かりにくいかと年表を作りました。



中岡社長
中岡社長
ときは前回第92話から半月ほど過ぎた7月末、ところは月刊誌「ISO認証」の出版社の社長室である。
社長室と言っても、秘書がいるとか、カーペットが敷かれドレクセル・ヘリテイジの事務机があるわけではない。6畳くらいの部屋にコクヨの事務机と椅子があり、小さめの応接セットが置いてあるだけだ。
その応接セットで、社長の中岡と編集長の押田が話している。


打ち合わせ

中岡社長 「先立って採用した増子はどうだ、使えるか?」

押田 「はい、最初は思い込みが激しい男だと思いましたが、今は少し融通が利くようになって、仕事は真面目で手際も良いです。
学校出てから就職した会社が2回続けて倒産したとは、運も悪かったのでしょうが、今の時代はまさに氷河期ですね」

中岡社長 「そう簡単に氷河期なんて言っちゃいかんよ。俺が子供の頃、1960年頃かな、高度成長期の前でさ、大学はもちろん、中学や高校出ても就職口がないんだ。氷河期どころかスノーボールアース(注1)だ。

しかたがないから、農家とか商店を訪ねて、一日だけでもとアルバイトさせてもらった。
1日の手間賃が400円くらいだったかな〜。当時は正社員はほんの一部で、現場の人は月給取りと言ってもほとんどが日給月給(注2)で月1万5千円くらいだったな。
いくら物価が安かったと言っても、現在に換算すると月7万5千円、家庭持ちなら暮らすのがやっとだね(注3)

押田 「社長の世代が頑張って復興して、今の暮らしがあるわけですよ。バブル以降は日本全体が暗いですが、国民みんなが当時のファイトを持てばと思います」

中岡社長 「ともかく真面目にやっているなら良いわ。
ところで『ISO認証』も創刊して半年が過ぎた。今までの反省を踏まえて、これからどうするかだな」

押田 「ウチと同じカテゴリーの雑誌は、アイソス誌とアイソムズ誌があります。アイソムズ誌は完全に審査員を対象とした雑誌ですから、我々とは狙いが違います。
アイソス誌は認証制度を取り巻く審査員、コンサル、研究者、認証する人を対象にすると謳っていますが、実際は9割が審査員に向けたコンテンツですね。今までの我々はこれに近いですね。

現時点を考えると、認証をビジネスとする側の審査員やコンサルの人口は千人から2千人でしょう。それに対して、ISO9001と14001の認証件数は合わせて3,500件(1997/9実績)。認証している企業でISOに関わっている人が5人いるとすれば17,500人です。マーケットとしては10倍です。更にそのマーケットを向いた雑誌がない。

ということで我々は企業でISO認証しようとしている人、審査で困っている人、システムをお守している人をターゲットとすべきと考えています。
今までISOに関わる人たちと考えていましたが、それはまだ漠然としています。もっと対象を絞るべきでしょう」


注:上記の審査員の数は、登録審査員(注4)から補を除いた数字である。 実際にはコンサルをしている人は審査員登録していない人もいるし、細かく考えるといろいろ要因あるだろう。ここは倍と仮定した。


中岡社長 「おお、押田君も結構、考えるようになったもんだ、アハハハ」

押田 「これ私の考えじゃなくて、先ほど話に出た増子君の提案なのですよ」

中岡社長 「へえ、ウチに来るまでISO認証を知らなかったにしちゃたいしたもんだ。
そういうものであれば、認証機関などより業界団体とか商工会議所などをターゲットに宣伝とか売り込みを図るべきだ。30ページくらいのサンプルを作って配付するとか考えないといかんな。

