タイムスリップ138 研究会10

26.01.19

注1:この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。

注2:タイムスリップISOとは

注3:このお話は何年にも渡るために、分かりにくいかと年表を作りました。




第137話から続く。
2000年10月末である。
研究会から戻ってきた山口は、報告をまとめて佐川にeメールで送る。CCを3人に送るのも忘れない。佐川が研究会の打ち合わせに関心があれば声がかかるだろう。
特段コメントがなければおしまいだ。

翌日、佐川が山口を呼ぶ。佐川の机の脇に置かれている椅子に座る。上長の机の脇に座って話をするのは、オフィスでよく見る光景だ。ここで話して良いのは、仕事の話であって秘密でなく深刻でないものに限る。それ以外は会議室になる。


打ち合わせ

佐川真一 「まず問題だが、おかしな規格解釈だとしても、会社に害のあるものや、単に手間だけのものなど悪影響にもレベルがあるだろう。研究会はどういう考えだったの」

山口 「まず提起された問題は、すべて規格解釈が間違っているという認識で一致しています。それには佐川さんも同意されると思います。 ただおっしゃるように、指摘された場合、拒否するかどうかは若干見解の相違がありました。

目的目標のプログラムふたつは無駄な作業であり、受け入れられないと言いうことで一致しました。場合によっては目的に一つのプログラム、目標に多数のプログラムのこともあります。そう言うことも指摘される可能性もあり、審査員が規格をしっかり理解することが必須という見解です。

スコアリング法については、それを採用しなくても不適合でないことはもちろん、スコアリング法に誘導することも審査のルールから違反であると認識は一致しています。
審査と関わりなくスコアリング法を採用することは会社次第という意見が主でした。私はあれは採用しちゃいけない方法だと思いますが、主体的に採用しているのを他所から意見するのもおかしいということです。
ただ私個人としては、この方法は問題がいろいろあり止めさせたいですね。目的目標の選択とも関係しますから。

目的を著しい環境側面から選択するというのはナンセンスということで一致しました。これは環境管理の考えに反していますし害でしかありません。
不適合を言われた担当者が頭をひねるだけでも時間がロスです。
有益な側面はまだ実害が出てないでしょうけど、デファクトになる前に間違いを正したい、そんなところでした。

対応については各社で状況を把握して問題なら各個で対応するけど、その前に打ち合わせしようということでした。各社で問題となっているなら、研究会として対応しようということです」

佐川真一 「分かった、それじゃまず現状調査ですね。グループ企業の実態を調べて欲しい。当社グループにおいて問題になっていないなら、注意喚起で済むだろうし、既に問題になっているなら対応しなければならない。

山口さんがするのではなく、彼らに目的とか過去のいきさつを話してやらせてほしいな。
3人の仕事は今どういう状況なの?」

山口 「環境管理業務の標準を分担して作っているほか、監査部のスケジュールに基づいて監査に交代で参加しています。このくらいは大丈夫です。10日もあれば調査はできるでしょう。
その先は結果次第ですね?」

佐川真一 「それで頼む。調査結果が出たら皆と話し合いをしよう」

山口 「了解しました」




翌々週である。会議室に佐川、山口と3人が集まる。


山本 「山口さんから指示された、ISO規格に反する審査の判断についての調査した結果を報告します。ええと結果の概要は・・・」

佐川真一 「その前に、調査方法を説明してください」

山本 「はい、山口さんから説明を受けた業界の研究会で取り上げられた審査の問題は数件ありました。その中で礼儀作法とかタカリなどは議論の余地がないと思います。悪いと抗議するしか方法はありません。

規格の解釈に限定し、山口さんの報告にありました、スコアリング法、プログラム2つ、目的を環境側面から、有益な側面の4点に絞りました。
環境目的を著しい環境側面から選ぶという考えについては、スコアリング法の問題を理解すれば自動的に解決というか各組織が対応できるかなと思いました。

当社及び関連会社の過去1年間の審査結果をすべて見て、それら4種の問題について、不適合、改善などの記述があるかどうかを見ました。
その結果、そういった問題はありませんでした」

