東京Jazzにいってきました!


東京Jazzの最終日9/5の夜の部にカミさんと出かけました。お目当てはもちろん、The Jazz Crusaders。今回の来日は、Joe Sample, Wilton Felder, Wayne Hendersonという Crusaders のオリジナルメンバーが三人揃うという、今後はないかもしれない貴重なライブになる予定でした。特に、トロンボーンの Wayne Henderson は1970年代に Crusadersから離れて久しく、テナーサックスの Wilton Felder と二人揃ってのライブは本当に久しぶりということで、スゴく楽しみにしていました。ところが、残念なことに来日の前に Wilton Felder が体調を崩してしまい、緊急入院と手術ということになり、三人揃っての来日は幻となってしまいました。

とはいえ、長年のCrusadersファンの私にとって、本当に素晴らしいライブでした。今回の演奏の特徴はアレンジが全部アコスティックになっていたことでした。DVDで持っているモントルー2003ライブでは、ほぼ昔のCrusadersのままのアレンジでした。ところが、今回のライブでは、Joe Sampleはずっとグランドピアノのみでエレピは弾きませんでしたし、ベースもアコスティックのみでした。サウンドとしては、昨年の春に聴いたJoe Sampleトリオに近いものでした。でも、ノリは実にCrusadersらしいファンキーな演奏で、特に、インストバージョンで演奏された往年の大ヒット曲、Street Life は、はっとするような新鮮な響きがありました。

「音楽はやっぱりファンキーでなくっちゃね!」。テンションが上がっていたせいか、再発CDを5枚もまとめて買ってしまい、カミさんにあきれられてしまいました...
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