新曲"Funky Struttin' (by TIG and Friends)" 公開です!

TIG(ノリノリ三人組: Toru Ishiwata/ギター、Hiroki Ide/ドラム・パーカッション・ミックス、Shigeki Kawahara/キーボード・作編曲)の第五弾、10ヶ月ぶりの新曲です。とりかかったのは2010年6月でした。7月までのリズムセクションの録音は順調に進んだのですが、8-9月は例のごとく私が出張で長期に出かけてしまったり、リードの朝本千可さんの機材が不調で録音が遅れているうちに10月にはご自身のフランスでのライブが始まってしまったり、なんだかんだとするうちにあっという間に12月になってしまいました。

この曲は、以前に自分一人で録音した曲をTIGバージョンとしてリメイクしたものです。リメイクとはいえ、アレンジは大幅に変わり、TIGとその音楽友達が総出演するまったく新しい曲に生まれ変わっています。今回のバージョンはぐっとアップテンポになり、前半はソプラノサックス奏者の朝本千可さんのシャープなリードとソロ、真ん中にピアノソロ、後半はギターソロとナオミさんのスキャットソロの掛け合いでゴージャスに締めくくっています。

2010年の締めくくりにふさわしい曲が出来ました。
素晴らしい音楽仲間に感謝!


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Fourplay at Blue Note Tokyo!



12/6(月)の夜、カミさんとFourplayのライブに行ってきました。場所はBlue Note Tokyo。ライブハウスで聴くジャズは久しぶりです。今回のライブは二つの話題がありました。一つは、Fourplayの最新のアルバム”Let’s Touch The Sky”発売(2010.10.25)後の初めての来日ライブであること、そしてこのアルバムからギタリストがラリー・カールトンからチャック・ローブにかわったことです。

Fourplayの新しいアルバムの評判は上々です。その評判の良さの理由として、「チャック・ローブが加わったことが他のメンバーにも良い刺激となりFourplayに新しい風を吹き込んだのではないか」というコメントが随所でみられます。同感です。私も、新アルバムを聴いて「お〜何だか新鮮で躍動感があっていいぞ!」とスゴク気に入っています。


さて、ライブはどうだったかというと、これはもう「素晴らしい!」の一言でした。新メンバーのチャック・ローブが張り切っているのがガンガン伝わって来ました。特に、アルバムの二曲目に当たるチャック自身の作曲した”3rd Degree”の前に「リーとラリーという素晴らしいギタリスト達に負けないような曲を作りました、ノリノリで聴いて下さいネ!」と宣言するや、ファンキーなギターが炸裂。もちろん、他のメンバーもこれぞ一流という見事な演奏の連続でした。チャックとボブ・ジェームスとの掛け合い、ハービー・メイソンのシャープでパワフルなドラムソロ、ネーザン・イーストのコシのあるグルーブを作り出すベース....、いや〜スゴかった。最高のライブでした。

私とカミさんが座っていた席の前がちょうどバンドメンバーの出入りする通路になっていて、退場するときにアンコールも含めてしっかり二回も握手してもらいました。でも、私と二回とも握手してくれたのはボブ・ジェームスだけ...すぐ隣に居たカミさんはなんと二回とも4人全員と握手してました。「なんか不公平だな〜」というと、カミさん曰く「きっとアナタが同じピアノ弾きだって感じたのよ〜」。そんなわけないでしょ、イイカゲンにしなさい(チャンチャン)。
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東京Jazzにいってきました!


東京Jazzの最終日9/5の夜の部にカミさんと出かけました。お目当てはもちろん、The Jazz Crusaders。今回の来日は、Joe Sample, Wilton Felder, Wayne Hendersonという Crusaders のオリジナルメンバーが三人揃うという、今後はないかもしれない貴重なライブになる予定でした。特に、トロンボーンの Wayne Henderson は1970年代に Crusadersから離れて久しく、テナーサックスの Wilton Felder と二人揃ってのライブは本当に久しぶりということで、スゴく楽しみにしていました。ところが、残念なことに来日の前に Wilton Felder が体調を崩してしまい、緊急入院と手術ということになり、三人揃っての来日は幻となってしまいました。