イメージをもっと固めるために、まずはコンテンツの案を作ってくれないか。構想がまとまったら、モデルチェンジをしよう」

押田 「実は、増子君の父親が契約審査員をしていて、父親のアイデアだそうです」

中岡社長 「そりゃ奇遇というかなんというか。それじゃその父っぁんにも、ご協力いただけるんじゃないか」

押田 「既にそんなことをしています。
認証機関、J□□で今年大卒女子を採用したのをご存じですか? そのことについてどう思うかを聞いてもらいました」

中岡社長 「新卒を採用した話は俺も聞いた。すごい発想だと思ったぞ。
とはいえ、増子の父っぁんは、どう評価したのかな?」

押田 「まったくの判断ミスだと言います。J□□社もですが日本の認証機関の半分は業界系です。業界傘下の企業の遊休人材の出向先として作った認証機関で、新人を採用するのは経営的には全く方向が違い間違いだと。

まして審査員に必要な実務経験が大卒で4年ですから、4年間も戦力にならない人に金を払わないといけない。」

中岡社長 「アハハハ、一刀両断に切って捨てたか。なるほど考えが論理的だ。その業界にいると表も裏も見ているのだろう。
その父っぁんの面白い話は、もっとないのか?」

押田 「このICレコーダーに1時間くらい増子節(注5)が入っています。お聞きになるならどうぞ、ICレコーダーならいくつもありますから。
ちょっと語り口がおもしろいので、ISO認証に毎月1ページくらい書いてもらうのも良いかなと思いました」

中岡社長 「連載物か。雑誌の対照が変われば、カラムもそれに合わせないとな。
そういえばちょっと聞いたが、アイソス誌がベテラン審査員のコラムを設けるらしい(注6)見開き2ページと聞いた。過去に単発で載せたことがあったと思う。
ウチでやるのは良いが、差別化しないと二番煎じだな」

押田 「噂ではアイソス誌は、審査員から見た審査風景を描くイメージらしいですね。
我々が企業の人たちを対象にするなら、企業担当者が悩むような規格解釈、困っているトラブルへの対応策など、蜘蛛の糸のような救いになるものを想定しています」

中岡社長 「いいんじゃないか。掴んだとたんに糸が切れないようにしてくれよ。
だけど増子の父っぁんに、文才があるか、ネタが尽きないかは確認しておけよ。あるいは一人に頼るのではなく、数人で回り持ちでコラムを書くのもあるな。

そうそう、お前が以前、取材に行った研究会の中心人物にでも声をかけてみたらどうだ?」



*****


ここは業界団体の一室である。
今日も主要メンバーの4名が集まって、発行予定のデータ取りまとめをしている。
審査トラブル事例の収集は順調に進んでいる。

問題を起こした認証機関や発生した会社を特定されないように、メンバーが自社や傘下の関連会社の事例を、日時、業種、規模などを書くだけにして指摘事項の書き方、証拠、根拠だけを指定されたフォームにまとめることにした。


金子金子さん中村さん中村
田中田中さん山口山口

1997年には審査員が所見報告書をワープロ書きする認証機関はめったになく、ほとんどが手書きである。だから所見報告書の文章をカットアンドペーストとはいかず、所見報告書を見て手作業でインプットするのが大変だったが、その分、内容を理解するには効果的だった。

不適合全体に占める割合は、会社責の本当の不適合が半分、審査員責のミスジャッジが半分である。
審査が始まった当時は、出された不適合がまっとうか否か、目を皿にして確認しなければならない時代だった。もっとも9割の会社では、ミスジャッジを疑いなく受け入れていた。
本当の不具合も問題だが、とりあえずミスジャッジをまとめる。


ある程度、不適合が書かれたフォームが溜まると、内容の分析と対策案の検討だ。
金子はいま子会社で出された不適合を、目を皿のようにして見ている。
田中が金子の様子を見て、声をかけた。


田中さん 「金子さん、一体どうしたの?」

金子さん 「この不適合を見てどう思いますか?」



「著しい環境側面でないのに目的目標に取り上げている」

注:現実にあったものです。
ちなみに根拠となる項番の記載はなかった。


田中は、金子の前にあった資料を手に取って、不適合を出した審査員の名前を見る。
書かれていた名はISO認証業界では有名な人であった。田中もその審査員が何かの記事で「CEAR審査員登録ナンバーがA000●と一桁だ」と自慢していたのを覚えていた。
審査員になったのが早いことが誇るべきなのかはともかく、そんな不適合を出すようでは誇れないと思う。


