Smooth Jazz
ロンドン発 "Best Smooth Jazz with Rod Lucas" で 二回目のOn Air
2011/03/06 15:29
ロンドン発のFM番組 "Best Smooth Jazz with Rod Lucas"の3/5(5PMロンドン時間)放送分でTIG二回目のオンエアがありました。今回も二時間の番組の中で "Tidak Apa-apa", "Flying Over the Horizon" (2/12放送に続いて二回目)の二曲がオンエアされました。「ご好評にお応えしてこれからも順次オンエアしますよ」とのことです。下のプレーヤーでこれまでにオンエアされた部分の抜粋録画がご覧いただけます。二時間フルの録画はこちらです。
Best Smooth Jazz with Rod Lucas from London (Recorded live on March 5th and Feb12th, 2011)
Best Smooth Jazz with Rod Lucas from London (Recorded live on March 5th and Feb12th, 2011)
ロンドン発 "Best Smooth Jazz with Rod Lucas" で On Air
2011/02/15 23:28
ロンドン発のFM番組 "Best Smooth Jazz with Rod Lucas"の2/12(5PMロンドン時間)放送分でオリジナル2曲がオンエアされました!二時間の番組の中で00:47:58 ("Night Flight"), 01:24:30 ("Flying Over the Horizon" ) にそれぞれ流していただきました。今回の二曲を皮切りに、「他の曲についても順次オンエアしますよ」とのことです。おかげさまで、ヨーロッパの方にも幅広く聴いていただけるようになりました!下のプレーヤーで今回と前回のオンエアされた部分の抜粋録画がご覧いただけます。これぞFMラジオという感じですね。
Best Smooth Jazz with Rod Lucas from London (Recorded live on Feb12th, 2011)
Best Smooth Jazz with Rod Lucas from London (Recorded live on Feb12th, 2011)
Fourplay at Blue Note Tokyo!
2010/12/11 23:26
12/6(月)の夜、カミさんとFourplayのライブに行ってきました。場所はBlue Note Tokyo。ライブハウスで聴くジャズは久しぶりです。今回のライブは二つの話題がありました。一つは、Fourplayの最新のアルバム”Let’s Touch The Sky”発売(2010.10.25)後の初めての来日ライブであること、そしてこのアルバムからギタリストがラリー・カールトンからチャック・ローブにかわったことです。
Fourplayの新しいアルバムの評判は上々です。その評判の良さの理由として、「チャック・ローブが加わったことが他のメンバーにも良い刺激となりFourplayに新しい風を吹き込んだのではないか」というコメントが随所でみられます。同感です。私も、新アルバムを聴いて「お〜何だか新鮮で躍動感があっていいぞ!」とスゴク気に入っています。
さて、ライブはどうだったかというと、これはもう「素晴らしい!」の一言でした。新メンバーのチャック・ローブが張り切っているのがガンガン伝わって来ました。特に、アルバムの二曲目に当たるチャック自身の作曲した”3rd Degree”の前に「リーとラリーという素晴らしいギタリスト達に負けないような曲を作りました、ノリノリで聴いて下さいネ!」と宣言するや、ファンキーなギターが炸裂。もちろん、他のメンバーもこれぞ一流という見事な演奏の連続でした。チャックとボブ・ジェームスとの掛け合い、ハービー・メイソンのシャープでパワフルなドラムソロ、ネーザン・イーストのコシのあるグルーブを作り出すベース....、いや〜スゴかった。最高のライブでした。
私とカミさんが座っていた席の前がちょうどバンドメンバーの出入りする通路になっていて、退場するときにアンコールも含めてしっかり二回も握手してもらいました。でも、私と二回とも握手してくれたのはボブ・ジェームスだけ...すぐ隣に居たカミさんはなんと二回とも4人全員と握手してました。「なんか不公平だな〜」というと、カミさん曰く「きっとアナタが同じピアノ弾きだって感じたのよ〜」。そんなわけないでしょ、イイカゲンにしなさい(チャンチャン)。
Jin Radio で紹介されます
2009/11/06 16:15
皆様、ご無沙汰しております。私は例によって長期出張先の南スラウェシにいます。こちらは、暑い〜! 乾季の水不足のため水力発電がピンチで、ときどき停電します。そうなると、エアコンも止まって猛烈に暑いです。でも汗だくになりつつ仕事を終えた後の生ビールがうま〜い!
さて、本題です。私のオリジナル曲や TIGで作った曲が、DJ アッキさんによる JinRadio というインターネットラジオ局の番組の中で紹介されることになったとの連絡がありました。公開は"JinRadio11 The Jazz" (11回目の放送)の中で11/6 金曜日の夜8時から公開です。急なことでちょっとびっくりしていますが、11/6の8時以降であればいつでも好きなときに聴いたりダウンロードできるようになるります。iTunes Store には、 Podcast版もあります。紹介されているのは、番組の24分から38分頃です。
JinRadioのトップページはこちら。
JinRadioのページ内に私とTIGの紹介ページも作っていただきました。
JinRadioのPodcastはこちら
お時間のあるときに聴いてみて下さいね。
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SHIGEKI KAWAHARA の新作オリジナル曲の試聴はこちらから。
オリジナル曲づくりにまつわる裏話やエピソードはこちらから。

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南国でビタミン補給!
2009/07/17 23:05
随分とご無沙汰していますが、皆さんお元気でしょうか?
相変わらず『更新は忘れたことにやって来る...』ですが、このブログもほそ〜く長く続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします。
さて、私はというと、またもや長期出張先のインドネシアに居ます。南国で嬉しいことは果物が豊富なこと。特に今、当地はマンゴーの季節です。マーケットに行くと何種類ものマンゴーが山積みになっていて、しかもみんな熟しているからあま〜い香りがします。ここのところ忙しい日が続いていてどうも疲れがとれません。「よし、ビタミン補給だ〜」とばかりに、マンゴーを買ってきました。小振りなものを選んだんですが、それでも400グラム以上あります。これで40円ですから安い!タップリ食べて大満足でした。

夜には、現地の音楽友達から「ライブをやるから来て下さいね」というメールが入りました。どうも二週間に一回のペースで日曜の夜に "Jazz Parade 2009"というタイトルで定期的にやっているようです。さてさて、今晩もいろいろな若手バンドがイキのいい演奏を聴かせてくれました。
最後には、ジャム・セッションということでお声がかかり、若者の間に混ざってファンクリズムで一汗かきました。運動不足でなまっていた体がす〜っと軽くなりました。セッションが終わったところでベースの若者に歳を聞いたら21歳!なんと自分の娘と同年代です。いや〜若者ミュージシャンの活きの良さのおかげで、おじさんも「ビタミン補給」ができたみたいですね。南国の若者達に感謝...
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夜には、現地の音楽友達から「ライブをやるから来て下さいね」というメールが入りました。どうも二週間に一回のペースで日曜の夜に "Jazz Parade 2009"というタイトルで定期的にやっているようです。さてさて、今晩もいろいろな若手バンドがイキのいい演奏を聴かせてくれました。

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Seawindが復活する4: "Reunion"が発売されました!
2009/04/26 13:13