山口 「じゃあ、問題はないということですか。もしあれば所見報告書に記載されるでしょう?」

山本 「おっしゃるように、規格に反する指摘があれば、所見報告書を受け取ったときのチェックで気がつくはずです。
言うまでもなく、過去より工場や関連会社から所見報告書は、すべて本社でチェックしているわけです(注1)

それに上記についてこの本社環境部は統一見解を定めてグループ内に周知しておりますし、問題発生時はこちらにご注進とくるわけです。いや来ることになっています。

しかし私の経験ですが、審査の場では『これは不適合だけど今修正すれば問題にしない』という司法取引みたいなことが多々あります。
ですから審査の場では問題とされても、審査報告書に記載されず、工場から本社に報告もないことも潜在的にありますね」


打ち合わせ

佐川真一 「それは問題だな。そして工場の省エネ計画が本社報告とずれていく、なんてことになるのだろうなあ〜。
見た目だけのISOと実質の社内の環境管理のどっちが大事かということだ」

佐々木 「それは大いにありますね。その原因は審査の場でチャチャと数字を書き換えれば、その場で問題は解決するし、それ以降も審査員の覚え目出度く問題なく進むからですね。本社に相談して真正面から対応すると手間がかかると考えるからでしょう。

担当者や課長のレベルでは、その場しのぎの嘘をついても、スイスイいけばOKなのです。全社の計画など頭にありません」

山口 「それは問題ですね」

佐々木 「審査の場にいる者としては、費用や時間が大きくかかる問題でなければ、安易な道を選ぶのはありますね。
なにしろ手間暇かけたくないですから」

山本 「話を進めて良いですか?
そういうことを踏まえて、当社工場、支社、関連会社でISO14001を認証しているすべてにアンケート調査を行いました。調査項目は先ほどの4件に絞りました。ただ、それ以外に問題があれば自由記載としております。
アンケートにあたっては、いかなる評価も問題視もしないから、正直に記載するようと明記しております。

結果、調査対象110事業所の内、23事業所の審査において、それに類する指摘事項、改善提案、アドバイスとか改善の機会というものが提起されていました。
それでその23事業所にはメールで詳細を問い合わせました。そういった記述のない事業所には、そのような指摘ないしアドバイスがあったのか否かの問い合わせを再度行いました。もちろんその他、審査で意見されたこと、気が付いたことなどを書いてもらうようにしました。

昨日時点で回収率は約90%で、返答ないところは電話にて担当者に確認しております。
ほぼ十分かと思います」

佐川真一 「良くやった。それでいい。じゃあ、結果を教えてもらえますか」

山本 「はい、当社グループで審査を依頼している認証機関が8つあります。それぞれに分けてまとめたものがこれです」


認証機関事業所数不適合やアドバイスなどI合計Iエラー
割合
プログラム
2つ
スコアリン
グ法
目的は著し
い側面から
有益な側面
産業環境621325656
A社15874343
B社112118282
C社7254545
D社5242222
B〇〇社(外)5000000
F社(外)3000000
G社(外)2000000
合計110272923182318
割合25%26%21%16%21%16%

注:(外)は外資系認証機関を示す。他は日経認証機関

外資系認証機関は私の知る限り、規格の文字通り(文字解釈)の審査をした。恣意的な解釈やよけいな要求事項を加えることはなかった。それを日系の大手は「安かろう悪かろう」と揶揄したが、自分達は「高かろう悪かろう」だったと付かなかったようだ。


佐川真一 「えー、プログラム2個必要が25%、スコアリング法が26%、これは4つの工場の一つは問題と言われたということか。
そして目的は著しい環境側面から選ぶが21%、有益な側面が16%!
こりゃ、由々しき事態だな」

山本 「おっしゃる通りです。 しかしよく見てください。B〇〇社を始め外資系はまっとうです。
一方、産業環境も含めて日系は・・・」

大谷 「外資系は余計なことを言わないのです。それが良いのか悪いのか」

佐川真一 「しかし認証機関によって考えがおかしいのはいろいろだな。産業環境はプログラムが2個必要は多いが、スコアリング法は少ない。
エラー率が外資系は0%なのに対し、日系で一番成績が良い産業環境でも10回の審査で1回ミスがあるのか、問題だな」