中村さん 「それくらいなんだ、これは不適合じゃないけど、所見報告書にびっくりするようなことが書いてあるぞ」



「審査のときに会社側が審査員が語ることをメモしていない。
審査員は不適合是正のアドバイスや改善策について語っているのだから、しっかりメモをとり対策の参考にすること。」


注:現実にあったものです。

田中さん 「おおお、審査とは教育指導で、審査員は教師かよ!
もし審査員に指導された通りして、問題が起きたらどうなるんだろうねえ〜。オラ、ワクワクしてきたぞ」

金子さん 「そもそも指導とか是正策のアドバイスなんて、審査のルール違反でしょう。
所見報告書は認定機関に行かないのかな?
認定機関は、そういう審査をしていたら、取り締まらないといかんでしょうに」

田中さん 「ほとんどの認証機関のウェブサイトには、『お客様の声』っていうページがあるよね。
そこには『審査員の指導を受けて無事認証を得ました』とか『審査時のアドバイスありがとうございました』なんて書き込みがズラッとあるよ、アハハハ(注7)

山口 「審査員のミスジャッジは、とどまるところを知らないですね」

中村さん 「それ以前に、審査のルールを知らないんだなあ〜
これって認定機関に報告したら、どうなるんでしょう?」

金子さん 「しかし佐川さんが語っていた、テンプレの間違い不適合もしっかりと出そろっていますね。
環境側面がスコアリング法でない……これって不勉強というべきか宗教というべきか」

山口 「今となっては審査員を責めるより、ダメな認証機関を選択したことを責めるべきかもしれませんよ」

田中さん 「Determineの訳『決定』を、自由意思による決定と理解している審査員も多いね」

中村さん 「それはやはりJIS訳が問題かなあ〜」

金子さん 「JIS訳と言えば、legibleのところで『読みやすくない文書』の不適合もお約束ですよね。
Legibleを『読みやすい』って日本語の訳としてどうなのかなあ〜。『鮮明』と訳すべきでしょう。審査員だって、鮮明とカスレ・にじみの違いは分かるでしょう」

中村さん 「ウチの関連会社は認証機関をほとんどJ□□社に依頼している。
それでどこでも『文書の言い回しが悪い』とか『一文の長さが長すぎるから不適合』というのを『読みやすく』を根拠に不適合が出されている。
あれって認証機関のテキストにあるのだろうか?」

金子さん 「そんなレベルなら関連会社全部ひっくるめて鞍替えしたらいいのに」

中村さん 「ところがそこは、唾を付けるとか絆創膏を貼った程度の処置でも、是正完了と認めてくれるから評判は悪くないのだ」

田中さん 「審査のレベルは審査側と被審査側のレベルで決まるんかい?」

中村さん 「松下幸之助が言ったらしいよ『国民の程度に応じた政治しかもちえない』って。
良い審査を期待するなら、企業がISOを理解して審査員を指導しなければならないってことかな」

田中さん 「いやいや、それやおかしいだろう。
企業が審査員を淘汰しなければならないの間違いだろう」

山口 「ちょっと、ちょっと。何が悲しくて審査員を指導したり淘汰したりしなくちゃならないのですか?
そもそも認証機関を作った人たちは、何もないところに新しい金儲けを考えたわけでしょう。我々はそんなものにお金を払うことないじゃないですか?」

田中さん 「言われてみると……ISO認証ヤーメタと言えばすべて問題は解決だな」



*****


ほぼ同じ頃、ここは吉宗機械の某会議室。
執行役クラスが数名話し合っている。


中山経営企画室長 「今日は、未来プロジェクトの活用を進めるに当たって認識を合せておきたい。既に皆さんは、未来プロジェクトの成果を聞いているでしょうけど、今までに出された報告の中で、小物かもしれないがまだ手を打っていない利になるものがある。