今から聴くのが楽しみです!
• Release Date: April 22, 2009
• Seawind is:
◦ Pauline Wilson : Lead & Background Vocals
◦ Larry Williams:Piano , Key , Sax & Flute
◦ Kim Hutchcroft:Sax & Flutes
◦ Bob Wilson:Drums(& Primary Composer)
◦ Bud Nuanez:Electric & Acoustic Guitars
◦ Ken Wild:Acoustic , Electric & Fretless Electric Basses
◦ Larry Hall : Trumpet & Flugelhorn
• Guest Musicians :
◦ Al Jarreau : Vocals & “Scat” Vocals
◦ Gary Grant : Trumpet & Flugelhorn
◦ Bill Reichenbach : Trombones
◦ Michito Sanchez : Percussion
• Tracks:
1. He Loves You
2. Kept By Your Power
3. Sunshadow
4. Hold On To Love
5. Follow Your Road
6. Wayne
7. Free
8. Everything Needs Love
9. Pearl
10. You’re My Everything
11. Devil Is A Liar
12. Liquid Spies
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米国ネットラジオ番組 "Jazz Devine" で Shigeki Kawahara の特集番組 On Air 予告放送!
2009/01/23 12:11
前回の記事でお知らせした通り、Shigeki Kawahara の特集番組の予告としてまずはアルバム "Another World" から4曲(The Streamliner, Snap Out of It, Night Flight, Jam of Q)を、2009年1月18日(日)午後8時〜10時(日本時間では19日月曜の朝10時)の "Jazz Devine" で オンエアしていただきました。皆さんの多くもそうでしょうが、月曜日のあさ10時は私も仕事の真っ最中でちゃんと聴くことが出来ませんでしたが、音楽仲間が録音してデータを送ってくれました。ネット上にアップしましたので聴いてみて下さい。データが大きくなってしまうので、曲が流れている部分はカットしてありますが、放送ではちゃんと4曲がフルに流れてます。本番の特集番組の時間はまだ未定ですが、2月以降ですね。
(Jazz Devine では)皆さんにお知らせしておきたいインタビューの予定が二つあります。
まずは、Bunny Sigler (バニー・シグラー)さんで、放送予定日は1月26日から始まる今月最後の週です。
もうひとつ、私がとても楽しみでワクワクしているインタビューが、日本人ジャズアーティストのShigeki Kawahara (シィゲキ・カゥワァハァラ)さんです。皆さんも彼の音楽を絶対気に入ると思いますよ。実は、今日の放送で何曲かかけようと思っています。私がShigekiさんを発見したのは、(インターネットの)MySpaceで皆さんにお届けするための新曲を探していたときです。Shigekiさんの作品を聴いてその素晴らしさに感動し、早速、放送したい旨メールで連絡をとり、曲を送ってもらいました。さらに、インタビューで番組出演を依頼したところ、快諾してもらいました。(Shigekiさんのインタビューは)二週間後ぐらいにオンエアの予定です。今日は、インタビューに先立って皆さんにご紹介しようと思い彼の曲を数曲お届けします。ということで、Bunny Sigler (バニー・シグラー)さんと、それにつづくShigeki Kawaharaさんのインタビュー楽しみにしていて下さい。
ところで、これまで Shigeki さんとは、メールで連絡をとっていますが、そのなかで、名前をどうやって発音するのか発音記号で送って下さいとお願いしたんです。というのも、実際に直接インタビューするまでに、正しく彼の名前を発音する練習をして、本番では失礼の無いようにしたいと思ったんです。でも、まだまだ練習しなくちゃという感じがしますよね。皆さんも私がちゃんと発音できるように応援して下さいね。もちろん、Shigekiさんは優しくて(どんな発音でも)気にしないと思いますけれど、やっぱりちゃんと発音したいと思っています。
これから順次(インタビュー関係の)情報をお知らせしますので、引き続き Jazz Devine を聴いて下さいね。では、ここでShigekiさんの曲を何曲か聴いてみて下さいね。
(この後 The Streamliner, Snap Out of It, Night Flight, Jam of Q の4曲がオンエア)
サンプルとして皆さんにお届けした曲は、アルバム "Another World" からです。アルバムは、 Amazon.com (米国アマゾン)で発売中です。特集番組ではもちろん、もっと沢山の曲をお届けします。特集インタビューの放送日が決まりしだい皆さんにお知らせしますね。技術の進歩は本当にスゴイです。地球の反対側と話していながら、まるでこのスタジオに来てもらったかのようにインタビューができるんですものね!
by Zse Zse, DJ of "Jazz Devine"
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Jazz Devine 2009年1月18日(日)放送分の抜粋録音(02:16)
以下が、DJの Zse Zse (ヅィーヅィー)さんのトーク部分の翻訳です。
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まずは、Bunny Sigler (バニー・シグラー)さんで、放送予定日は1月26日から始まる今月最後の週です。
もうひとつ、私がとても楽しみでワクワクしているインタビューが、日本人ジャズアーティストのShigeki Kawahara (シィゲキ・カゥワァハァラ)さんです。皆さんも彼の音楽を絶対気に入ると思いますよ。実は、今日の放送で何曲かかけようと思っています。私がShigekiさんを発見したのは、(インターネットの)MySpaceで皆さんにお届けするための新曲を探していたときです。Shigekiさんの作品を聴いてその素晴らしさに感動し、早速、放送したい旨メールで連絡をとり、曲を送ってもらいました。さらに、インタビューで番組出演を依頼したところ、快諾してもらいました。(Shigekiさんのインタビューは)二週間後ぐらいにオンエアの予定です。今日は、インタビューに先立って皆さんにご紹介しようと思い彼の曲を数曲お届けします。ということで、Bunny Sigler (バニー・シグラー)さんと、それにつづくShigeki Kawaharaさんのインタビュー楽しみにしていて下さい。
ところで、これまで Shigeki さんとは、メールで連絡をとっていますが、そのなかで、名前をどうやって発音するのか発音記号で送って下さいとお願いしたんです。というのも、実際に直接インタビューするまでに、正しく彼の名前を発音する練習をして、本番では失礼の無いようにしたいと思ったんです。でも、まだまだ練習しなくちゃという感じがしますよね。皆さんも私がちゃんと発音できるように応援して下さいね。もちろん、Shigekiさんは優しくて(どんな発音でも)気にしないと思いますけれど、やっぱりちゃんと発音したいと思っています。
これから順次(インタビュー関係の)情報をお知らせしますので、引き続き Jazz Devine を聴いて下さいね。では、ここでShigekiさんの曲を何曲か聴いてみて下さいね。
(この後 The Streamliner, Snap Out of It, Night Flight, Jam of Q の4曲がオンエア)
サンプルとして皆さんにお届けした曲は、アルバム "Another World" からです。アルバムは、 Amazon.com (米国アマゾン)で発売中です。特集番組ではもちろん、もっと沢山の曲をお届けします。特集インタビューの放送日が決まりしだい皆さんにお知らせしますね。技術の進歩は本当にスゴイです。地球の反対側と話していながら、まるでこのスタジオに来てもらったかのようにインタビューができるんですものね!
by Zse Zse, DJ of "Jazz Devine"
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米国ネットラジオ番組 "Jazz Devine" で Shigeki Kawahara の特集番組 On Air 決定.
2009/01/17 11:13
だいぶ遅くなってしまいましたが、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。年末から年明けと色々なことに追われる毎日を過ごすうちにあっというまに次回の出張時期となり、1/13から再度インドネシアの南スラウェシに来ています。こちらは雨期の真っ最中で、毎日土砂降りです。
さて本題です。今日は皆さんにお知らせです。近々、米国ネットラジオのジャズ番組 "Jazz Devine" で私 "Shigeki Kawahara" の特集番組を流していただけることとなりました。
昨年12月のことです。アメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアにあるネットラジオ局 "FM HDMS" から私の曲についてオンエアしたい旨依頼が来ました。これまでも "SwissGroove (旧SmoothVibes)"、"Baysmooth Jazz" といったジャズ専門局でちょくちょくオンエアしていただいているので、「どうぞ〜私のアルバムのデータ送りますから適宜選んでプレイリストに入れて自由にかけていただいて結構です」と返事しようと思っていたところ、依頼のメールを良く読むと、どうもそれだけじゃない足りないということです。
メールをくれたのは、"FM HDMS" で毎週日曜日の夜8時〜10時に2時間のJazz番組 "Jazz Divine" のパーソナリティをしている黒人女性DJの Zse Zse (ジィージィー)さんです。FM HDMS は、社長以下スタッフ全員が黒人で、一日中ジャズ、ゴスペル、R&Bといったソウルフルな曲を流しています。彼女からのメールの内容は「クリスマス〜新年休暇あけに Shigeki Kawahara の特集番組をしたいと思っています。ついては最低1時間分の音楽が必要なんだけど楽曲が揃いますでしょうか? できれば電話インタビューも交えて放送したいですがよろしいでしょうか。」という確認の問い合わせでした。
特集番組とは思っても見ないような素晴らしい話です。でも実は私の発表済みアルバムだけでは1時間は持ちません。そこで、私が最近になって作った未発売の2曲と、音楽友達の皆さんとコラボで作った、やはり未発売の4曲(TIGの3曲とAnother World II)をあわせて一時間の放送分にあてていただくことになりました。Zse Zse さんは、アルバムからは "Night Flight", TIG の "Hudson Riverside Drive" が特にお気に入りとのことです。
今日、DJの Zse Zse さんよりメールが届き「インタビューも交えた一時間の特集番組は1月末以降ともう少し先になりますが、Shigeki Kawahara の特集番組の予告としてまずはアルバム "Another World" から4曲(The Streamliner, Snap Out of It, Night Flight, Jam of Q)を、2009年1月18日(日)午後8時〜10時の "Jazz Devine" で オンエアしますよ」という知らせが有りました。時差の関係で日本時間では月曜の朝10時の放送とちょっと聴きにくい時間帯ですし、二時間番組のどのあたりで流れるのかもわかりませんが、もしお時間のある方は、聴いてみて下さいね。本番の特集番組は一週間に5回ぐらいオンエアされるそうですから、日本でも聴きやすい時間帯があると思います。日時決まりましたら、またお知らせします。
"Jazz Devine" 放送時間
米国東部時間:2009年1月18日(日)午後8時〜10時
日本時間:2009年1月19日(月)午前10時〜12時
ネットラジオ局 FM HDMS のサイトはここです。
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さて本題です。今日は皆さんにお知らせです。近々、米国ネットラジオのジャズ番組 "Jazz Devine" で私 "Shigeki Kawahara" の特集番組を流していただけることとなりました。
昨年12月のことです。アメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアにあるネットラジオ局 "FM HDMS" から私の曲についてオンエアしたい旨依頼が来ました。これまでも "SwissGroove (旧SmoothVibes)"、"Baysmooth Jazz" といったジャズ専門局でちょくちょくオンエアしていただいているので、「どうぞ〜私のアルバムのデータ送りますから適宜選んでプレイリストに入れて自由にかけていただいて結構です」と返事しようと思っていたところ、依頼のメールを良く読むと、どうもそれだけじゃない足りないということです。

特集番組とは思っても見ないような素晴らしい話です。でも実は私の発表済みアルバムだけでは1時間は持ちません。そこで、私が最近になって作った未発売の2曲と、音楽友達の皆さんとコラボで作った、やはり未発売の4曲(TIGの3曲とAnother World II)をあわせて一時間の放送分にあてていただくことになりました。Zse Zse さんは、アルバムからは "Night Flight", TIG の "Hudson Riverside Drive" が特にお気に入りとのことです。
今日、DJの Zse Zse さんよりメールが届き「インタビューも交えた一時間の特集番組は1月末以降ともう少し先になりますが、Shigeki Kawahara の特集番組の予告としてまずはアルバム "Another World" から4曲(The Streamliner, Snap Out of It, Night Flight, Jam of Q)を、2009年1月18日(日)午後8時〜10時の "Jazz Devine" で オンエアしますよ」という知らせが有りました。時差の関係で日本時間では月曜の朝10時の放送とちょっと聴きにくい時間帯ですし、二時間番組のどのあたりで流れるのかもわかりませんが、もしお時間のある方は、聴いてみて下さいね。本番の特集番組は一週間に5回ぐらいオンエアされるそうですから、日本でも聴きやすい時間帯があると思います。日時決まりましたら、またお知らせします。
"Jazz Devine" 放送時間
米国東部時間:2009年1月18日(日)午後8時〜10時
日本時間:2009年1月19日(月)午前10時〜12時
ネットラジオ局 FM HDMS のサイトはここです。
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オリジナル曲づくりにまつわる裏話やエピソードはこちらから。
ハービー・ハンコックが語る "Watermelon Man" はどうやって作られたのか...
2008/12/31 16:15
2008年もあとわずかになりました。音楽作りは開店休業の一年でした。
それにしても、何だか小刻みにいろいろな事に追われ続けて、ちょっとバテ気味です。トシかな〜。やっぱり。
今年は、出張先の南国で飛び入りライブをしたせいか、久しぶりにバンドでやるライブの楽しさを実感した年でもあります。これまであまり持っていなかった音楽ライブのDVDをずいぶん買い込みました。Stuff、クルセーダーズ、Fourplay...名プレーヤーが演奏している姿を見ているとやっぱりワクワクしますね!
その他にはインターネットのおかげで、世界中の色々な方にこれまで作った曲を聴いていただいているんだな〜ということも印象に残っています。なんと来年の1月には、米国フィラデルフィアのインターネットラジオ局の Jazz番組で、私の曲を特集した番組を1時間にわたって放送するというお話が来ています。なんとも驚きですが、また放送日や時間等が本決まりになりましたら皆さんにお知らせしたいと思います。
さて、今日ご紹介するのはネットで見つけたハービー・ハンコックです。まずはソロで弾くWatermelon Man。リズムのタメがスゴイ。そしてビデオの最後の方で Watermelon Man の旋律をどうやって思いついたかを語っています。
「黒人としての自分の経験を曲にしたかったんだけど、ドラマチックなことはあまりなくて、なにかヤバイことをしてムショ暮らしをしたということもないし、南部の綿花畑で働いたことがある訳でもない。シカゴの下町育ちの僕にはスイカ売りのおじさんぐらいしか思い浮かばなかった。スイカ売りのおじさんは"ウォ〜テメロン、ウォ〜テメロン"と言ながら町を回るんだけど、この節回しはなんだかメロディにならない。そこで家のバックポーチからスイカ売りを呼び止めるおばさんの声を思い出したんだ。"ヘ〜イ ウォ〜タメロン マン"。ほらね〜これがメロディーの出だしになったという訳さ」
そうだったのか〜
スイカ売りそのものじゃなくて、呼び止めるおばさんのほうの声がもとだったんですね。知らなかった。
では皆さん、今年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。
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それにしても、何だか小刻みにいろいろな事に追われ続けて、ちょっとバテ気味です。トシかな〜。やっぱり。
今年は、出張先の南国で飛び入りライブをしたせいか、久しぶりにバンドでやるライブの楽しさを実感した年でもあります。これまであまり持っていなかった音楽ライブのDVDをずいぶん買い込みました。Stuff、クルセーダーズ、Fourplay...名プレーヤーが演奏している姿を見ているとやっぱりワクワクしますね!
その他にはインターネットのおかげで、世界中の色々な方にこれまで作った曲を聴いていただいているんだな〜ということも印象に残っています。なんと来年の1月には、米国フィラデルフィアのインターネットラジオ局の Jazz番組で、私の曲を特集した番組を1時間にわたって放送するというお話が来ています。なんとも驚きですが、また放送日や時間等が本決まりになりましたら皆さんにお知らせしたいと思います。
さて、今日ご紹介するのはネットで見つけたハービー・ハンコックです。まずはソロで弾くWatermelon Man。リズムのタメがスゴイ。そしてビデオの最後の方で Watermelon Man の旋律をどうやって思いついたかを語っています。

そうだったのか〜
スイカ売りそのものじゃなくて、呼び止めるおばさんのほうの声がもとだったんですね。知らなかった。
では皆さん、今年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。
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Randy Crawford and Joe Sample: "No Regrets" - メイキングビデオ公開
2008/12/17 21:38