山口 「日系は間違いが多いというか、そもそもそういう見解なのではないでしょうか。
産業環境でプログラム2個必要とする審査が多いのは、あそこの大御所の時田部長時田さんがプログラム2個説の言い出しっぺですからね」

佐川真一 「産業環境の取締役の本間部長本間さんはプログラム1個で納得していたはずだ。社内の指導はどうしているのだろう?

山口 「本間さんは既に取締役を引退して、今は契約審査員です(第134話)」

佐川真一 「あっ、そう。いずれにせよ、ウチの大口は産業環境だから、ここは要対策だ。
さて、この状況は由々しき事態だが・・・どうしたら良いと思いますか、皆さん?」

大谷 「どうすればと言われても・・・」

佐々木 「認証機関に交渉して正しい解釈をしてもらうしかありません」

山本 「正義は人の数だけあるというように、正しい解釈も人の数だけあるよ。彼らにとっては正しい解釈なんでしょうね」

佐々木 「それを説明し説得するしかないですよ」

佐川真一 「じゃあ、佐々木さん、説得をお願いできますか」

佐々木 「うーん、考えさせてください」

佐川真一 「山本さんも大谷さんも、今問題にしていることが、規格要求にないとお分かりかと思う。
その考えに自信があれば、そうでないと考えている人たちを説得できるよね。
アインシュタインによると、物事を理解している人なら説明できるらしい。説得できないなら、まだ悟っていないことになる」

佐々木 「課長は説得できるのですか?」

佐川真一 「説得できるつもりです。でも説明されても納得しない人もいるでしょうね。私の話が下手か、相手が狂信者の場合ですね。
まあ、いよいよとなったら、どんな手も使ってこちらの要求は通しますよ」

佐々木 「じゃあ、課長のお手並みを拝見しましょう」

山口 「道場主は最後に登場すると決まっているんだ。まずは佐々木さんあたりが道場破りのお相手をして、佐々木さんが破れたら師範代の私が出る。私がやられて、初めて道場主が出るのがお約束だ」

佐川真一 「ちょっと待てよ、私たちが道場破りじゃないの?」




その後、三人は会議室に残って話し合いをする。


山本 「まず課題は、目的と目標のプログラム2つが必要、著しい環境側面決定にはスコアリング法であること、環境目的は著しい環境側面から選ぶこと、有益な環境側面が必要であること、この4点だ。

佐川課長の話では規格をよく読めば、四つともすべて否定されるということだ。
認証の虎の巻にも書いてあったけど、改めてその理屈をまとめてみよう。

それからそれらがないとならないと言われた工場や関連会社からのアンケートに書いてあった審査員の語る理屈も載せて、それぞれを否定する論理をまとめたい。
ここに三人しかいないけど、とりあえず一人一件それらをまとめて数日後に集まって議論しよう」

佐々木 「残りのひとつは?」

山本 「そのとき考えよう。場合によっては山口さんか課長に頼んでも良いかな?」

佐々木 「よく考えたらその4項目とも正しいという結論になるかもしれませんね?」

大谷 「それは考えてみてからにしよう」

山本 「そいじゃ、解散だ」




佐々木は「目的と目標のプログラム2つが必要」というテーマを採った。というのは元から佐々木は2つ必要だと考えていたからだ。内心、佐川が簡単なことを間違えたとバカにしていた。
だって規格の文章は「その目的及び目標を達成するためのプログラムを作成し、維持しなければならない(ISO14001:1967 4.3.3)」とある。

及びをどう解釈するかだが、「その目的を達成するためのプログラム」及び「その目標を達成するためのプログラム」と理解しておかしくなさそうだ。 1つでも良いと表現するには「及び」でなく「共に達成する」などと表現を変えるのではないだろうか?


