Binh Minh Jazz Clubでハノイの金曜日を満喫

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ご無沙汰しています。自分は先月から仕事でベトナムのハノイに滞在中です。昨晩、前々から一度行ってみたいと思っていたハノイのジャズクラブ、"Binh Minh Jazz Club" に行ってきました。
ハノイ市中心部の南側、Quan Su 通りの65番地のHot Life Cafeの三階にあります。ステージ向かって両側の壁は二面は大きなガラス窓なので開放感のある店です。





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昨晩の演奏は、テナーサックス+ピアノ・トリオでした。リーダーはサックスで、パッと見た目は少林寺の修行僧のような風貌で、幅広くブルーノート系の"Mr. PC"からデューク・エリントンの"Sophisticated Lady"、さらにハンコックの"Cantaloupe Island"まで、なかなか幅広いレパートリーを聴かせてくれました!ハノイのJazzyな夜を満喫するなら、お薦めのスポットです。店は夜7時開店、ライブは9〜11時です。軽食と飲み物でUS$10〜15。


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Fourplay at Blue Note Tokyo!



12/6(月)の夜、カミさんとFourplayのライブに行ってきました。場所はBlue Note Tokyo。ライブハウスで聴くジャズは久しぶりです。今回のライブは二つの話題がありました。一つは、Fourplayの最新のアルバム”Let’s Touch The Sky”発売(2010.10.25)後の初めての来日ライブであること、そしてこのアルバムからギタリストがラリー・カールトンからチャック・ローブにかわったことです。

Fourplayの新しいアルバムの評判は上々です。その評判の良さの理由として、「チャック・ローブが加わったことが他のメンバーにも良い刺激となりFourplayに新しい風を吹き込んだのではないか」というコメントが随所でみられます。同感です。私も、新アルバムを聴いて「お〜何だか新鮮で躍動感があっていいぞ!」とスゴク気に入っています。


さて、ライブはどうだったかというと、これはもう「素晴らしい!」の一言でした。新メンバーのチャック・ローブが張り切っているのがガンガン伝わって来ました。特に、アルバムの二曲目に当たるチャック自身の作曲した”3rd Degree”の前に「リーとラリーという素晴らしいギタリスト達に負けないような曲を作りました、ノリノリで聴いて下さいネ!」と宣言するや、ファンキーなギターが炸裂。もちろん、他のメンバーもこれぞ一流という見事な演奏の連続でした。チャックとボブ・ジェームスとの掛け合い、ハービー・メイソンのシャープでパワフルなドラムソロ、ネーザン・イーストのコシのあるグルーブを作り出すベース....、いや〜スゴかった。最高のライブでした。

私とカミさんが座っていた席の前がちょうどバンドメンバーの出入りする通路になっていて、退場するときにアンコールも含めてしっかり二回も握手してもらいました。でも、私と二回とも握手してくれたのはボブ・ジェームスだけ...すぐ隣に居たカミさんはなんと二回とも4人全員と握手してました。「なんか不公平だな〜」というと、カミさん曰く「きっとアナタが同じピアノ弾きだって感じたのよ〜」。そんなわけないでしょ、イイカゲンにしなさい(チャンチャン)。
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東京Jazzにいってきました!


東京Jazzの最終日9/5の夜の部にカミさんと出かけました。お目当てはもちろん、The Jazz Crusaders。今回の来日は、Joe Sample, Wilton Felder, Wayne Hendersonという Crusaders のオリジナルメンバーが三人揃うという、今後はないかもしれない貴重なライブになる予定でした。特に、トロンボーンの Wayne Henderson は1970年代に Crusadersから離れて久しく、テナーサックスの Wilton Felder と二人揃ってのライブは本当に久しぶりということで、スゴく楽しみにしていました。ところが、残念なことに来日の前に Wilton Felder が体調を崩してしまい、緊急入院と手術ということになり、三人揃っての来日は幻となってしまいました。

とはいえ、長年のCrusadersファンの私にとって、本当に素晴らしいライブでした。今回の演奏の特徴はアレンジが全部アコスティックになっていたことでした。DVDで持っているモントルー2003ライブでは、ほぼ昔のCrusadersのままのアレンジでした。ところが、今回のライブでは、Joe Sampleはずっとグランドピアノのみでエレピは弾きませんでしたし、ベースもアコスティックのみでした。サウンドとしては、昨年の春に聴いたJoe Sampleトリオに近いものでした。でも、ノリは実にCrusadersらしいファンキーな演奏で、特に、インストバージョンで演奏された往年の大ヒット曲、Street Life は、はっとするような新鮮な響きがありました。