このメイキングの映像を見たうえでアルバムを聴くと、一つ一つの音がますます活き活きと伝わってくるようになりました。このアルバムを持っている人こそ必見のビデオです。
Randy Crawford & Joe Sample
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AirTunes で Last.fmを聴く:Airmac Express + Airfoil で究極の Smooth Jazz インターネットラジオを楽しむ!
2008/12/11 22:35
今回は久々にコンピュータ関係の記事です。ここのところ Last.fm で音楽を聴くのにハマってます。前の記事でも書きましたが、一番の魅力は自分の好みのラジオ局を作ることができるというところ。もう一つの魅力が、他のインターネットラジオに比べて全般的に音質がクリアーで自然ということです。というのも、多くのインターネットラジオ局では、オンエアー用にアルバムに入っている音源を少し加工して、若干派手な音質に変えて流しています。これは、BGMとしてPCの小さなスピーカーで流しても曲がはっきりと聴こえるようにという配慮があるからだそうですが、逆にきちんとしたオーディオ装置で再生すると、ちょっと不自然にギラギラしたり、ざらっとした感じがするのが難点です。その点、 Last.fm では CD から iTunes に読み込んだだけの状態に近い自然な音質で楽しむことが出来ます。
さて、こうなると Last.fm こそオーディオ装置につないで聴きたいと思うのが人情です。私の自宅のメインのオーディオ装置はリビングにあります。手持ちのCD音源はすべて iTunes に読み込み、自宅の無線LANを使い Airmac Express のもつ AirTunes 機能を使ってメインのオーディオ装置で再生できるようになっています。このセッティング iTunes で再生する分には快適そのものなんですが、iTunes 以外で再生する音については AirTune機能を使うことが出来ないんですね〜。つまり Last.fm もそのままではダメです。
そこで登場するのが Airfoil というシェアウェアです。これを使うと、Mac 上で再生される音ならなんでも AirTunes に送り込むことができるようになります。使い方は、MikyE さんのサイトや muta さんのサイトで紹介されています。これで私も、 Last.fm の自然な音質が満喫できるようになりました。Airfoilは、Windows用もあるそうなので、Windows で iTune + Airmac を使っている方は試してみる価値がありそうです。
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Joe SampleのPV発見!: "U-Turn" from "Spellbound"
2008/12/02 23:33
1か月程前のニュースになりますが、MTVがその膨大なライブラリーから、WARNER系アーティストを中心に約20,000曲のPVをインターネット上で無料公開したうえに、それを自身のサイトに組み込むための Embedded Tag まで提供しています。
MTVというと Jazz系のアーティストにはなじみが薄いですし、そもそも Jazz系の PV自体があまり沢山はないのですが、ものは試しとばかりちょっと検索してみました。すると、ちょっと少ないようですが、Jazz系の PV もちゃんとありました。しかもその中に、1989年の Joe Sample のアルバム "Spellbound" に入っていた "U-Turn" があるではないですか! お〜カッコいい! この曲、Jazz コーラスグループの Take 6 をゲストに迎え、その素晴らしいコーラスによる美しいメロディーと Joe のグルーヴ感溢れるピアノが気持ちよいです。これが自分のBLOGで堂々と公開できるとは。良い時代になったもんです。(このPV残念ながら最近MTVでは公開されなくなったようです。ちょっと音質が良くないですがMySpace Videoからご覧下さい。)
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Joe Sample-U Turn (ft. Take 6)
Brandon | MySpace Video
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オリジナル曲づくりにまつわる裏話やエピソードはこちらから。
今更ですがLast.fmが面白い!
2008/11/30 00:12
ここのところ曲作りに手がつけられないこともあって、色々な音楽を聴く側ことにまわっています。そこで今楽しんでいるのがLast.fmというイギリス発の音楽ポータルサイトです。今年の7月に本格的に日本語でのサイトもオープンしました。音楽好きの皆さんはご存知の方も多いかもしれませんが、Last.fmは、自分の好みのアーティストをそろえた自分だけのライブラリーを作って、それを使ったインターネット・ラジオが作れるというものなんです。SafariやIE7といった汎用ブラウザでも聴くことが出来ますが、再生プレーヤーとしては Last.fmソフトウエアを使うのが良いようです。嬉しいことに、専用のソフトはMac対応のものもちゃんと用意されています。有志の皆さんがまとめられた「使い方」はこちら。 mamopageさんがまとめられたWindowsでの設定の仕方はこちら。
私の好きなフュージョン/ジャズ/R&B系はけっこう得意のようで、1970-80年代のかなりマイナーなものまでそろっています。検索するのがまた面白くて、LPでしか持っていない、あるいは、昔カセットで友達からもらったような懐かしいナンバーをずいぶん色々と聴きながら、どんどんライブラリに加えてみました。曲単位でも、アーティスト単位でもライブラリに加えることができます。
ちなみに私のライブラリはこんな感じになってます。いや〜フュージョン/R&B/ジャズ系がてんこ盛りです(笑)。

このライブラリーをラジオで聴くのは Last.fmソフトウエアを使うか、ブラウザーを使うならこのリンクです。ライブラリーの再生はランダムのみ。次の曲に飛ばすことはできるので、今ひとつ好みじゃないという時は「パス」できます。さらに、かかっている曲はもう聴きたくないという場合は、「禁止」をすることもできます。
Last.FMの面白いところは、自分のライブラリーや再生記録を分析して、おすすめの曲や趣味の近い人を世界中から捜して紹介してくれるところ。う〜ん、世の中進んできましたね〜。なんだか色々と聴いているうちに、ついつい夜更かししてカミさんにどやされてます。
追伸:こんな超マイナーなページも発見して驚きです。自分がユーザー登録するまで知りませんでした(笑)。
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SHIGEKI KAWAHARA の新作オリジナル曲の試聴はこちらから。
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私の好きなフュージョン/ジャズ/R&B系はけっこう得意のようで、1970-80年代のかなりマイナーなものまでそろっています。検索するのがまた面白くて、LPでしか持っていない、あるいは、昔カセットで友達からもらったような懐かしいナンバーをずいぶん色々と聴きながら、どんどんライブラリに加えてみました。曲単位でも、アーティスト単位でもライブラリに加えることができます。
ちなみに私のライブラリはこんな感じになってます。いや〜フュージョン/R&B/ジャズ系がてんこ盛りです(笑)。

このライブラリーをラジオで聴くのは Last.fmソフトウエアを使うか、ブラウザーを使うならこのリンクです。ライブラリーの再生はランダムのみ。次の曲に飛ばすことはできるので、今ひとつ好みじゃないという時は「パス」できます。さらに、かかっている曲はもう聴きたくないという場合は、「禁止」をすることもできます。
Last.FMの面白いところは、自分のライブラリーや再生記録を分析して、おすすめの曲や趣味の近い人を世界中から捜して紹介してくれるところ。う〜ん、世の中進んできましたね〜。なんだか色々と聴いているうちに、ついつい夜更かししてカミさんにどやされてます。
追伸:こんな超マイナーなページも発見して驚きです。自分がユーザー登録するまで知りませんでした(笑)。
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The Crusaders: "Live At Montreux 2003"
2008/11/15 13:22
大変ご無沙汰しております。皆さんお元気でしょうか?
先週末に長期出張から日本に帰ってきました。年明けはまた海外ですが、とりあえず年内は日本にいる予定です。
ここのところ本業で忙しく、音楽作りはずっと開店休業中ですが、ひさびさに心躍る新作音楽DVDを買いました。 長年大ファンであるピアニストの Joe Sample の参加する The Crusaders のモントルージャズ祭でのライブを収録した "The Crusaders: Live At Montreux 2003" です (2008/ 10/22 発売)。これなんと彼らのライブとしては初めて公式のDVDとして発売されたものだそうです!これまで、テレビ放送の録画等をときおり見かけることもありましたが、このDVDのように質・量ともに本格的なものは初めて見ました。ありそうでなかった The Crusaders のライブDVD というわけです。
1961年デビューというキャリアの長~い Crusaders ですが、とりわけ1970-80年代にはファンキーなフュージョンバンドとして一世を風靡しました。特に、Randy Crawfordの歌をフィーチャーした "Street Life" は大ヒットしました、その後、1990年ごろから一時期解散状態にありましたが、2002年にアルバム "Rural Renewal" でJoe Sample (key), Wilton Felder (sax), Stix Hooper (drums) のオリジナル三人組メンバーによる活動が復活しました。このライブDVDはその復活直後のステージというわけです。
ライブのメンバーは、ドラムのStix Hooperが参加していないものの, それ以外は復活アルバムと同じ顔ぶれで、Joe Sample (key), Wilton Felder (sax), に Stephan Baxter (tb), Ray Parker Jr (guit), Kendrick Scott (drums), Freddie Washington (Bass)です。 さらに Randy Crawford (vo) も参加してStreet Life等を歌うという豪華さ。 "Spiral" ではじまるライブは、重めのグルーヴにのって低音二管が旋律をとり、そこに歯切れの良いエレピがバシバシくるというまさにCrusadersの神髄とも言える骨太サウンド。私のように1980年前後にバンド時代を過ごしたものにとっては、いつ聴いても心躍る演奏がたっぷり堪能できます。
収録曲は次の12曲です。
1) Spiral, 2) Viva De Funk, 3) Creepin', 4) Way Back Home, 5) Carnival Of The Night, 6) Put It Where You Want It, 7) Thrill Is Gone, 8) Soul Shadows (with Randy Crawford), 9) Street Life (with Randy Crawford), 10) Imagine (with Randy Crawford), 11) Rural Renewal, 12) Ghostbusters
Street Life (with Randy Crawford) の試聴リンクがありますので是非見てみて下さい。
さて、このDVDの日本版には驚きのボーナストラックが4曲ついています。なんと!、同じモントルーでの1976年のライブでの演奏です。やはり最近発売になって大評判になった Stuff のモントルーでのライブDVDと同じ年の演奏です。メンバーは、Joe Sample (key), Wilton Felder (sax), Stix Hooper (drums), Larry Carlton (guit), Robert Popwell (bass)と、そのまま当時のオリジナルメンバーがほぼ全員集合です(Wayn Henderson (tb) はなぜか居なくてトロンボーン不在なのが残念) 。 Sample はアフロヘア、 Carlton は長髪です。すごいでしょ。値段は高いのですがこの4曲がついているので日本版が絶対お薦めです。ボーナストラックは以下の4曲です。1976年の"Spiral"はテンポが速いこと〜!
1) Soul Caravan, 2) A Ballad For Joe, 3) Spiral, 4) Hard Time
Crusadersファンの皆さんはもちろん、この時代のフュージョンが好きな方にはたまらない一枚です!
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オリジナル曲づくりにまつわる裏話やエピソードはこちらから。
先週末に長期出張から日本に帰ってきました。年明けはまた海外ですが、とりあえず年内は日本にいる予定です。
ここのところ本業で忙しく、音楽作りはずっと開店休業中ですが、ひさびさに心躍る新作音楽DVDを買いました。 長年大ファンであるピアニストの Joe Sample の参加する The Crusaders のモントルージャズ祭でのライブを収録した "The Crusaders: Live At Montreux 2003" です (2008/ 10/22 発売)。これなんと彼らのライブとしては初めて公式のDVDとして発売されたものだそうです!これまで、テレビ放送の録画等をときおり見かけることもありましたが、このDVDのように質・量ともに本格的なものは初めて見ました。ありそうでなかった The Crusaders のライブDVD というわけです。


収録曲は次の12曲です。
1) Spiral, 2) Viva De Funk, 3) Creepin', 4) Way Back Home, 5) Carnival Of The Night, 6) Put It Where You Want It, 7) Thrill Is Gone, 8) Soul Shadows (with Randy Crawford), 9) Street Life (with Randy Crawford), 10) Imagine (with Randy Crawford), 11) Rural Renewal, 12) Ghostbusters
Street Life (with Randy Crawford) の試聴リンクがありますので是非見てみて下さい。