*佐々木はISO規格の英語原文を読むという発想はなかった。


それから現実を考えると、どうか? 例えば、1億の設備投資をするとき、どんな計画を立てるだろうか。建物の建築を含めたとしても2年かかるものはまずない。ほとんどは1年計画だ。

設備の搬入 計画書はいろいろあるがスケジュール表を考えると、A3サイズで1枚には収まるだろう。建物、排水、配線、設備搬入、試運転など詳細は別シートになるだろう。だが環境管理課としては細かいことまで口を挟むこともない。

A3サイズに書き込める程度をメッシュで進捗を見ていれば、遅れなり異常なりは検出できるし対応もできる。
何事かあって会議を持つときは、担当の業者が細かいスケジュール表を持ってきて説明するはずだ。

となると目的(objective)、つまり工事、竣工、生産開始という行程として、それぞれの達成目標(target)はもちろんあるわけだが、そのためのスケジュール表を作ることはないことに気付く。

そもそもプログラムには、実施責任、手段、日程があることとなっている。発注側が管理するメッシュであれば必要十分であり、それは1枚ものであるのが普通だ。
項目が多数あったとしても、縦方向が長くなっても大中小と展開するまではない。というか佐々木は、それほど大規模な工事をしたことはない。

?
佐々木
佐々木は今まで目的の環境マネジメントプログラムとは3年間の計画で、目標の環境マネジメントプログラム1年間の計画と考えていた。
それは認証機関で受けた講習会で習ったことだ。

しかしよく考えると、3年間の実施計画など実際にはない。工場の建屋や機械設備の長期計画などは工場が作るわけにはいかない。
そりゃ設備がボロで更新しなければならないとなると投資計画を立て事業本部に申請するが、全社の優先順序があるから工事をしても良いという認許が出るのはいつになるか分からない。
だから工場にいたとき作っていた目的のプログラムは、計画でなく願望を書いていただけで翌年は大幅に入れ替わる。審査員も何も言わなかったのでそれで問題ないと思っていた。

ちょっと待てと佐々木は考える。そもそも目的(objective)、目標(target)、program(プログラム)とは、具体的にはどういうものか? サンプルがないだろうか?
もしかして、佐々木が習ったものとは違うのだろうか?



佐々木は英英辞典を引いたり、いろいろ考えてみるが、疑問が解消されるわけもない。
頭をあげて見回すと、山口がパントリーから出てくるところだ。湯気の立つ紙カップを持っている。

佐々木は立ち上がり、まだ自席にたどり着かない山口に声をかける。
結局、佐々木もコーヒーを注いできて打ち合わせ場に座る。


山口
山口
ミルク
湯気
紙コップ
湯気
紙コップ

佐々木
佐々木

ミルク

佐々木 「というわけでプログラムが2つ必要かを考えているのですが、よく考えてみると環境マネジメントプログラムなるものの、見本を見たことがありません。一体どんなものなのでしょうか、ご存じですか?
私が考えたのは、ガントチャートとかWBSのようなものですが?」

山口 「考える前にISO14001だけでなく、ISO14004を熟読しなければなりません」

佐々木 「ISO14004?

山口 「その様子じゃ、読んだことないのかな?
ISO14004は shall(しなさい) じゃなくて should(すべき) で、ISO14004の序文には、ISO14001の例示、説明、選択肢を示すと書いてある。要求事項じゃなくて指針という位置づけだ」


ISO規格にも強制力によっていろいろあります。
  • 基準(Standard):記述されたこと守らなければならないもの。
    例「ISO9001 品質マネジメントシステム-要求事項」

  • 指針(guideline):強制力のない要件、基準、方法などをいう。
    例「ISO19011 マネジメントシステム監査のための指針」

  • 手引き(guidance):何事かについてのアドバイスや指導。
    例「ISO26000 社会的責任に関する手引き」


山口は席を立ってロッカーから対訳本を持って来る。


山口 「これを熟読しないとISO14001は理解できないよ。
さて、環境マネジメントプログラムについてどう書いているかと見ると、ちゃんとサンプルが載っている。
ここ、ISO14004の4.2計画に『実践の手引き』がある(注2)