「音楽はやっぱりファンキーでなくっちゃね!」。テンションが上がっていたせいか、再発CDを5枚もまとめて買ってしまい、カミさんにあきれられてしまいました...
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かもめの歌声

皆様、またまたご無沙汰しています。私は久々に日本に長く居られそうな感じの今日この頃です。今がチャ〜ンスとばかりに新曲作りにも着手しています。

さて、8日ほど前になりますが、サックス奏者の朝本千可さんとお会いする機会がありました。場所は、三浦半島の先端の三崎です。そこで、朝本さんお薦めのミサキプレッソ(MP)という素敵な店に行き、おいしいイタリアンにワイン、そして三崎の絶品海産物を堪能しました。

「二人が同じときに日本にいて、こうして会えるなんて素敵だわ〜」と満面の笑顔の朝本さんとお話していると、ついついワインがすすみ、すっかりご機嫌になってしまいました。一緒におじゃましたウチのカミさんに「もうアナタ飲み過ぎよ!」とあきれられてしまいました。CM製作等、映像制作関係に携わる朝本さんの妹さんも一緒で、その昔、一世を風靡した「ピッカピッカの一年生」の製作にまつわるお話しをうかがい、う〜ん、そうだったのか〜これは大変な時間がかかっていたんだ...と得心しました。そうこうするうちに、MPの藤沢さんと朝本さんの連絡網なんでしょうか、三崎つながりの方々も集まり、大いに盛り上がりました。

この日、実はもうひとつスゴイ発見がありました。それは、かもめ児童合唱団です。三崎でずっと昔から続いている児童合唱団で、最近、ミサキプレッソのご主人の藤沢さんのプロデュースでCD「焼いた魚の晩ご飯」が出たとのこと。朝本さんが「これは泣けるよ〜」と一押しの様子、「では一枚いただきます」と言ったら、「まあまあ、まずは聴かなくちゃ...」ということで、朝本さんのお気に入りのトラベシアを聴かせていただきました。これが素晴らしかった。「なんとキチンとした歌なのか...」そのまっすぐな歌声に感動しました。

音楽は素晴らしい...不思議な力がある...と今さらながら思った夜でした。
素晴らしい夜に感謝...
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2009年もお世話になりました

今年もあとわずか、皆様には色々とお世話になりました。

ここのところ仕事に追われる毎日が続いていて、今年のブログ更新は今回を入れてもなんと7回しかしていません。今のご時世、忙しく仕事をしていられることにこそ感謝しなければと思っています。更新は滞りがちですが、これからも細く長く続けていこうと思っておりますので、時々はのぞいてみて下さいね。

曲作りの方はというと、今年3月からとりかかったTIGの新曲が最終MIXにさしかかっています。素晴らしいゲスト・プレーヤの参加を得て、TIG初のサックスによるリード曲になる予定です。乞うご期待! 皆さんに聴いていただくのは2010年になってからということになりますね。完成したら、また皆さんにお知らせします。

では、良いお年を。

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南国でビタミン補給!

随分とご無沙汰していますが、皆さんお元気でしょうか?
相変わらず『更新は忘れたことにやって来る...』ですが、このブログもほそ〜く長く続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします。

さて、私はというと、またもや長期出張先のインドネシアに居ます。南国で嬉しいことは果物が豊富なこと。特に今、当地はマンゴーの季節です。マーケットに行くと何種類ものマンゴーが山積みになっていて、しかもみんな熟しているからあま〜い香りがします。ここのところ忙しい日が続いていてどうも疲れがとれません。「よし、ビタミン補給だ〜」とばかりに、マンゴーを買ってきました。小振りなものを選んだんですが、それでも
400グラム以上あります。これで40円ですから安い!タップリ食べて大満足でした。



夜には、現地の音楽友達から「ライブをやるから来て下さいね」というメールが入りました。どうも二週間に一回のペースで日曜の夜に "Jazz Parade 2009"というタイトルで定期的にやっているようです。さてさて、今晩もいろいろな若手バンドがイキのいい演奏を聴かせてくれました。

最後には、ジャム・セッションということでお声がかかり、若者の間に混ざってファンクリズムで一汗かきました。運動不足でなまっていた体がす〜っと軽くなりました。セッションが終わったところでベースの若者に歳を聞いたら21!なんと自分の娘と同年代です。いや〜若者ミュージシャンの活きの良さのおかげで、おじさんも「ビタミン補給」ができたみたいですね。南国の若者達に感謝...

