野菜を作ろう(入門編) 〜メニュー〜

まずはスタイルから

写真 初めまして、Tomi農園のオーナーのTomiです、このスタイルですが、人様に自慢してお見せできるようなスタイルでは無いのですが、やはり農作業は、余りスタイルだけを気にしますと肝心な農作業に支障が生じまして、何の為の農作業分からなくなってしまいますのでスタイルはホドホドニに、皆さんは自分のスタイルで、
さて見てお分かりの様に、このスタイルは初夏のスタイルです、冬はこの上に半袖ダウン ベストを羽織り農作業をします。
まずは上から、頭にはタオルを被り、その上に麦わら帽子を被ります。
そして長袖のワイシャツ(新品のYシャツではなく長年使って色あせたYシャツでOK、長袖の理由は農場は一年中紫外線が強く、少しでも肌を焼かない様に又、虫に刺されに注意しています)その下にテーシャツ着ます。
靴ですが、靴は私の場合は長靴を履いています、人によっては職人さんが履く地下足袋の方も居られますが、畑には突起物(細竹の切り株の根っ子、場合によってはガラス等)が在り、土の中に何が在るか見えない事があります、農作業をする時は十分に足元を注意して作業を行ってください。
そうそう忘れてはイケない事は、手袋です。この写真では手袋をしていませんが、畑の土には、いろいろな微生物や虫が沢山居ります、初めて農作業を行う方は確実に手袋着用してください。
それと、農作業終了後に手洗いが出来る場所(水を確保)が欲しいですね、爪の中に土が入ります、出来たら農作業をしても手は綺麗な方がベストですよね。

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道具をそろえましょう

写真 農作業に必要な物は農具ですが、その前にもっと必要な物は農地(畑)です。
私の場合、畑は先祖代々の畑が在り、その土地を利用させて頂いています。
皆さんは農地を探すのはチョット大変ですが、皆さんが住まわれている周辺を良く見渡しましと、必ず耕作していない畑が在ります。その畑の持ち主さんと交渉して畑を借りる方法があります。(この方法はチョット時間を掛け、畑の持ち主方との信頼関係を作る事が大切です)
もう一つの方法は、お住まいの公共機関が行っています、市民農園を借りる方法か、インターネット上での検索、いろいろな方法が在りますが、みなさんに会った方法で畑を探してください。
写真 さて、農機具ですが、極力機械を使わず手作業が基本です、余り機械を頼りにすると、本来の農作業で得られる、体を動かすし健康を維持すると言う、二次的要因が損なわれしまいます。
もう一度、このホームページの目的である、美味しい野菜を作り、美味しい野菜を食べ、作る作業から得られる運動=健康です。
写真に在ります様に、Tomi農園で使われています、道具(農具)の一部を紹介します。鍬(くわ)、鎌(かま)、スコップ、レイキ、草刈り機、(農園唯一の機械)、農機具を保管する物入れ(テント)、桶(手洗い及び畑用)など、御紹介出来ない物も沢山あります。
道具の購入先は、ホームセンター等で販売していますが、極力お金掛けず最少の道具で結構だと思います、又どの様な道具が必要か、農作業を進めますと、自然に分かって来ますります。
さて、農具の使い方(Tomi農園での使い方)を紹介します。
農地を借りる事が出来たとして、きっと農作物を作っていない畑で雑草が一面覆って居ると事でしょう、まず行う事は、鎌で地道に雑草を取り除く(別名:草刈)作業が待っています。いろいろな種類の草が在り、最初草刈を始める時、大変と思いますが、草刈作業で一番感激することは、草を取り除き、ふと後ろを振り向くと土が見えて何とも言えない満足感を味わえます。(Tomi農園の場合、畑の面積が広すぎるので、鎌と草刈り機を両方使っています)土が見えて来たら、今度はスコップで、土を掘り起こします。(別名:天地返し)どうして天地返しをするのは、畑には雑草の根子、石、ガラス、前に使っていた農作業のビニール等、畑の中にはいろいろな物が埋まっていましてそれを、土の中から取り除か居ないと、農作物が良く育ちません。
写真 天地返しが終わったらレイキを使い、土の凸凹を平らにします、その後、鍬を使い畝作りを行います。(作物により畝幅の違いアリ)

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大切な肥料作り

野菜作りにどうしても必要な物の一つに、堆肥が在ります、Tomi農園の場合、秋の農作業として、農園近くの公園に行き、落ち葉集めを行います。この公園は広く、サクラ、くぬぎ、クリ、ケヤキ、ナラなどの木々が多く、写真の様に大きなゴミ袋を沢山持って行き、熊手で広い公園の落ち葉を一日掛けて集め、軽トラで農園まで運びます。
写真 堆肥を作るのには、まず落ち葉と米糠、油かすと一番大切な”水”が入ります。当農園では、90リットルのゴミ袋を使い、沢山集め50袋が一山の目安として、堆肥の積み込み作業を始めます。
まず、積み込んでも崩れない様に簡単な囲いを作ります、(四方に杭を打ち、その杭を囲む様に木の板を張り付け、囲いを作ります)囲いの中に公園で集めて来た落ち葉を入れ厚さ10cm位まで積み込み水を掛け、足で踏み込みます。
足で踏み込だ落ち葉の上に米糠を掛け全面が白く成る位掛ける、次に白く成った落ち葉の上に落ち葉を又10cm位積み込み水を掛けるそして、足で踏み込み、今度は油かすを全面に掛ける、又ゴミ袋より落ち葉を出し、油粕の上に落ち葉又10cm位積み込み水を掛ける。
この繰り返しを高さ1mぐらいまで積み込みを行います、根気の入る作業です、そして落ち葉の落ちる季節、外気も低く成り大変な作業ですが、 作物を作るのに、やはり自然に在る物を工夫して作物を作った方が、なぜか作物のストレスが違うような気がします。
写真 このTomi農園のホームページを見た人だけに、お教えしたい事が在ります。それは、この腐葉土を一年間寝かせ発酵させ、翌年、腐葉土を堀起こしますと、なんと”カブト虫の幼虫”がウヨウヨ居ます。
Tomi農園の付近は、まだまだ自然も多く、夏に成りますと、農作業中私の頭の上をカブトムシがブンーと、飛んで行きます。
ここで一つ困った事が毎年発生します、腐葉土を畑で使う時に、カブトムシの幼虫を移動させ無ければなりません、本当は、その腐葉土の中で羽化させるのが一番良いのですが、Tomi農園の農作業にはどうしても、この腐葉土が必要で在り、野菜が成長するのに必要な宝物なのです 。

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