参考1
ISO14004:1996の「実践の手引き」の表(対訳本を見て私が同じく作成した)

約束及び方針計画
環境方針での約束天然資源を節約する
目的1技術的、商業的に可能な限り水の使用を最小にする
目標1選定サイトにおける水の消費量を1年以内に現在水準の15%削減する
環境プログラム水の再使用
行動1行程Aのすすぎに用いた水を、行程Bで再使用するため、リサイクルするための装置を設置する
1) 同様のプロセスが、全ての方針での約束、目的及び目標について繰り返されることが望ましい。


注:正確には「実践の手引き」には「プログラムの見本」とは書いてない。「プログラム作成のプロセスの一例」とある。
だからこのようにまとめてから、WBSなりPERTに展開することを想定していたのかもしれない。

だが下図のISO14004:2004や2015年版の附属書を見ても、内容的にはほぼ同じであるから、この表であってもプログラムと言えるだろう。現実に某外資系認証機関のエライサンは、上表のように作れと言った。


参考2
ISO14004の2004年版、2015年版での附属書では次のようなサンプルを載せている。

目的目標プログラムの例

注:いずれもガントチャート様ではなく、言葉による記述である。
1996年版より具体的に見えるかもしれないが、よく見れば縦を横にしただけで、情報量は同じである。

佐々木 「うーん、この表は私が想像していたものとは相当違いますね」

山口 「どう違うの?」

佐々木 「もっと精緻に5Wが書いてあるものと思っていました」

山口 「でもISO14001が環境マネジメントプログラムに要求することは、すべて網羅されているよ。そしてこれは模範や手本ではなく一例だ。だからこれ以上精緻であっても悪いわけではない」

佐々木 「これを見なかった私は不勉強だったのですね」

山口 「ISO14001だけ読んでも十分だと思うよ。だってISO14004ではISO14001以上のことが書いてあるわけではない。易しく説明しているだけだ」

佐々木 「私はISO14001の文章を読んで、書いてある通りのものを想定せず、自分の知っているものを思い浮かべてしまったのでしょう」

山口 「そうかもしれない。みなさん勉強しているから、プログラムという言葉から、WBSとかガントチャートあるいはCPM(Critical Path Method)などを思い浮かべるでしょう。
でもISO規格の文章を読めば、そんなに緻密なことを要求しているわけじゃない。これは単なる表だ。時系列でもなんでもない。
でも規格に書いてある役割、責任、手段と日程だったかな、それは満たしているね」


佐々木は黙り込んでしまった。






うそ800 本日の誓

私は過去より、文章の漢字率を40%以下にしていた。

ここでは 漢字率=漢字の数÷総文字数 とする。

最近、文章の漢字率について書いたものを見た。それでは
 25〜35%:新聞・一般向け解説文
 30〜40%:論説・評論・実務文書
 40〜50%:学術論文・専門書
 50%以上:法律文・古文調・漢文訓読

他方、読みやすさの目安は次のようだ。
 00〜30%:かなり読みやすい
 30〜35%:一般読者に最適
 35〜40%:書き手寄り
 40%以上:読み手を選ぶ

これを見てこれからは漢字率30〜35%を目指します。ちなみに本日の文章は31%です。
方法として、抽象語・概念語・専門用語は漢字の方が分かりやすいから漢字とし、動作・感情・補助語を基本仮名文字とするのがセオリーらしい。
とはいえ「言う」「行く」などは漢字でしょうね。

ところで漢字を数えたのかって?
それが嫌で勉強しました。VBAを組むのです。便利なものがあるものです。



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注1 所見報告書を、審査を受けた組織がコピーして他に渡すことを制限する規則も契約もない。

注2 ISO14004は二度改定され、1996版のJIS訳は現在入手できない。英文はネットで見つかる。

環境マネジメントプログラムの雛形の絵はISO14004の2004年版から附属書に追加になっている。
しかし1996年版でも4.2に『実践の手引き』で、概要は示されていた。







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