iPodのお供に:"Hudson Riverside Drive"〜ダウンロードリンク開設(期間限定)

年の瀬を迎え一段と寒さも厳しくなって来た今日このごろですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。私は、久しぶりの日本の冬を味わっております。さて、今日は久々の新曲公開のお知らせです。オヤジ・バーチャル・バンドのTIG(第一曲目のThree in the Grooveからとりました)第三弾、"Hudson Riverside Drive" が公開されました。私が出張で何ヶ月も出かけてしまうのでノビノビになっていましたが、やっと出来上がりました。

Larryさんのドライブ感溢れるごきげんなギターとムシャンガさんのソウルフルなドラムを軸に、最初から終わりまで2コードだけで構成されたシンプルな曲です。曲の構成が単純なだけに、いろいろなイメージが自由に湧いて来るという面白さがありましたが、一つのストーリとしてどうやって展開するのかという難しさもありました。私は曲の構成と鍵盤関係をきめただけで『あとはおまかせします〜』でしたが、ドラムのムシャンガさん、ギターのLarryさんという二人のエキスパートのおかげで、TIGらしく三人三様の味がミックスされたドライブ感のある曲となりました。最終MIXはこれまで同様にムシャンガさんに仕上げて頂きました。

とりかかった当時は「これは
B面二曲目だね〜」とサラリとした西海岸フュージョン風の軽いタッチというイメージでしたが、いろいろとやっているうちに曲のストーリー性として「マンハッタンを舞台にした黒人刑事のドラマのテーマソングみたいだ」という話が盛り上がって来たんですね〜。このイメージをベースとして、最終的にはかなりダークでブルーなサウンドにたどりつきました。

曲名の
"Hudson Riverside Drive" はニューヨークにある"Riverside Drive"という通りの名前からとりました。この通りはマンハッタンの西側ハドソン川沿いに、72丁目から北に向かってハーレムの西側を通りつつ181 丁目まで伸びています。私の古い記憶では、ところどころ物騒な場所がありますが、いかにもマンハッタンという空気に満ちた場所です。NYを舞台にしたちょっとダークな『黒人刑事ドラマ』のイメージと、今回の曲でテーマをとっているLarryさんのギターのドライブ感をひっかけてみました。

下のリンクから2008/
2/4までフリーダウンロードしていただけます。皆様からのコメントも楽しみにしています。ではでは、良いお年を。

(ダウンロードは終了いたしました)
Hudson Riverside Drive聴く


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