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働き者のお嬢さんの秘密...

またまたご無沙汰しております。例によって1月中旬から3月中旬まで長期出張中です。出張中の私はホテルに何ヶ月も長期滞在します。毎朝仕事に出かけ、夕方には戻り、食事や買い物に出かけるたびに、何度となくフロントの前を通ります。フロントはホテルの顔です。今ここで長逗留をしている日本人は私一人だけとあって、しっかりと顔と名前を覚えてもらい、皆さんいつもニコニコ、とても親切にしてくれますし、朝に晩に挨拶を交わすのはとても気持ちのよいものです。

さてこのフロント。何人かのフロント係が交代で勤務していますが、ひときわ勤務日が多いお嬢さんがいるのに気がつきました。とにかくほとんど毎日、しかも朝勤務でも夜勤務でも見かけます。細身で優しい笑顔の素敵なお嬢さんですが、何かと気苦労の多そうなフロントで人の倍も働き続けるとは、なんともタフだな〜と思っていました。しか〜し、これには秘密があったのです。

昨晩、フロントの前を通り過ぎると、いつものように働き者のお嬢さんが「今晩は〜」と声をかけてくれました。何気なくフロントに目を向けて驚きました。何と、お嬢さんが二人いるではないですか
! 暑さと疲れで目が変になったのかと思いましたが、いえいえ、確かに同じ顔が二つ並んで微笑んでいます。そうなんです、このお嬢さん達は一卵性の双子で、二人とも同じホテルのフロント係だったんです!後ろでぴっちりまとめた髪型も全く同じですし、これで同じホテルの黒いスーツを着ていますから、往年のザ・ピーナッツのように全然見分けがつかなかったわけです。

夕食に出かけるとき再びフロントを通りかかると、すでにお嬢さんは一人になっていました。多分シフトの変わり目で、まれに二人が揃う時があるんですね。

「あの二人が歌うとモスラが飛んできそうだな〜」などとワケの分からないことを考えながら、冷たいビールを飲んだのでした。
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南国の風と味:南スラウェシからの便り

早いもので今日はもう『七夕』、本当に久しぶりの更新です。長期出張先のインドネシア、南スラウェシでは忙しい毎日が続き、一ヶ月以上のご無沙汰になってしまいました。地方への移動が多く、めまぐるしい毎日を送った仕事もようやく山場をこえて、今日は久しぶりに州都マカッサルでのんびりと週末をすごしています。今日は、あまり皆さんに馴染みのなさそうな南スラウェシの様子を紹介します。

まずは、南スラウェシ州のほぼ中央に位置するワジョ県の県庁所在地でテンペ湖畔の町 Sengkang (センカン)の風景です。ちょっと涼しい風が心地よい夕暮れの頃、湖に映る熱帯林と町の中心にある立派なモスク(イスラム教寺院)が美しく浮かび上がっていました。

次は街道沿いで見つけた果物です。大きさは小さいスイカぐらいありますが、グレープフルーツに良く似た柑橘類です。東南アジアでは良く見かけるポピュラーな果物ですが、こんなに沢山並べて売っているところは初めて見ました。


一つ買って(一個20円ぐらい)ホテルに帰りましたが、部屋で眺めてみると凄く大きいです。グレープフルーツより酸味も水気もずっと少なく、さっぱりとした淡白な味で、分厚い皮をミカンのように剥いて食べます。この大きさです、その日の夕方に半分食べたらお腹いっぱいになってしまいました。朝晩にちょっとずつ食べて、全部平らげるのに三日かかりました。

そして、これぞ南スラウェシ名物、わたしの大好物となったイカンバカール(炭焼き魚)を作っているところです。薄味のタレを刷毛でちょっとつけ、モクモクと香ばしい煙を盛大に上げながら新鮮な魚が次々と焼き上げられていきます。これがもう劇的にウマイ!

南国は美しく、そして美味しいのでした。
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20年目の花束



花束を買いました。
カミさんとの
20年に感謝。
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