落穂拾い的にそういうのを進めていきたい。
皆さんにお配りした資料を見てください」

人物A 「社長が乗り気でないと聞いていたが、解禁になったのか?」

人物B 「ウチの部門が使えそうなネタがなくて参っていた。いいアイデアを教えてほしい……って、この一覧から選べということなのかな?」

中山経営企画室長 「社長のゴーサインは出ていない。だが金になると分かっているものについて、手を打っておきたい。製品化や実際に投資するわけじゃないから、社長の意には反しないだろう。

開発本部についてはプロジェクトから出た資料を基に、製品化の可能性を見て、製品そのものでも、機能や内部の機構や回路、ソフトについて検討を進めてほしい。試作するまでなく、開発が必要なものとか分かるだけでも効果は大きい。

知的財産部では、流行するもの、新しく登場するものの一般名とかキャッチコピーなどを商標登録しておきたい。
当社の製品とカテゴリーが異なるものであっても、新製品とか流行するものの名称、商品名をウチで抑えておきたい。時が来たら売れば良い」

人物C 「できることはできるだろうけど、ウチが商標登録しているのを知れば、名前なんて変えるだろう」

中山経営企画室長 「思い入れのあるネーミングなら拘るだろうよ。100件商標登録してもかかる費用は1,000万だろう。数件でも1億で売れたら十分元は取れる」

人物C 「まあ金額としてはどうとでもなるね」

人物B 「資材部となると、未来の情報をどう使うか、アイデアがありません。
なにか良い方法がありますか?」

中山経営企画室長 「あるある、未来プロジェクトに依頼書を出してほしい。部品調達として何年頃はどんな部品をどこから買えば良いかとか、知りたいことを問えばいいじゃないか」

人物B 「そういう漠然とした依頼を出しても良いの?」

中山経営企画室長 「悪い理由はないよ。100%回答が得られる保証はないけど。そういった情報に役に立つこともあるだろう。
その他、我々の同業者や部品・材料メーカーの栄枯盛衰を知りたいとか、何でも質問しろよ。未来プロジェクトにタダ飯食わせることはない」

人物B 「そりゃいい、取引先にお家騒動が起きるなら揺さぶってやるとか、これは楽しみだ」

人物A 「なるほど、ご宣託を待つのではなく、賽銭を上げたら聞かなくちゃ損だ」

中山経営企画室長 「だが聞いてほしい。最優先に取り組むべきことは金儲けより金を失わないことだ。
近未来に起きるビッグイベントは、
2001年ITバブル崩壊とアメリ同時多発テロ、
2008年リーマンショックいやリーマン恐慌だな、
2009〜2012年の革新政権で日本経済メチャクチャ、
2011年の東日本大震災、
2012年保守政権復活、スカイツリー完成、
今後14年間、まずはここまでの対策だな」

人物C 「福島の原発対応はどうするのかな?
当社が東電に堤防を寄付するとかという噂を聞いたが」

中山経営企画室長 「当社単独というのはあり得ない。いろいろ大学の先生を動かしている。地震発生の危険性を唱えてもらって、堤防必須というコンセンサスを得たら経団連として援助するような形を考えている」

人物A 「日本のためだけじゃなく、当社もダメージを受けるわけだから、できることはしたいねえ〜」

中山経営企画室長 「今までの未来プロジェクトの打率は10割です。地震だけ空振りはないでしょう」



うそ800 本日は記念すべき日

と言っても大したことじゃありません。 開始前に宣言した、1話6,000字ジャストを達成したのです。

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
  アポロ11号のニール・アームストロング船長が月面に降り立った際の言葉



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注1 スノーボール(全球凍結)仮説は1992年に発表され、1998年に広く知られたもので、この時代の流行語だった。
・「スノーボール・アース」ガブリエル・ウォーカー、早川書房、2004

注2 日給月給とは大の月と小の月に関わらず月給額が決まっていて、休んだ場合その分が差し引かれる。
日給制とは働いた日数なので、大の月と小の月では貰う金額が変わる。