1) Soul Caravan, 2) A Ballad For Joe, 3) Spiral, 4) Hard Time
Crusadersファンの皆さんはもちろん、この時代のフュージョンが好きな方にはたまらない一枚です!
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Take the "A" Train: Shigeki with "PHINISI" at Golden Sunset Jazz
2008/06/02 23:10
前回の記事でご紹介した Makassar のバンド PHINISI と演奏したスタンダードの名曲 Take the A Train のビデオクリップです。聴衆を前にした本格的なバンド演奏に加わるのは本当に久しぶりのことです。好き勝手に弾く私とリハーサル無しのぶっつけ本番にもかかわらず息を合わせていただきました。肝心のピアノの方は、修練不足がたたり、だいぶヨレヨレと怪しい感じもありましたが、とても嬉しく、また楽しいひと時となりました。 PHINISI の皆さん、本当にありがとうございました。

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Golden Sunset Jazz in Makassar
2008/05/24 17:24
あいかわらず仕事で南スラウェシに長期出張中ですが、皆さんお元気でしょうか。
さて、私の方はというと、この週末に思いがけず地元の人気フュージョン・バンド "PHINISI" (ピニシー)のライブに行く機会がありました。しかも、私もゲスト出演ということで「A列車でいこう」、「イパネマの娘」、「サテンドール」のスタンダード三曲を、ちょっとフュージョンタッチのリズムを刻むバンドと一緒に演奏させていただきました。地元の携帯電話会社の冠イベントだったそうで、満員の大盛況、ローカルTV局も取材に来ていました。TVカメラを向けられて、アナウンサーのお嬢さんから、「Shigekiさんと"PHINISI"とがジョイントするきっかけは?」なんていうインタビューをうけるというおまけ付きでした。

この"PHISINI"というバンドと知り合ったのは、今から1ヶ月前の4月27日の日曜日のことでした。
その日は休日のお昼ということで、常宿のホテルに隣接するショッピングセンターをぶらぶらしていました。フードコートの近くに来ると、奥の方から何やらバンドのような音が聴こえてきます。しかも聴こえてくる曲はスパイロ・ジャイラのモーニング・ダンスです(1979年に発表された二枚目のアルバムのタイトル曲)。音にひかれて覗きにいってみると、「お〜バンドだ〜!」。特設ステージの上でバンドがリハーサル中です。なかなかカッコいいフュージョン系のバンドではないですか。ベース、ギター、ドラム、キーボード、パーカッション、サックスという編成で、パーカッションのおじさんが歌も歌います(アル・ジャロウが好きみたいでした)。
リハが一段落したところで、使っているキーボードを見たいな〜と近づいていくと、お〜立派なローランドのステージピアノです。興味津々に見ていたらアルトサックスのおじさんに手招きされ、ちょっとだけ弾かせてもらいました。「弾かせてもらってありがとうございました〜」と挨拶して帰ろうとすると、バンドの皆さんから「今晩ここでライブだから聴きに来てよ」ということになったのでした。
その夜8時頃からショッピングセンターの特設ステージでライブが始まりました。5〜6曲終わったところで、しゃべりが始まりましたが、インドネシア語なのでよく分かりません。ただ、ニコニコ笑って話しながらじ〜っと僕を見ています。周りの人も私を見ながら拍手を始めました。「こりゃ〜弾けってことかな〜」。観念してステージに上がり、「A列車でいこう」と「イパネマの娘」の二曲を一緒に演奏させていただきました。いや〜プロのバンドはさすがですね〜私のようなスーダラピアノ弾きともすぐ呼吸を合わせて下さいました。両方ともスタンダードなのになぜかちょっとスティーブ・ガッドっぽくフュージョン風のタイトなノリで、パーカッションもラルフ・マクドナルド系、ベースとギターもフュージョン系でとっても気持ちよい演奏でした。「またやろう〜」といって帰ってきました。
それから一ヶ月が過ぎようという先週木曜日の夕方に心当たりのない女性からの電話が私宛にかかってきました。
「私リンダよ、覚えている?」
「リンダ?誰だったかな〜??」と首を傾げていると、
「ほら、この間ショッピングセンターで一緒に演奏したバンドのマネージャーよ!明日の金曜の夜に、海岸通の Golden Makassar Hotel で"Golden Sunset Jazz" っていうライブをやるから是非来てほしいんだけど。どう、来てくれる?それと、来たらまたジャムセッションもやってね!」。
「お〜!そりゃ〜いくいく!」ということで、夕暮れから夜10時過ぎまで海岸通の野外ステージでたっぷりJazz/ Fusionを楽しんだのでした。「やっぱりバンドのライブっていいな〜、いつになるかはわからないけれど、いつかまたオリジナルバンドでライブをやりたいぞ!」と静かに決意したのでした。
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さて、私の方はというと、この週末に思いがけず地元の人気フュージョン・バンド "PHINISI" (ピニシー)のライブに行く機会がありました。しかも、私もゲスト出演ということで「A列車でいこう」、「イパネマの娘」、「サテンドール」のスタンダード三曲を、ちょっとフュージョンタッチのリズムを刻むバンドと一緒に演奏させていただきました。地元の携帯電話会社の冠イベントだったそうで、満員の大盛況、ローカルTV局も取材に来ていました。TVカメラを向けられて、アナウンサーのお嬢さんから、「Shigekiさんと"PHINISI"とがジョイントするきっかけは?」なんていうインタビューをうけるというおまけ付きでした。

この"PHISINI"というバンドと知り合ったのは、今から1ヶ月前の4月27日の日曜日のことでした。
その日は休日のお昼ということで、常宿のホテルに隣接するショッピングセンターをぶらぶらしていました。フードコートの近くに来ると、奥の方から何やらバンドのような音が聴こえてきます。しかも聴こえてくる曲はスパイロ・ジャイラのモーニング・ダンスです(1979年に発表された二枚目のアルバムのタイトル曲)。音にひかれて覗きにいってみると、「お〜バンドだ〜!」。特設ステージの上でバンドがリハーサル中です。なかなかカッコいいフュージョン系のバンドではないですか。ベース、ギター、ドラム、キーボード、パーカッション、サックスという編成で、パーカッションのおじさんが歌も歌います(アル・ジャロウが好きみたいでした)。
リハが一段落したところで、使っているキーボードを見たいな〜と近づいていくと、お〜立派なローランドのステージピアノです。興味津々に見ていたらアルトサックスのおじさんに手招きされ、ちょっとだけ弾かせてもらいました。「弾かせてもらってありがとうございました〜」と挨拶して帰ろうとすると、バンドの皆さんから「今晩ここでライブだから聴きに来てよ」ということになったのでした。


「私リンダよ、覚えている?」
「リンダ?誰だったかな〜??」と首を傾げていると、
「ほら、この間ショッピングセンターで一緒に演奏したバンドのマネージャーよ!明日の金曜の夜に、海岸通の Golden Makassar Hotel で"Golden Sunset Jazz" っていうライブをやるから是非来てほしいんだけど。どう、来てくれる?それと、来たらまたジャムセッションもやってね!」。

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Sumiko Fukatsu: "Caminho do Sol"〜「太陽の道」
2008/04/12 00:09

何とも爽やかな、春の朝のようなサウンドです。深津さんからは次のようなリリースのお知らせをいただきました。
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『春たけなわの今日このごろです。皆様いかがおすごしでしょうか。さて、今日は約2年ぶりになります私のニューアルバム、リリースのお知らせです。
4月25日発売になります「太陽の道」(ポルトガル語でCaminho do Sol)は、ここ最近私がよく演奏しているブラジル音楽の作品です。今年は日本のブラジル移民100周年、またボサノバ50周年のアニバーサリー・イヤーでもあり、ブラジル音楽の豊かさや素晴らしさを知っていただきたいという思いを込めてつくりました。ショーロ、ボサノバ、サンバ、バイアオンetc.. 多彩なジャンル、そして、作品は有名なジョビンや、ヴィラ=ロボスの曲から、ギンガや新進気鋭のハミルトンの作品など、そして私のオリジナル、と幅広く取り上げています。
レコーディングは、今年の1月にロサンジェルスで行い、爽やかでとても気持ちのよい音楽作品に仕上がりました。皆様に楽しんで、寛いで、いろいろなときに、お聴きいただけたら幸いです』
(深津純子)
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う〜ん、これは本当に気持ちいいです。
Jazz Flute 大好きなんですよね〜。
実はうちのカミさん、大昔にフルート吹いてました(笑)。
関係ない話でスミマセン...
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Larry Carlton: "Greatest Hits Rerecorded, Volume One"
2007/10/11 11:53


さてこのCD、普通のお店では売っていないようです。Larry Carton 自身の独立レーベルである "335 Records" から発売され、Larry Carton 公式サイトからインターネット通販に申し込むことができます。この公式サイトで試聴もできますし、本人の紹介インタビューもアップされています。またインディーズCD販売でおなじみの米国 CD Baby でも扱っています。試聴は CD Baby のほうが長く聴くことができておすすめです。彼のファンはもちろん、フュージョン世代の人には一押しのおすすめアルバムです。
Larry Carlton: "Greatest Hits Rerecorded, Volume One"
1. All In Good Time
2. Room 335
3. Smiles and Smiles to Go
4. Hello Tomorrow
5. High Steppin'
6. Kid Gloves
7. RCM
8. Red Hot Poker
9. Terry T
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Brian Simpson: "Above The Clouds"
2007/08/17 10:33

