南国でビタミン補給!

随分とご無沙汰していますが、皆さんお元気でしょうか?
相変わらず『更新は忘れたことにやって来る...』ですが、このブログもほそ〜く長く続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします。

さて、私はというと、またもや長期出張先のインドネシアに居ます。南国で嬉しいことは果物が豊富なこと。特に今、当地はマンゴーの季節です。マーケットに行くと何種類ものマンゴーが山積みになっていて、しかもみんな熟しているからあま〜い香りがします。ここのところ忙しい日が続いていてどうも疲れがとれません。「よし、ビタミン補給だ〜」とばかりに、マンゴーを買ってきました。小振りなものを選んだんですが、それでも
400グラム以上あります。これで40円ですから安い!タップリ食べて大満足でした。



夜には、現地の音楽友達から「ライブをやるから来て下さいね」というメールが入りました。どうも二週間に一回のペースで日曜の夜に "Jazz Parade 2009"というタイトルで定期的にやっているようです。さてさて、今晩もいろいろな若手バンドがイキのいい演奏を聴かせてくれました。

最後には、ジャム・セッションということでお声がかかり、若者の間に混ざってファンクリズムで一汗かきました。運動不足でなまっていた体がす〜っと軽くなりました。セッションが終わったところでベースの若者に歳を聞いたら21!なんと自分の娘と同年代です。いや〜若者ミュージシャンの活きの良さのおかげで、おじさんも「ビタミン補給」ができたみたいですね。南国の若者達に感謝...

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働き者のお嬢さんの秘密...

またまたご無沙汰しております。例によって1月中旬から3月中旬まで長期出張中です。出張中の私はホテルに何ヶ月も長期滞在します。毎朝仕事に出かけ、夕方には戻り、食事や買い物に出かけるたびに、何度となくフロントの前を通ります。フロントはホテルの顔です。今ここで長逗留をしている日本人は私一人だけとあって、しっかりと顔と名前を覚えてもらい、皆さんいつもニコニコ、とても親切にしてくれますし、朝に晩に挨拶を交わすのはとても気持ちのよいものです。

さてこのフロント。何人かのフロント係が交代で勤務していますが、ひときわ勤務日が多いお嬢さんがいるのに気がつきました。とにかくほとんど毎日、しかも朝勤務でも夜勤務でも見かけます。細身で優しい笑顔の素敵なお嬢さんですが、何かと気苦労の多そうなフロントで人の倍も働き続けるとは、なんともタフだな〜と思っていました。しか〜し、これには秘密があったのです。

昨晩、フロントの前を通り過ぎると、いつものように働き者のお嬢さんが「今晩は〜」と声をかけてくれました。何気なくフロントに目を向けて驚きました。何と、お嬢さんが二人いるではないですか
! 暑さと疲れで目が変になったのかと思いましたが、いえいえ、確かに同じ顔が二つ並んで微笑んでいます。そうなんです、このお嬢さん達は一卵性の双子で、二人とも同じホテルのフロント係だったんです!後ろでぴっちりまとめた髪型も全く同じですし、これで同じホテルの黒いスーツを着ていますから、往年のザ・ピーナッツのように全然見分けがつかなかったわけです。

夕食に出かけるとき再びフロントを通りかかると、すでにお嬢さんは一人になっていました。多分シフトの変わり目で、まれに二人が揃う時があるんですね。

「あの二人が歌うとモスラが飛んできそうだな〜」などとワケの分からないことを考えながら、冷たいビールを飲んだのでした。
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南国の風と味:南スラウェシからの便り

早いもので今日はもう『七夕』、本当に久しぶりの更新です。長期出張先のインドネシア、南スラウェシでは忙しい毎日が続き、一ヶ月以上のご無沙汰になってしまいました。地方への移動が多く、めまぐるしい毎日を送った仕事もようやく山場をこえて、今日は久しぶりに州都マカッサルでのんびりと週末をすごしています。今日は、あまり皆さんに馴染みのなさそうな南スラウェシの様子を紹介します。

まずは、南スラウェシ州のほぼ中央に位置するワジョ県の県庁所在地でテンペ湖畔の町 Sengkang (センカン)の風景です。ちょっと涼しい風が心地よい夕暮れの頃、湖に映る熱帯林と町の中心にある立派なモスク(イスラム教寺院)が美しく浮かび上がっていました。

次は街道沿いで見つけた果物です。大きさは小さいスイカぐらいありますが、グレープフルーツに良く似た柑橘類です。東南アジアでは良く見かけるポピュラーな果物ですが、こんなに沢山並べて売っているところは初めて見ました。


一つ買って(一個20円ぐらい)ホテルに帰りましたが、部屋で眺めてみると凄く大きいです。グレープフルーツより酸味も水気もずっと少なく、さっぱりとした淡白な味で、分厚い皮をミカンのように剥いて食べます。この大きさです、その日の夕方に半分食べたらお腹いっぱいになってしまいました。朝晩にちょっとずつ食べて、全部平らげるのに三日かかりました。

そして、これぞ南スラウェシ名物、わたしの大好物となったイカンバカール(炭焼き魚)を作っているところです。薄味のタレを刷毛でちょっとつけ、モクモクと香ばしい煙を盛大に上げながら新鮮な魚が次々と焼き上げられていきます。これがもう劇的にウマイ!

南国は美しく、そして美味しいのでした。
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