AirTunes で Last.fmを聴く:Airmac Express + Airfoil で究極の Smooth Jazz インターネットラジオを楽しむ!

今回は久々にコンピュータ関係の記事です。ここのところ Last.fm で音楽を聴くのにハマってます。前の記事でも書きましたが、一番の魅力は自分の好みのラジオ局を作ることができるというところ。もう一つの魅力が、他のインターネットラジオに比べて全般的に音質がクリアーで自然ということです。というのも、多くのインターネットラジオ局では、オンエアー用にアルバムに入っている音源を少し加工して、若干派手な音質に変えて流しています。これは、BGMとしてPCの小さなスピーカーで流しても曲がはっきりと聴こえるようにという配慮があるからだそうですが、逆にきちんとしたオーディオ装置で再生すると、ちょっと不自然にギラギラしたり、ざらっとした感じがするのが難点です。その点、 Last.fm では CD から iTunes に読み込んだだけの状態に近い自然な音質で楽しむことが出来ます。

さて、こうなると Last.fm こそオーディオ装置につないで聴きたいと思うのが人情です。私の自宅のメインのオーディオ装置はリビングにあります。手持ちのCD音源はすべて iTunes に読み込み、自宅の無線LANを使い Airmac Express のもつ AirTunes 機能を使ってメインのオーディオ装置で再生できるようになっています。このセッティング iTunes で再生する分には快適そのものなんですが、iTunes 以外で再生する音については AirTune機能を使うことが出来ないんですね〜。つまり Last.fm もそのままではダメです。

そこで登場するのが Airfoil というシェアウェアです。これを使うと、Mac 上で再生される音ならなんでも AirTunes に送り込むことができるようになります。使い方は、MikyE さんのサイトmuta さんのサイトで紹介されています。これで私も、 Last.fm の自然な音質が満喫できるようになりました。Airfoilは、Windows用もあるそうなので、Windows で iTune + Airmac を使っている方は試してみる価値がありそうです。

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PCエミュレーションソフトWinTel2.0は要注意のようです

OpenOSXによるOSX用PCエミュレーションソフト"WinTel 2.0 for Mactels"の評判があまりよくないようです。以下のMacNN関係の英文コメントをフォローしてみました。

MacNNの"WinTel 2.0"紹介記事へのコメント
MacNNの読者フォーラム

以上二つのコメントスレッドへの投稿内容をまとめると以下の3種類の話があります。(1)「OpenSourceを使っているのにそれをきちんとAcknowledgeしていない」という倫理的問題、(2)「注文したけどダウンロードできない」というサポートに対する不安、(3)「動作が非常に遅く全然Native並ではない」という性能の問題。今のところ(2006.1.23現在)快適に動いたという報告はみあたりません。"WinTel 2.0 for Mactels" は、いちはやく "Intel Native" 対応を発表して注目を集めましたが、実績のある "Virtual PC" 等といった他のエミュレーションソフトの選択肢が出てくるまで待つ方が賢明かもしれません。

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iPod Boomboxの正体...

iPod Weblogで取り上げられている「Apple Computerが香港のIntellectual Property Department に iPodに関係する2つの新しい商標登録「iPod Hi-Fi」「iPod Boombox」を申請した」というAppleInsiderが伝えたニュース、iPodユーザーとしてはちょっと気になりますね。言葉の意味として"Boombox"とはなにかというと大きめの音量が出るラジカセ(ないしコンパクトステレオ)というイメージですね。そう、肩に担いだ大きなラジカセ(これがBoombox)から大音量のHip-hopを響かせながら街角を歩くといった光景が思い浮かびます。アメリカの通販価格比較サイトで"Boombox"といえば、こんな感じのものが出て来ます。その中に、ありますあります、iPod関係のものが。そう、"Boombox"というカテゴリーにiPodを接続するドッキング型アンプ内蔵スピーカーがあります。ただ、これが「iPod Boombox」とするとちょっと平凡すぎますね。う〜ん、何か新しいアイデアがあるはずです。

AppleInsider
iPod Weblog
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旧iPodでも動画が見られる合体メカ!!

Advanced Technology Office(ATO)からiPodをビデオレコーダー/プレーヤーにするiPod用周辺機器「iSee 360i」が発表(1月5日)されました。私の持っている第4世代iPod、iPod miniなどを合体して、その背面にある3.6インチカラー液晶画面でiPodに保存されているムービーを観賞するというものだそうです。再生可能メディアフォーマットはMPEG-2、MPEG-4、Windows Media 9および10と幅広いです。MPEG-2に対応ということは、Macに外付けするTVキャプチャー機器やHDDビデオで録画したデータを変換しないでそのまま見られそうですね。実物が見てみたいものです。

ITmedia +D LifeStyle
ATO
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Mac対応USBデバイスサーバ

Mac OSXでも使えるUSB 2.0 Hi-Speed 対応USBデバイスサーバ、Silex社製SX-2000U2を購入しました。メーカーのホームページでOSX用のソフトが公開されています。USB機器を100BASE-TXのEthernet経由で切り替えて使えるというもの。外付けHDD等のUSB 2.0対応機器をUSB1.1しか搭載していないPowerMac G4 Cubeにつなぐとデータの転送がとても遅いのですが、これを使ってEthernet経由で接続するとUSB1.1に直結するよりは2〜3倍ぐらい速くなります。USB 2.0搭載のHDD内蔵MPEG2ビデオカメラからのデータ転送がぐっと速くなりました。試しにiPod Photoを接続したところ問題なくiTunesとシンクロしました。またUSBスキャナーをつないだところ、複数のMacの間での使い回しがぐっと楽になります。USB HUB経由はまだ正式にサポートしていないようですが、私が試した範囲では大丈夫のようです。アイデア次第でいろいろと重宝しそうです。なお、USBサウンドIF、WEBカメラ、USB接続TVキャプチャといったストリーミング系機器はうまく動きませんでした。

追記(2006.2.19): OSX用のソフトSX Virtual Link for Mac OS X 正式バージョンが公開されました。
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Google Earth for Macが正式に配布開始

Google社のWEBサイトからGoogle Earth for Macが正式に配布開始されていました。動作環境はTiger(10.4)以上で、Panther(10.3.x)で動作しません。 世界中の風景を空から眺めることができます。宇宙空間から空をビューンと飛んでズームインしていく感覚はなんともいえません。一見の価値ありです。

追記(2006.2.19): 新しいバージョンが公開されPanther(10.3.9)でも動作するようになりました。
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