さて、今日はBrian Simpsonのリーダーアルバムとしては三作目となる最新アルバム "Above The Clouds" を紹介します。2007年8月28日に発売予定だそうです。昨年の9/8の記事で、1995年の初リーダーアルバム "Closer Still" から10年ぶりに発表した二枚目のアルバム "It's All Good" を紹介したときにも書きましたが、とにかく素晴らしいセンスと腕前のコンポーザー・アレンジャー・ピアニストです。長い間、レコーディングやツアーで多くの有名アーティストをサポートする裏方の職人仕事が多かった彼ですが、 "It's All Good" のタイトル曲が米国のJazz専門局でナンバーワンとなり、ようやく広く知られるようになりました。
Brian Simpson の曲にはあっと驚くような派手さはないですが、ここにはこういう音がなくっちゃという所に常にピタリとはまる的確なアレンジと丁寧なサウンド作りに「う〜ん、こうでなくっちゃね」と思わず笑みがこぼれてしまいます。David Kozをはじめとする多くの有名アーティストが彼にサポートを依頼するのがよくわかります。彼の演奏がきらりと光るのは、やはりライブでのアレンジや演奏をずっと続けていることにもあるように思います。そう、音作りの原点に、私の好きな本物のフュージョン・バンド・サウンドがあるんですね。
最新作の "Above The Clouds" から既に米国のラジオ局でオンエアがはじまっているのが "What Cha Gonna Do?" です。下のリンクの彼の公式ホームページで試聴することが出来ます。切れ味の良い軽いシャッフルのリズムとグルーブ感溢れるベースラインにのせてJazzyなピアノが流れる洒落たアレンジ、そしてクールなタッチのピアノはやっぱりいいです。またこのアルバムには今年の1月に亡くなってしまったテナーサックス奏者の Michael Brecker が参加した "That's Right" も収録されているとのことで、ますます見逃せません。
暑気払いには、クールな大人の音楽を聴くのが一番です。Brian Simpsonの最新アルバム "Above The Clouds"、この夏一番の楽しみができました。
Brian Simpson 公式サイトはこちらから。すぐに曲が始まるのでご注意ください。
厳しい暑さの中、皆さんお体を大切にお過ごしくださいね。
独立記念日で休日のインドネシアより。
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We All Love Ella : Celebrating The First lady of Song
2007/05/26 12:49
偉大なジャズ・シンガー、エラ・フィッツジェラルドの生誕90周年記念トリビュート・アルバム "We All Love Ella: Celebrating The First lady of Song" が6月5日に発売になるそうです。このアルバム、とにかく集まったシンガーの顔ぶれがすごいです。ダイアナ・クラール、チャカ・カーン、ナタリー・コール、リンダ・ロンシュタット、ダイアン・リーヴス、グラディス・ナイトといったベテランと、若手ではレディシ,リズ・ライトなどが参加しています。参加メンバー中ただ一人の男性ボーカル、マイケル・ブーブレも1曲歌ってます。
プロデューサーは巨匠フィル・ラモーン。いつもながら素晴らしい大人のサウンドに仕上がっています。メイキング・ビデオを見ると、フィル・ラモーンはもとより、参加ミュージシャンのエラ・フィッツジェラルドに対する尊敬と愛情が溢れるアルバムであることがよくわかります。ピアノ弾きの私からのお薦めは、ダイアナ・クラールの歌う "Dream a Little Dream of Me"。その歌に絡む超ベテランのハンク・ジョーンズのピアノが、なんとも優しく洒落ていて、無駄のないフレーズで歌を包み込む素晴らしい演奏です。
収録曲(メイキング・ビデオはこちら)
1. Tisket a Tasket - Natalie Cole
2. Lullaby of Birdland - Chaka Khan
3. Lady Is a Tramp - Queen Latifah
4. Dream a Little Dream of Me - Hank Jones, Diana Krall
5. You'll Have to Swing It (Mr. Paganin) - Natalie Cole, Chaka Khan
6. Oh Lady Be Good! - Dianne Reeves
7. Reaching for the Moon - Lizz Wright
8. Blues in the Night - Ledisi
9. Miss Otis Regrets - Linda Ronstadt
10. Someone to Watch Over Me - Gladys Knight
11. Do Nothin' Till You Hear from Me - Etta James
12. Angel Eyes - K.D. Lang
13. Too Close for Comfort - Michael Bublé
(Bonus tracks: 発売国によって異なるようです)
14. You Are the Sunshine of My Life [Live 1977, New Orleans] - Ella Fitzgerald, Stevie Wonder
15. Airmail Special - Nikki Nova
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プロデューサーは巨匠フィル・ラモーン。いつもながら素晴らしい大人のサウンドに仕上がっています。メイキング・ビデオを見ると、フィル・ラモーンはもとより、参加ミュージシャンのエラ・フィッツジェラルドに対する尊敬と愛情が溢れるアルバムであることがよくわかります。ピアノ弾きの私からのお薦めは、ダイアナ・クラールの歌う "Dream a Little Dream of Me"。その歌に絡む超ベテランのハンク・ジョーンズのピアノが、なんとも優しく洒落ていて、無駄のないフレーズで歌を包み込む素晴らしい演奏です。
収録曲(メイキング・ビデオはこちら)
1. Tisket a Tasket - Natalie Cole
2. Lullaby of Birdland - Chaka Khan
3. Lady Is a Tramp - Queen Latifah
4. Dream a Little Dream of Me - Hank Jones, Diana Krall
5. You'll Have to Swing It (Mr. Paganin) - Natalie Cole, Chaka Khan
6. Oh Lady Be Good! - Dianne Reeves
7. Reaching for the Moon - Lizz Wright
8. Blues in the Night - Ledisi
9. Miss Otis Regrets - Linda Ronstadt
10. Someone to Watch Over Me - Gladys Knight
11. Do Nothin' Till You Hear from Me - Etta James
12. Angel Eyes - K.D. Lang
13. Too Close for Comfort - Michael Bublé
(Bonus tracks: 発売国によって異なるようです)
14. You Are the Sunshine of My Life [Live 1977, New Orleans] - Ella Fitzgerald, Stevie Wonder
15. Airmail Special - Nikki Nova
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Grover Washington Jr: モンタレージャズ祭の幻のライブ演奏がCDになる!
2007/04/28 11:19

今年はモンタレージャズ祭の50周年にあたり、それを記念して Monterey Jazz Festival Records という新しいレーベルが創設されたんだそうです。その最初のCDの一つがこの Washington の幻のライブ盤というわけです。Monterey Jazz Festival Records は、1600本の録音テープに2000時間を超えるモンタレージャズ祭のライブ演奏が保存されているそうです。そして、この秘蔵のライブ演奏が続々とCD化されるという計画なんだそうです。これは、すごい。
Washington のライブCD、正式タイトルも未定で、まだどこにも試聴リンクはありませんが、以下の15曲が収録されるとのことです。
収録予定曲:
Black Frost - 8:19
Gramercy Park - 5:58
Brand New Age - 5:58
When I Fall in Love 6:54
Please Send Me Someone to Love 5:00
Take Five (Take Another Five) - 10:50
MEDLEY:
Winelight - 1:23
Inner City Blues - :46
Jammin’ - :59
Ain’t No Sunshine - 1:07
East River Drive - 2:03
Inside Moves - 1:11
Lock It in the Pocket - 1:00
Just the Two of Us - 1:53
Sausalito - 4:58
もとの英文記事はこちらです。
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懐かしいオムレツの味2:ファッツのアルバム見つけました
2007/04/26 21:31

アルバム・ジャケットの向かって左半分にデーンと座っている大きなお腹の眼鏡のオジサンがまぎれも無くファッツです。あの、しぶ〜い声が今にも聴こえてきそうです。全11曲のうち5曲をファッツが演奏していますから、ジャケットでの扱いも大きいということなんでしょうね。
1974年の録音ということなので、私が出会った1983年の11年前の録音です。彼が60代前半の頃ですね。もう、どこにも売っていない本当にレアなものだそうですが、世界には黒人音楽のすごいマニアの方がいて、そういった方々のコレクションの中にあるんだそうです。ファッツの音は今でも世界のどこかで生きているんですね。なんだか嬉しくなってしまいました。
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Randy Crawford and Joe Sample: "Street Life"
2007/04/10 16:45

Randy と Joe のスタジオライブ映像を見つけました。曲は "Street Life" と "End of the Line"。場所は、ロンドンのアビーロード・スタジオだそうです。う〜ん、これは良いです。Live At Abbey Road Series というものためだそうですが、どこで売っているのか?探さなくっちゃ。
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懐かしいオムレツの味
2007/03/29 23:38

さて、今日ちょっとした探し物があってデスクのファイルボックスを整理していたら、懐かしい写真がひょっこり出てきました。
もう20年以上も前のことです。私が1983-85年に米国で貧乏学生をしていた街に "Gemini Jazz Cafe" という古い Jazz Bar がありました。小さなステージに古い古いグランドピアノがあり、これまたファッツ・ジェファーソンという70才を超えたベテラン黒人ピアニストがサッチモのような渋い声で歌いながらスタンダードを弾き語りしていました。
講義のない週末になるとこの店に出かけてはファッツの歌とピアノを聴き、ステージの合間にはJazzの話をするというのが習慣になっていました。ファッツと話していると、「Shigeki, 今風のを聴かせてくれよ...」と言われてはピアノを弾かせてもらい、マスターに「ギャラだよ..」と特大のオムレツを食べさせてもらいました。いつもお腹が減っていたせいか、これが劇的に美味しかったという印象が残っています。
この思い出の店の名物だったグランドピアノの形をした看板が写っている写真が出てきたのです。83年の冬の寒い晩にふと思い立ってカメラを持ち出し、記念にと思って一枚だけ撮ったものです。この日も熱々のオムレツをごちそうになりました。とても悲しいことに、このお店、84年の冬に火事のため焼けてしまい、再建されることなく閉店してしまいました。
思い出の "Gemini Jazz Cafe" の看板、しばらくじーっと見つめてしまいました。ファッツの18番はサッチモの名曲、"What A Wonderful World" (WMP, RealPlayer) でした。
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Seawindが復活する3: 新作は最終ミックス中!
2007/03/24 13:09

さて本題。これまでに二回(2006/2/4, 2006/7/9)とりあげた Seawind の再結成アルバムの続報です。最初にお知らせしてから一年以上たってしまいましたが、最新ニュースによると完成間近のようです。現在、最終ミックスダウンをしているとのこと。前にもお知らせした通り、新曲以外にも"Follow Your Road", "Free", "He Loves You" (1976オリジナルの試聴リンク:WMP, RealPlayer) という往年の名曲がリメイクされて収録予定です。さらに、"He Loves You" と新曲 "Hold On"には、Al Jarreau がゲスト参加し Pauline Wilson とデュエットしているという豪華さ!完成が楽しみです。
(写真左から)Blue Johnson (Seawind結成以来のマネージャ), Larry Williams (Kbd, A.Sax), Pauline Wilson (Vo), Al Jarreau (Vo), Bob Wilson (Drums)
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Michael Brecker: "Michael Brecker"
2007/01/19 00:17


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George Benson: "Absolutely Live"- Joe Sampleも出てます!
2007/01/12 23:38


George Bensonファンはもちろん、Sample ファンにもお薦めの一枚です。
George Benson: "Absolutely Live" DVD 収録曲
1. All of Me
2. I Only Have Eyes for You
3. Beyond the Sea
4. Deeper Than You Think (WMPlayer, RealPlayer)
5. Hipping the Hop (WMPlayer, RealPlayer)
6. Lately
7. The Ghetto (WMPlayer, RealPlayer)
8. In Your Eyes
9. Moody's Mood
10. Danny Boy
11. This Masquerade (WMPlayer, RealPlayer)
12. Breezin' (WMPlayer, RealPlayer)
13. Love x Love (WMPlayer, RealPlayer)
14. Turn Your Love Around (WMPlayer, RealPlayer)
15. Never Give Up on a Good Thing (WMPlayer, RealPlayer)
16. Give Me the Night (WMPlayer, RealPlayer)
17. On Broadway (WMPlayer, RealPlayer)
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Diana Krall: "Chirstmas Songs"〜Jazzyなクリスマスソングはいかがでしょうか
2006/12/23 10:24



Diana Krall: "Chirstmas Songs":試聴はリンクはここ(すぐに再生が始まります)。
1 Jingle Bells (ビデオクリップ、Macユーザーの方はQuickTimeを選択して下さい)
2 Let It Snow
3 The Christmas Song
4 Winter Wonderland
5 I'll Be Home For Christmas
6 Christmas Time Is Here
7 Santa Claus Is Coming To Town
8 Have Yourself A Merry Little Christmas
9 White Christmas
10 What Are You Doing New Year's Eve?
11 Sleigh Ride
12 Count Your Blessings Instead Of Sheep
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Quincy Jones: "Smackwater Jack"〜私の原点です
2006/12/11 22:03

小学校5年生のときです。当時「鬼警部アイアサイド(原題"Ironside")」というアメリカの刑事ドラマがテレビで放映されていました。父親も私も好きで、毎週見ていました。この番組のテーマ曲を含むすべての音楽が実はQuincyの手によるものだったのです。まずは、テーマ曲のシングル盤(今はなきドーナツ盤ですね)を買ってもらいました。気分としては、人気番組のシングルを買うというぐらいだったのですが、フルバージョンのアイアンサイドのテーマはもう衝撃的にかっこよかったのです。シングル盤のジャケットの解説に書かれているクインシーとはいったい何者なのか?(シングルのジャケット写真はアイアンサイド警部だった)。もう絶対に色々と聴きたくなってお小遣いを何ヶ月分も前借りしてアルバムを買ったのでした。これが、初めて買った Jazzのレコードで、その後も Quincy のアルバムは全部買い続けることになるのでした。
買ったアルバムを聴いてまたびっくり。今まで聴いたこともないようなかっこいいアレンジ、そして未知の楽器の音が満ちあふれているではないですか!まず、ホーンセクションの素晴らしさにノックアウトされました。実際、金管でCEGBD#F#と重ねた和音を平行移動させる鮮烈なハーモニーは米国のJazzアレンジャー達の間で「アイアンサイド和音」と呼ばれるほど斬新だったそうです。私は中学校に進んでブラスバンドに入りましたが、その大きな理由はこのめちゃめちゃかっこいいホーンセクションへの憧れです。
ソリストを見ると、フルートはヒューバート・ローズ、トランペットはフレディ・ハバード、サックスはフィル・ウッズ等々、といった名前が。鍵盤奏者にはジョー・サンプル、ボブ・ジェームス、デーブ・グルーシン、それにジミー・スミスといった顔ぶれです。ウッドベースはレイ・ブラウン、Eベースはチャック・レイニー。ドラムはグラディ・テイト。ハーモニカはトゥーツ・シールマン。後にこれが凄い顔ぶれであったことを知る訳ですが、もう悪いはずがありません。「このピアノがもっと聴きたい」、「ベースがしびれるなー」といった調子でこのアルバムに参加しているミュージシャンをたどって聴き始めたのが、様々なJazz/Fusion系ミュージシャンを知るきっかけになったのでした。