注3 労働政策研究・研修機構 物価

注4 JRCAの登録審査員向けの季刊誌「JRCA」のJRCA登録審査員数の推移グラフを基に、1997年に審査員をしているのは約500名と推定。
CEARの登録審査員向けの季刊誌「CEAR」のCEAR登録審査員数の推移グラフを基に、1997年に審査員をしているのは約500名と推定。

注5 「○○節」と言った場合、一般的に偉い人・年配者が、部下・若手に持論を語ることを言う。誉め言葉ではなく、いつもくだらないことを聞かされて辟易した人の陰口のことが多い。

注6 アイソス誌に辻井浩一氏の「サロンで議論」が掲載されたのは1998年8月号から2014年7月号である。
ずっと時代が下がるが日経エコロジー誌に川中三四郎氏の「ISO14000事務局 10年目の本音」は、2011年初頭?2013年中頃まで連載された。
前者は審査にまつわるエピソードの類であったが、後者は企業担当者への教えが主であった。
いずれも書いてあることは玉石混交で間違いもある。眉に唾を付ける必要がある。

注7 私は暇があるとネットを彷徨い、何か面白いものはないかと見ている。
2008年に認証機関の「お客様の声」というコーナーにはたくさんの面白い事例が見つかったことを書いている。
・私のウェブサイト「お客様の声」
2009年に見たときはそういう事例は大幅に減った。

2025年はどうかと調べた。
2025年7月5日時点ISO9001/ISO14001認証機関は33社がJAB認定を受けている。その中で「お客様の声」というページがあるのはペリー・ジョンソンと国際システム審査(株)、JQAは「お客様の活用事例」という名称で、都合3社であった。
いずれも「審査員のご指導を受けて」という記述はなかった。ホッとした。

他の認証機関が客からのフィードバックを載せないのはどうしてなのか、3社の掲載内容を見ると、決して無駄ではないしその認証機関の宣伝になっていると思う。
維持管理が面倒くさいのか、あるいはお客様から良い評価が返ってきていないためなのか?



外資社員様からお便りを頂きました(25.07.07)
おばQさま いつもの部分ツッコミで済みません。

田中>「ISO認証ヤーメタと言えばすべて問題は解決だな」

すでに認証済だからサーベランスを辞めるという事ですね。
実際 審査を一度合格しているのだから、サーベランスの必然は企業側から言えば疑問ですよね。
本審査ですら、これだけ問題判定があるから、サーベランスなんて、新たな問題を見つけるのに審査員がもっと無理をするはず。
辞めれば、当然 その企業の認証ロゴは使えないけれど、外部には199X年ISO認証済と言えば良くて後は、この勉強会や、関連の機関を作って認証をしてしまえば良い。
もちろん出向者の職場は失われるのですが、それならば新しい機関を業界団体の参加に作って、まともな審査員は移籍してもらうとか?
実際には、当時の企業丸抱えの天下り習慣を変えるのは無理なのも判っているので、業界団体の中で「サーベランス」は必要かという疑問が出てくることを期待しております。

外資社員様 毎度ありがとうございます。
認証というのは有効期間がありまして、通常は前回審査後12か月です。コロナ流行や大震災のときは延長されました。
ですからサーベーランス止めたということは、認証を返上することを意味します。
そして認証を返上したら、認証していますとは表示できません。詐欺になります。
認証を返上した企業は会社案内などには、「〇年ISO9001認証済」はダメで、「〇年ISO9001認証取得、〇年認証を返上」と記載します。車両や看板への表示は有効期限を過ぎては掲示はできません。
ISO認証というビジネスモデルはデミング賞と違い有効期限があるために、お金儲けが続けられるのが味噌なのです。
ULも定期的に検査に来ますし、以前の電取も何年かのインターバルで来ることになっていました。
考えると運転免許、危険物免許も有効期限があります。それに比べて剣道とか囲碁は、一度段位を取ると死ぬまで有効ってのは信頼できませんよね。
TOEICの点数には有効期限がありませんが、大学でTOEIC●点以上は英語免除なんてときは、1年以内のTOEICに限るとか期限を付けるところが多いですね。






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