とはいえ、長年のCrusadersファンの私にとって、本当に素晴らしいライブでした。今回の演奏の特徴はアレンジが全部アコスティックになっていたことでした。DVDで持っているモントルー2003ライブでは、ほぼ昔のCrusadersのままのアレンジでした。ところが、今回のライブでは、Joe Sampleはずっとグランドピアノのみでエレピは弾きませんでしたし、ベースもアコスティックのみでした。サウンドとしては、昨年の春に聴いたJoe Sampleトリオに近いものでした。でも、ノリは実にCrusadersらしいファンキーな演奏で、特に、インストバージョンで演奏された往年の大ヒット曲、Street Life は、はっとするような新鮮な響きがありました。

「音楽はやっぱりファンキーでなくっちゃね!」。テンションが上がっていたせいか、再発CDを5枚もまとめて買ってしまい、カミさんにあきれられてしまいました...
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かもめの歌声

皆様、またまたご無沙汰しています。私は久々に日本に長く居られそうな感じの今日この頃です。今がチャ〜ンスとばかりに新曲作りにも着手しています。

さて、8日ほど前になりますが、サックス奏者の朝本千可さんとお会いする機会がありました。場所は、三浦半島の先端の三崎です。そこで、朝本さんお薦めのミサキプレッソ(MP)という素敵な店に行き、おいしいイタリアンにワイン、そして三崎の絶品海産物を堪能しました。

「二人が同じときに日本にいて、こうして会えるなんて素敵だわ〜」と満面の笑顔の朝本さんとお話していると、ついついワインがすすみ、すっかりご機嫌になってしまいました。一緒におじゃましたウチのカミさんに「もうアナタ飲み過ぎよ!」とあきれられてしまいました。CM製作等、映像制作関係に携わる朝本さんの妹さんも一緒で、その昔、一世を風靡した「ピッカピッカの一年生」の製作にまつわるお話しをうかがい、う〜ん、そうだったのか〜これは大変な時間がかかっていたんだ...と得心しました。そうこうするうちに、MPの藤沢さんと朝本さんの連絡網なんでしょうか、三崎つながりの方々も集まり、大いに盛り上がりました。

この日、実はもうひとつスゴイ発見がありました。それは、かもめ児童合唱団です。三崎でずっと昔から続いている児童合唱団で、最近、ミサキプレッソのご主人の藤沢さんのプロデュースでCD「焼いた魚の晩ご飯」が出たとのこと。朝本さんが「これは泣けるよ〜」と一押しの様子、「では一枚いただきます」と言ったら、「まあまあ、まずは聴かなくちゃ...」ということで、朝本さんのお気に入りのトラベシアを聴かせていただきました。これが素晴らしかった。「なんとキチンとした歌なのか...」そのまっすぐな歌声に感動しました。

音楽は素晴らしい...不思議な力がある...と今さらながら思った夜でした。
素晴らしい夜に感謝...
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新曲"Tidak Apa-apa"公開です!

ご無沙汰していますが、お変わりありませんか?
さて、TIG(ノリノリ三人組)の第四弾、実に22ヶ月ぶりの新曲が公開されました。とりかかったのは20093月でしたが、あいかわらず私が出張で何ヶ月も出かけてしまうので完成はノビノビになっていました。

今回の曲は、以前にAnother World II (v2) でサックスソロを吹いていただいた朝本千可さんからの「今度は私のリードの曲を作って下さいね」というお話に応えるべく作りはじめました。曲名の "Tidak Apa-apa" はインドネシア語で「大丈夫!気にしない気にしない」という意味です。色々と厳しさのます今日この頃ですが、みんな元気を出して明るくいこう!という気持ちを曲にしました。ここのところ長期に滞在することの多いインドネシアの風景で、「カラッと晴れた乾季の日に心地よい浜風が吹く海岸通り」をイメージしました。

風景のイメージはこちらのサイトのスライドショーでご覧下さい。
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ではでは、聴いてみて下さいね。

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SHIGEKI KAWAHARA の新作オリジナル曲の試聴はこちらから
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