このアルバムの中で、もっとも鮮烈だったのはマービン・ゲイの名曲である "What's Going On" (試聴リンクWMA, RealPlayer)をカバーしたものです。そのアレンジの素晴らしいセンスは何度聴いても新鮮です。Quincy Jones の "Smackwater Jack" は、私のサウンド作りのDNA(原体験)です。
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Victor Fields: "Thinking of You"-とびきり上等のブラコン・サウンドはいかがでしょうか
2006/11/12 18:55


この "Thinking of You" は彼の4枚目のアルバムですが、今まででもっともストレートな音作りで、彼の持ち味のスムースな歌がたっぷりが楽しめるという評判です。確かに、ソウル系、R&B系の名曲のカバーが目白押しです。一曲目の"Lovely day"は Bill Withers、Michael Jackson の "Butterflies"、Babyface の "For the Cool In You" そして "What's Going On" は言わずと知れたMarvin Gaye の超有名曲です。オリジナル曲ももちろん入っていて、タイトル曲の "Thinking of You" と "It's in Your Vibe" は Jeff Lorberとの共作の書き下ろしです。
このアルバムの特徴は、全篇にわたって1970-80年代のブラック・コンテンポラリー・ミュージックの空気が充満しているところです。さらに、私が気に入ったのは、バックの演奏がまさに当時のバンド・サウンドそのものというところ。なんとも無理のない自然な音作りと上質のアレンジと演奏が重なり合って気持ちいいんですよ〜これが。ほとんどの曲のリズム・セクションにスタジオ・ライブのようなノリがあるのが素晴らしいところです。
Victor Fieldsのアルバム"Thinking of You"、 ブラコンが好きな方にお薦めです。CDはCD Babyで発売されています。また、iTS には前3作のアルバムページがアップされています。
Victor Fields: "Thinking of You":試聴リンク
1. LOVELY DAY featuring Jeff Lorber
2. YEARNING FOR YOUR LOVE
3. THINKING OF YOU
4. WALKING IN RHYTHM featuring Richard Elliot
5. CREEPIN' featuring Rick Braun
6. IT'S IN YOUR VIBE
7. WHEN SOMEBODY LOVES YOU BACK
8. BUTTERFLIES
9. FOR THE COOL IN YOU
10. WHAT'S GOING ON featuring Chris Camozzi

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Joe Sampleのライブ映像2: "Carmel"
2006/10/15 15:12


(Wilton)「クルセーダーズは自分たちの感性に正直な演奏をするミュージシャンが集まったグループでありたい。そうやって創られた音楽こそが自分たちの誇りだし、時の流れにも色あせることはないと思います」、
(Sample)「大事なことは音楽は人々の記憶に残るものということです。だからこそ、僕がこの世からいなくなって100年たっても、きっと僕らの創った音楽は愛され続けると思います。」と語っています。
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Greg Adams: "Cool To The Touch"
2006/10/01 11:57



Greg Adams の "Cool To The Touch"、 これぞ大人のリスナーのためのアルバムです。管楽器が好きな方に特にお薦めです。CDはCD Babyで発売されています。また、iTMS にもアルバムページがあります。
試聴リンクはここ。アクセスするとすぐ再生が始まります。
最新アルバムが全曲最初の1分30秒聴くことができます。
Greg Adams: "Cool To The Touch"
1. Felix The Cat
2. It's Only Love, Love
3. One Night In Rio
4. Life In The Key Of Blue
5. Cool To The Touch
6. Hi-Fi
7. Hermosa
8. If I Ever Lose My Faith In You
9. Bongo Baby
10. When The Party's Over
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Brian Simpson: "It's All Good"
2006/09/08 21:27


さて、私が惹かれたのは6曲目以降のバラエティに富んだピアノ演奏と編曲です。 "6. Waiting" 、地を這うようなベースラインとステレオ・トレモロのかかったエレピ。今にも Barry White が超低音で歌いだすのではないかと思わせる1970年代のブラコン・バラード・タッチのアレンジが心地よいです。"7. I Remember When" は Michael Franks の "Antonio's Song" を思わせるけだるいボサノバ。Everette Harp のアルトサックスもまさにその雰囲気です。 "8. It Could Happen"、シンプルで軽やかなシャッフル・ナンバー。往年のウィル・リーのようなベースラインと低音域クラビネットの刻みのノリが懐かしの80年代フュージョンバンドのようで嬉しくなります。 "9. Blues For Scott" からはがらっと雰囲気がかわり、ピアノ・トリオで演奏が始まる小粋な Jazz Waltz です。ここまでのフュージョン系ライブハウスの流れが、NYマンハッタンのバーラウンジに移動したという感じですね。最後は "10. Au Contraire"、何と意表をつくモダンジャズスタイルのナンバー。うーん、ジャズ・コンボの超定番ブルース・コード循環ですね。
いや〜聴いていて楽しいアルバムです。Simpson が優れたピアニストであると同時に様々なスタイルを知る名アレンジャーであることがわかります。こういうミュージシャン、好きなんです。Brian Simpsonの "It's All Good"、ピアノが好きな方にお薦めです。CDはAmazonで輸入版が発売されています。また、嬉しいことに iTMS にもアルバムページがアップされています。
試聴リンクはここ。アクセスするとすぐ再生が始まります。
最新アルバム+デビューアルバムが全曲聴けます。Amazonより一曲ずつが長く聴けてお薦め。
1. It's All Good
2. Here With You
3. Saturday Cool
4. Twilight
5. And The Story Goes
6. Waiting
7. I Remember When
8. It Could Happen
9. Blues For Scott
10. Au Contraire

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Al Jarreau と Joe Sampleが共演した白熱のライブ映像を見つけました!
2006/08/26 23:11
George Benson & Al Jarreau: "Givin' It Up"
2006/08/26 22:25



2006年の8月は、George Benson と Al Jarreauはジョイント全米ツアーを行ったそうです。今から秋が楽しみになってきました。
"Givin’ It Up" の収録曲(iTSでも発売されました 10/25追記)
試聴リンク(Macユーザーの方はFlip4Macをインストールして下さい)
1. Breezin’ (Bobby Womack/Al Jarreau) - (5:40)
2. Morning (Al Jarreau/David Foster/Jay Graydon) - (5:02)
3. Tutu (Marcus Miller/Al Jarreau) - (6:37)
4. God Bless the Child (Billie Holiday/Arthur Herzog Jr.) - (3:40)
5. Summer Breeze (Darrell Crofts/Jimmy Seals) - (5:01)
6. All I Am (Rex Rideout/Phillip Taj Jackson) - (3:23)
7. Ordinary People (John Legend/will.i.am) - (5:18)
8. Let It Rain (Al Jarreau/Barry Eastmond) - (4:54)
9. Givin’ It Up for Love (Al Jarreau/Freddie Ravel) - (3:57)
10. Every Time You Go Away (Darryl Hall) - (4:30)
11. Four (Miles Davis/Jon Hendricks) - (5:15)
12. Don’t Start No Schtuff (Al Jarreau/Joe Turano) - (4:44)
13. Bring It on Home to Me (Sam Cooke) - (4:25)
Legends of Jazz with Ramsey Lewis: 超豪華セッションがギッシリのJazz番組発見!
2006/08/14 09:48

この"Legends of Jazz with Ramsey Lewis"、 日本では放映されていないので実際にTVでは見ていないんですが、毎回の超豪華ゲストによるインタビューとセッションのサワリをWEBページで見ることが出来ます。その内容がなんとも素晴らしい!例えば、 Ramsey Lewis のピアノと Chick Coreaのキーボード連弾による伴奏で Tony Bennett が歌ったり、Geroge Duke(Kb)、Marcus Miller (Bass)、Lee Ritenour (Guit) がセッションしたり、はたまた Oscar Castro-Neves と Ivan Lins がボサノヴァを共演したりと、もう想像を絶する豪華セッションが次々と出てきます。
Lewis, Bennett, Coreaの共演
Ritenour, Miller, Dukeの驚きのフュージョン・セッション

ここまでサワリを見てしまうと、これはもうなんとか細切れじゃなくて本編をじっくりと見たいものだとサイトの中を一回りしてみたところ、ありました、番組を収録したDVD/CDのセットを発売してます。今のところ、Showcase (ベスト盤)と、番組全体を収録したシリーズが二巻(放映8回分)発売されていて、順次全部出す予定のようです。Amazonにも輸入版が出てました。うーん、これはすごいなー。ただDVDはリージョン・コードが1(米国・カナダ)に設定されていて普通の日本国内用のDVDプレーヤ(リージョン・コードが2に固定)では見られないのが残念。演奏についてはセットのCDに全部収録されているので聴くだけならOKです。出来ることなら日本対応盤のDVDも発売してほしいです!
(7月末に無事に日本に帰ってきました。久しぶりの更新です。)
Randy Crawford and Joe Sample: "Feeling Good" - これぞ円熟の共演
2006/07/21 01:53


なんだか楽しい夏になってきました!
試聴リンクが3曲あります。
1. Feeling Good
2. End Of The Line
3. But Beautiful
4. Rio De Janeiro Blue
5. Lovetown
6. See Line Woman
7. I Want Some More
8. Everybody's Talkin'
9. When I Need You
10. Save Your Love For Me
11. Danceland
12. All Night Long
13. Late Late Show
14. Mr Ugly
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)
Fourplay: "Fourplay X" - 8.8に米国で発売
2006/07/20 10:30


さらに、7月からFourplayはワールドツアーの真っ最中でヨーロッパからアジアを回っていますが、日本にもやって来きます。7月22日、23日に富士スピードウェイと泉大津フェニックスで行なわれる野外ライヴ・イベントの「UDO Music Festival」に出演するとのこと。(私は出張中で日本に居ませんが...)
"Fourplay X" 今から楽しみです!
Fourplay公式ホームページ(いきなり曲が流れるのでご注意ください)
試聴リンク(5曲試聴できます)
1. Turnabout
2. Cinnamon Sugar
3. Eastern Sky
4. Kid Zero
5. My Love's Leavin'
6. Screenplay
7. Twilight Touch
8. Be My Lover
9. Sunday Morning
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)
Seawindが復活する2: Macを使って新作レコーディング進行中!
2006/07/09 12:42




いよいよ現実のものとなりそうな Seawind の新作アルバム、ほんとうに楽しみです!
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)
Jay Rowe: "Red, Hot and Smooth"
2006/07/02 00:30


"Red, Hot and Smooth" のCD発売元はこのサイトでおなじみの CD Baby、 iTMS にも彼のアルバムページがアップされています。都会的で爽やかなコンテンポラリー・ジャズ・ピアノが好きな方に一押しでおすすめです。
試聴リンク(全曲最初の2分間聴くことができます。)
1. Bumpin' On Hollywood
2. Red, Hot and Smooth
3. East Coast West Coast
4. Kristen's Rainbow
5. Bryan's Song
6. Stars In Her Eyes
7. The End of Summer(Featuring Ken Navarro)
8. Everyone Loves Mia
9. Time To Go Home
10. You Make My Life Complete(featuring Timmy Maia)
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)
Joseph Diamond: "Island Garden"
2006/06/24 17:29


"Island Garden" のCD発売元は私のアルバムと同じく CD Baby、 iTMS にも彼のアルバムページがアップされています。ラテン系のリズムが好きな方、1980年代フュージョン・バンド・サウンドの好きな方にもおすすめです。
試聴リンク(下線のある各曲最初の2分間聴くことができます。CD購入はCD Babyから)
1. Montoya Mambo
2. Anytime
3. Black Cowboy
4. L.A.
5. That's Not A Good Idea
6. Someday It Will Be OK
7. Island Garden
8. Suena Como Alegria
9. El Stupido
10. There Goes Another One
11. The Yaqui
12. What You Gonna Say
13. Early Autumn
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)
Joe Dinkelbach: "Red Pepper"
2006/06/11 20:05
ドイツ人ジャズピアニストのJoe Dinkelbachのアルバム "Red Pepper"(2004)を紹介します。Joe Dinkelbachは、1965年生まれ、6歳のときにピアノを習い始め、オランダのHilversums音楽院でJazzピアノを専攻、卒業後はヨーロッパでセッションピアニストとして活躍しながら映画音楽等を手がけ、現在はブレーメンにある音楽学校、 Hochschule für Künste でJazzピアノを教えているそうです。本人によるとこのアルバム "Red Pepper"、「ここ1年間映画音楽にかかりきりだったので、自分のアルバムが完成して本当に嬉しい!」とのこと。
このアルバム、とにかく1980年前後のフュージョン・バンド・サウンドが満載です。聴いていただくとわかると思いますが、細工なしのアナログ機材の音が中心で、そのまま1980年当時のフュージョンバンドの編成でライブ演奏ができるアレンジなんです。ぱっと聴いたところ今風の派手さはないですが、リラックスした無理のない自然なバンド・サウンドと彼の弾くローズ・ピアノの暖かい響きが心地よく、フュージョン・バンド少年だった私には何とも嬉しい音です。もちろん録音の音質は最新水準なのでクリアそのもの、一つ一つの楽器の輪郭がよくわかります。聴いていて1980年頃の色々なプレーヤやバンドが頭に浮かんできましたが、有名どころでは初期のクルセーダーズやスパイロジャイラ、知る人ぞ知る日本のフュージョン・バンド「パラシュート」(キーボードは井上鑑だった)や「ティンパンアレイ」まで思い出してしまいました。
ところで、私がなぜ日本ではほとんど知られていないJoe Dinkelbachのアルバムを見つけたかというと、どうも彼(もしくは彼のファン)がこのサイトを訪問してくれたみたいなんです。サイトのアクセス履歴の中にアクセス元の言語が「ドイツ語」というのがあって、そのリンク元を訪ねて行ったら彼のサイトがあったというわけです。しかも、"Red Pepper" のCD発売元は私のアルバムと同じく CD Baby、 iTMS にも彼のアルバムページがアップされていました。ネットで巡り会った私の先輩という訳ですね! さらに嬉しいことに、彼も Mac ユーザーでした! Joe Dinkelbach の "Red Pepper"、1980年代フュージョン・バンド・サウンドの好きな方におすすめです。
試聴リンク(各曲最初の2分間聴くことができます。CD購入はCD Babyから)
1. Breeze
2. Clouds
3. Red Pepper
4. Little Boy
5. Ocean Blue
6. Sunday
7. When You're Near
8. Atomic Duck
9. Good Old Ben
10. Rocking Chair
11. Fatu Hiva
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)

ところで、私がなぜ日本ではほとんど知られていないJoe Dinkelbachのアルバムを見つけたかというと、どうも彼(もしくは彼のファン)がこのサイトを訪問してくれたみたいなんです。サイトのアクセス履歴の中にアクセス元の言語が「ドイツ語」というのがあって、そのリンク元を訪ねて行ったら彼のサイトがあったというわけです。しかも、"Red Pepper" のCD発売元は私のアルバムと同じく CD Baby、 iTMS にも彼のアルバムページがアップされていました。ネットで巡り会った私の先輩という訳ですね! さらに嬉しいことに、彼も Mac ユーザーでした! Joe Dinkelbach の "Red Pepper"、1980年代フュージョン・バンド・サウンドの好きな方におすすめです。
試聴リンク(各曲最初の2分間聴くことができます。CD購入はCD Babyから)
1. Breeze
2. Clouds
3. Red Pepper
4. Little Boy
5. Ocean Blue
6. Sunday
7. When You're Near
8. Atomic Duck
9. Good Old Ben
10. Rocking Chair
11. Fatu Hiva
(出張先のパキスタン、イスラマバードより...)
Patti Austin: Live 『あっと驚くものまね名人芸』
2006/05/17 15:26
Patti Ausitn の "Live" をご紹介します。Patti のライブ盤というとブレッカーやウイル・リーを始めとするNYの腕利きプレーヤーが参加しているCTIレーベル時代の『ライブ・アット・ザ・ボトムライン』(1979年)が有名ですが、この "Live" はそれよりも10年以上後の1992年3月の録音です。会場は前作と同じNYのボトムラインで、Dave Grusin と Larry Rosen の率いる GRPレーベルからリリースされています。選曲は、1980年代のPatti のヒット曲をまんべんなく揃え、さらにDave Grusinが映画「トッツィー」のために書いたバラード "It Might Be You" をしっとりと歌っています。日本では未発売ですが、Amazonで輸入盤が入手可能です。私は1998年に仕事で3ヶ月ほど滞在していたマニラの街でふらっと入ったCDショップで偶然見つけて買いました。
このアルバム、演奏ももちろんすばらしいんですが、実は "Dialogue" (しゃべりですね) がすごいんです。曲順でいうと3番目の"Dialogue"は9分近くもあるんですが、なんと、Pattiは有名歌手たちの歌真似を次々とやり、これがまた名人芸なんです。導入部からして完全にネタになっていて、「次は、James Ingram とのデュエット曲 "Baby, Come to Me" を歌います。今夜は James も駆けつけてくれています!」といって会場が大喜びしているところで、いきなり Patti が James Ingram の歌真似を始めます。これがもう、絶妙に似ていて会場は爆笑の渦。さらに続いて Michael Jakson, Cher, Jeinfar Holiday, Michael Macdonald !! 等、性別も人種おかまいなしに誰でもできちゃうんです。歌まねの合間の喋りも本当におもしろいこと。「James はロバがヒーハー言うのにそっくり」、「Cherはフレーズの終わりがホエホエホエ〜となって文章がおわらない」、「Michael Macdonaldはパワフルでかっこいいけどハウハウ歌うからなに言ってるかほとんど分からないでしょ!本当は『お前のカーチャんでべそ』って言っててもわからないわね(と言って実際にその歌詞で歌ってみせる!)」とか、次から次へとネタを披露してもう爆笑に次ぐ爆笑。最後の方は観客が「ひーひー」笑っちゃってる声がはいってます。iPodのランダムでこれがひょっこり出てくると通勤電車の中で笑いをこらえるのが大変です。
Patti Austin は Jazz界のタモリだったんです。知ってました?
Patti Ausitn: Live の収録曲
1. I Can Cook, Too
2. Love Is Gonna Getcha
3. It Might Be You
4. Dialogue
5. Baby, Come to Me
6. How Do You Keep the Music Playing?
7. Do You Love Me?
8. Dialogue
9. We're All in This Together
10. Dialogue
11. Through the Test of Time
12. (Don't Know) Whether to Laugh or Cry
このアルバム、演奏ももちろんすばらしいんですが、実は "Dialogue" (しゃべりですね) がすごいんです。曲順でいうと3番目の"Dialogue"は9分近くもあるんですが、なんと、Pattiは有名歌手たちの歌真似を次々とやり、これがまた名人芸なんです。導入部からして完全にネタになっていて、「次は、James Ingram とのデュエット曲 "Baby, Come to Me" を歌います。今夜は James も駆けつけてくれています!」といって会場が大喜びしているところで、いきなり Patti が James Ingram の歌真似を始めます。これがもう、絶妙に似ていて会場は爆笑の渦。さらに続いて Michael Jakson, Cher, Jeinfar Holiday, Michael Macdonald !! 等、性別も人種おかまいなしに誰でもできちゃうんです。歌まねの合間の喋りも本当におもしろいこと。「James はロバがヒーハー言うのにそっくり」、「Cherはフレーズの終わりがホエホエホエ〜となって文章がおわらない」、「Michael Macdonaldはパワフルでかっこいいけどハウハウ歌うからなに言ってるかほとんど分からないでしょ!本当は『お前のカーチャんでべそ』って言っててもわからないわね(と言って実際にその歌詞で歌ってみせる!)」とか、次から次へとネタを披露してもう爆笑に次ぐ爆笑。最後の方は観客が「ひーひー」笑っちゃってる声がはいってます。iPodのランダムでこれがひょっこり出てくると通勤電車の中で笑いをこらえるのが大変です。
Patti Austin は Jazz界のタモリだったんです。知ってました?
Patti Ausitn: Live の収録曲
1. I Can Cook, Too
2. Love Is Gonna Getcha
3. It Might Be You
4. Dialogue
5. Baby, Come to Me
6. How Do You Keep the Music Playing?
7. Do You Love Me?
8. Dialogue
9. We're All in This Together
10. Dialogue
11. Through the Test of Time
12. (Don't Know) Whether to Laugh or Cry
Julie Hardy: A Moments Glance - New York で注目の新人Jazzシンガー
2006/04/13 13:13


編曲の方は、モード奏法が随所に出てくるようなクールジャズ系です。アルバムジャケットを見て「甘口」な音を予想すると見事に裏切られます。アルバムの一曲目は、ビートルズの名曲 "And I Love Her" をカバーした "And I love Him" ですが、原曲の面影があるのはメロディラインだけで、ハービー・ハンコックの「処女航海」にボーカルが加わったようなアレンジに仕上がっています。他の曲も一貫して都会的で端正なサウンドで統一されていて、ソウルフルなJazzとはまた違った新鮮さがあります。New York の Jazz Club で演奏されるちょっと緊張感のあるクールジャズの雰囲気を感じてみたい方におすすめの一枚です。
Julie Hardy: A Moments Glanceの収録曲
1. And I Love Him Lennon/McCartney (arranged by Hardy)
2. No Turning Back Julie Hardy
3. My Romance Rodgers/Hart (arranged by Hardy)
4. It's Alright With Me Porter (arranged by Hardy)
5. Haunted Heart Dietz/Schwarz
6. Growing Julie Hardy
Jeremy Wall: Cool Running - "Spyro Gyraを創ったKeyboard Player"
2006/04/02 17:07


Wall が抜けた3枚目からは、よくも悪くも今よく知られている Spyro Gyra のサウンドに落ち着いたという感じがします。もちろん、今の定番化した Spyro Gyra(ほとんどSmooth Jazz 界の「水戸黄門」)も好きですし、また、現キーボードの Schuman の力量も昔から定評の有るところです。とはいいながら、私の中では Jeremy Wall のいた初期のSpyro Gyraの印象が鮮烈すぎて、いまだに今の Spyro Gyra は自分の印象の中の Spyro Gyra とは別のものという感じがしています。
このような印象を持ち続けているもう一つの理由は、鍵盤奏者としての Jeremy Wall のサウンドが好きであったというのも大きな理由だと思います。そう、Jeremy Wall のピアノ・キーボードのサウンドは「すっきり・くっきり」して一つ一つの音の輪郭が鮮明なのが特徴です。1991年に発表されたWall の初のリーダーアルバムの "Cool Running" というタイトルはまさに Wall のサウンドにぴったりマッチしています。初期 Spyro Gyra の持つ独特の透明感のあるサウンドは彼のキーボードによるところが少なくなかったことが良くわかります。
Jeremy Wall: Cool Running の収録曲(30秒ずつ試聴可)
1. Out Of The Blue
2. River run
3. Key West Strut
4. Global Village
5. The Way Home
6. Cool Running
7. Ancient Words
8. Water Ryhthm
9. Their Hands Are Blue
10. Into The Sunset
Wall は、その後もう一枚 "New World" というアルバムを発表しますがセールスはのびなかったとのことです。何だか、「ビートルズになれなかった男」のような感も有りますが、私の中では間違いなくJeremy Wall こそが Spyro Gyra でした。
Allon Sams: Music and Laughter
2006/03/21 14:20


さて、肝心の音楽の話です。Samsの曲は、間違いなく Smooth Jazz なのですがとても陽気で明るいサウンドが特徴です。バラードであっても何だか明るいんです。そのカラッとした「元気が出てくる音」は、例えて言うならば "Earth Wind & Fire" に通ずるものがあります。 Samsは、EW&F の September をカバーしていますからこの手の「晴天サウンド」が好きなんでしょうね。最後に、SamsのCDの入手方法ですが、いまのところ彼のサイトを通じた通販以外方法は無いようです。ただ、専業の通販サイトと違って暗号化接続にはなっていないのでクレジット・カードを使うのはちょっとためらってしまいます。とりあえず、 Smooth Vibes Radio でも On Air された 彼の最新アルバム"Music and Laughter" (2004) から3曲、試聴リンクがアップされています。お薦めは、SVR でも On Air された "Retreat"。 陽気なSamsのサウンド聴いてみてください。パッと気分が明るくなりますよ。
試聴リンク:(Macユーザーはまず無料ソフトFlip4Macをインストールしてください)
September
Retreat
Ben Jammin
Allon Sams のホームページへのリンク:Allon Samsのサイト(いきなり彼の曲が流れるのご注意を)
以上にご紹介した音楽は Smooth Vibes Radio でオンエアされたものからのピックアップです。
David Yamasaki: From Me to You
2006/03/10 20:42

ご紹介するこのアルバム、タイトル曲の From Me to You をはじめとしてベテランらしく落ち着いた何とも深みのあるサウンドが特徴です。「BGMのつもりで流していたのにいつの間にか手を止めて聴き入っている」、そんな魅力が有ります。また、随所に得意のラテン・リズムが織り込まれていたり(Three Views of A Secret)、アコスティク・ギターのソロ (Just For You) があったりとなかなか聴かせどころも多彩です。残念ながらこのCD、日本では手に入らないのですが当BLOGでおなじみのCD Babyから通販購入できます。そしてもう一つの方法、そうです iTunes Music Store Japan に彼のアルバムページが有りました!

試聴リンク(各曲最初の2分間聴くことができます。CD購入はCD Babyから)
1. Samurai Hee Haw
2. From Me To You
3. Joan
4. Just Once
5. After Touch
6. J-Town Blues
7. Rachael's Song
8. Three Views of a Secret
9. The Innocence of a Child
10. Just For You
以上にご紹介した音楽は Smooth Vibes Radio でオンエアされたものからのピックアップです。
スイス発のスムースジャズの専門局 "Smooth Vibes Radio" 開局!
2006/03/03 23:39
日本のSmooth Jazz ファンのみなさんに、2006年3月に開設されたインターネット放送局 Smooth Vibes Radio をご紹介いたします。運営するのはスイス人のSmooth Jazz評論家・DJのPeter Boehi氏です。同氏はスイス発のスムースジャズの専門サイト Smooth Jazz Vibes のEditorでもあります。Smooth Vibes Radio の運営方針は、大人の音楽愛好家のための本物志向です。既存のインターネットラジオは、マーケット・リサーチ会社の統計に頼るあまり、似たようなアーチストの似たような曲ばかりを流し続けるていると嘆いているBoehi氏、マンネリに陥りつつあるインターネット・ラジオとはひと味違った選曲をモットーにするとのことです。詳しくは、Boehi氏公認の日本語による紹介ページを新設しましたのでぜひサイドバーメニューの "Smooth Vibes Radio" からご覧ください。ラジオへのリンクもあります。
Gail Jhonson: Keep The Music Playing
2006/02/26 14:01

プロフィールの紹介が長くなりましたが、CDのサウンドは、ずばり Smooth Jazz です。やさしさに満ちた音色と都会的なアレンジが心地よく広がっています。特徴的なのは、リズムやコードの展開に微妙な「コブシ」があって Black Contemporary 色がにじみでているところ。ここがよくあるBGMオンリーのSmooth Jazz物とはひと味違っておすすめです。二曲目の"Just For Kicks" の軽やかなノリの良さ、四曲目"How Do You Keep The Music Playing"の透明感のあるソロピアノ、その他ブラコン・ボーカル物等もあってなかなか盛りだくさんな11曲(+イントロダクション)はちょっと得した気分がします。
このCD、残念ながら日本では未発売のようですね。米国では、米国Amazon等の大手サイトで販売されていますが、CD Babyが値段的にもお得かつ試聴リンクが充実しているのでおすすめです。また、CDそのものにこだわらないのであれば、iTunes Music Store(日本サイトにちゃんとあります!)からのダウンロード購入が一番手軽で早道です。ほんと、便利な時代になりました。
試聴リンク(各曲最初の2分間聴くことができます。CD購入はCD Babyから)
1. Intro/Gail & Genie
2. Just For Kicks
3. Heaven
4. How Do You Keep The Music Playing
5. Soleh
6. I Wanna Luv U
7. I'll Be Around
8. Gimme Your Groove
9. Goodnight
10. Sunrise
11. Take What You Need
12. Tropical Island
ダウンロード購入するなら、iTunesをインストール。


Larry Williams & Friends: The Beautiful Struggle
2006/02/21 16:34

Wilbert Longmire: Sunny Side Up
2006/02/11 21:48

その一方で、アルバム全般のサウンドは抑え気味の渋い曲が中心です。私の一押しは、バラードナンバーの"Love Why Don't You Find Us"です。渋いLongmireの歌とギターソロ、そのバックでRichard Teeの弾くエレピには絶妙なコーラス・イフェクトがかかっていて実に心地良いです。当時この音を出したくてエレピへのコーラスのかけかたを随分と研究しました。
Longmireはその後、同じTappan Zeeレーベルから CHAMPAGNE、WITH ALL MY LOVEという2枚のアルバムを出した後、メジャーレーベルでの活動からは遠ざかってしまいます。
Seawindが復活する!
2006/02/04 20:30

Seawind の4枚のアルバム
4枚のアルバムの中で一番人気があったのはジョージ・デュークがプロデュースしてパワフルなダンスナンバー "What Cha Doin' " を冒頭に収録する4枚目ですが、フュージョン・バンドとしての切れ味が一番良いのは Tomy Lipuma がプロデュースした3枚目の "Light the Light" だと思います。繊細で洗練されたサウンドづくりは何度聞いても新鮮です。その中にあって Larry Williams によるキーボード・ワークは全く無駄がなく、それでいてセンスの良さは抜群でした。当時の私にとって「目指すべき理想型を見た」と感じたミュージシャンの一人です。

Joe Sampleのピアノトリオ演奏: "The Three"
2006/01/29 17:42

"Blue Montreux 1&2"〜1970年代最高のライブ演奏
2006/01/23 13:42


Patti Austin: Havana Candy
2006/01/20 19:44
とても懐かしいアルバムを紹介します。Patti Austinのソロ二枚目にあたる1977年リリースの "Havana Candy"です。私はPattiの歌(抜群にうまい!)が好きでほとんど全部のアルバムを持っていますが、これが初めて買ったPattiのアルバムです(もちろん当時はLP盤でした)。色々なスタイルの曲が入っていますが、最後の一曲をのぞいて全部Pattiの自作です。D.グルーシンとL.ローゼンのコンビがプロデュースした音作りは無駄な部分が少なく都会的かつ爽やかで、他のPattiのアルバムとはちょっと違った透明感があります。音作りは軽くて聴きやすいですが、バックは凄腕ぞろいです。グルーシン自身(key)も含めて、R.ティー(key)、E.ゲイル(g)、S.カーン(g)、W.リー(b)、A.ジャクソン(b)、S.ジョーダン(ds)、M.ブレッカー(t.sax)とくれば、音数が少ないのにサウンドの密度が濃くてまさにあの頃のFusionかくあるべしといった響きがするのが分かります。ときどき無性に聴きたくなるのでいつもiPodに入れてあります。
Jaco Pastoriusのコンピレーションアルバム
2006/01/18 14:23
Weather Reportのオリジナルメンバーで伝説的な天才ベース奏者Jaco Pastoriusのコンピレーションアルバム "Portrait of Jaco: The Early Years"を紹介します。CD Babyからオンライン販売されています。このアルバムにしか収録されていないJaco Pastoriusの初期・未発表テイクが満載です。Fusionファン、ベースプレーヤーにはたまらない内容と思います。
Boz ScaggsのJazzyなアルバム "Fade Into Light"
2006/01/17 22:31
新譜ではないですが、お薦めのCDです。Boz Scaggsの"Fade Into Light"、好きですね〜。Boz自身のヒット曲をアコスティックにアレンジし直していて、なんともJazzyな空気が心地よい。一曲めの"Low Down"の出だしでは、泣きのSax(Tom Scottです)とソウルフルな女性スキャットがからみ、そこにウッドベースが「ブゥ〜ン」と重なってくるのを聴いただけでぞくっときますね。レコーディングの音質もしっとりと落ち着いていて、なかなかのものと思います。ちょっと古めのJBLのスピーカーあたりで聴くと格別です。
Jason Milesの新作"What's Goin' On: The Music of Marvin Gaye"2月に発売予定
2006/01/16 13:55
Jean-Philippe REJOU の"Recording now"に掲載された記事によると、Jason Miles のプロデュースによるCompilationアルバム"What's Goin' On: The Music of Marvin Gaye"が2006年2月にNaradaレーベルから発売になるとのこと。これはSmooth Jazzファンにとって要チェックですね。
Jason Milesが最近プロデュースした代表作と言えば"A Love Affair: The Music of Ivan Lins"があります。今回の新作もコンセプトは"The Music of Ivan Lins"と相通ずるものがります。Milesが、Marvin Gayeの大ヒット作を再アレンジし、有名ミュージシャンに競演してもらおうというわけです。ボーカルでBobby Caldwell、ギターにNick Colionne、Spyro Gyraのサックス奏者Jay Beckenstein、大御所トランペットのHerb Alpert、リズムセクションにはMarcus Miller等、といった豪華メンバーが参加しているそうです。う〜ん聴いてみたい。要チェックです。
"A Love Affair: The Music of Ivan Lins"
Jason Milesが最近プロデュースした代表作と言えば"A Love Affair: The Music of Ivan Lins"があります。今回の新作もコンセプトは"The Music of Ivan Lins"と相通ずるものがります。Milesが、Marvin Gayeの大ヒット作を再アレンジし、有名ミュージシャンに競演してもらおうというわけです。ボーカルでBobby Caldwell、ギターにNick Colionne、Spyro Gyraのサックス奏者Jay Beckenstein、大御所トランペットのHerb Alpert、リズムセクションにはMarcus Miller等、といった豪華メンバーが参加しているそうです。う〜ん聴いてみたい。要チェックです。

お薦めCD"Sumiko Fukatsu: Feather in the Air"
2006/01/14 13:08
フルーティスト&コンポーザーの深津純子(ふかつ すみこ)さんのCD、"Sumiko Fukatsu: Feather in the Air"を買いました。タイトルの通り羽が舞うような瑞々(みずみず)しい空気に満ちた素晴らしい演奏です。仕事に疲れたときにぱっと窓を開けると、新鮮な空気がさーっと流れこむ、そんな感じですね。ストリーミング試聴をしてすぐ気に入ってしまいました。オンライン注文したばかりなのでまだ手元にはありませんが、今から楽しみです。このCDは2001年にリリースされたファースト・アルバムで、その後4枚のCDを発表されているとのこと。う〜ん要チェックですね。私は、昔から大のJazz Flute好きです。フルート独特の繊細な息づかいに惹かれます。管楽器のなかでもFluteほどプレーヤーの息づかいがストレートに伝わってくる楽器はないように思います。古くLP時代にさかのぼればHubert Laws、ちょっと最近になると中川昌三さんのCDをよく聴いています。深津純子さんのフルート、お薦めです。