亀ヶ壺の滝

日時 2006-8-5
2014-7-20 再訪
場所 兵庫県姫路市夢前町山之内甲 川原川 天候 晴れ 35.7℃(兵庫県福崎)
工程 登山口 → 林道 → 沢登り → 亀が壷の滝 復路同じ
時間 駐車場所から亀が壷の滝まで3時間 平面距離 km
私的
分類
ウキウキ系 明るい

本サイトでは、方向を指す場合の右・左の記述は、自分の進行方向に対する方向を意味します。

概要

下流には、鮎狩り場があったり、保養所があったりと家族連れの人気のスポットのようだが、林道が終わり沢を直接遡行できる地点から上流は、人の足も途切れ、深山幽谷な景色のなかを美しい渓谷が続く。

透明度が高く清流感のある水が流れ、その綺麗な水の中を行きかう魚影が印象的な沢。

ルート

県道23号線で夢前町前之庄に入り、67号線を北に向かう。
夢前川沿いにしばらく進むと、標識があるのでそこで右折する。河原川を渡ってすぐの所。

細い林道(未舗装)を延々と登って行く。左方向への分かれ道があるが、道なりに右側方向に進む。
途中保養施設らしき大きな敷地をすぎ、別荘らしきものを通り過ぎてすぐの道脇の広くなった場所に車を止める。
10:00AM過ぎ。
後で分かった事だけど、もっと先まで車で行っても大丈夫。相当な悪路なので普通車だったら車を傷める危険は高いが・・・。

右手に綺麗な渓谷や、大きな川原(帰りには、ここでBBQをする人やその上流下流で泳いでいる家族で賑わっていた)などを見ながら、なだらかな山道を行くこと30分程で2つの沢筋の出会いにかかる無名の滝がある。

無名の滝のかかる沢筋に対して右手の沢筋方向にいくと廃屋があり、それを越えるともう道はなくなる。そこで渓流シューズに履き替えて遡行開始。
時間は10:30AM
広い滑床が続く木漏れ日が射しこむ明るい沢が視界に飛び込み期待が膨らむ。

ここからはひたすら沢を遡上する。並行する山道もあるにはあるようだけど、暑い夏には、沢を直接遡上するに限る。
太股まで浸かる深い箇所や、水しぶきを浴びながら小さい斜暴をよじ登る箇所、滑床あり、巨石ありの楽しい沢が続く。

沢は涼しく水は綺麗で、木漏れ日が明るく快適な遡行が続く。

そのうち2つめの廃屋があり。この廃屋を越えてかなりしてから、目的の亀が壷に到着。
時間は13:00過ぎ。ちょっと時間がかかってしまった。

滝筋は細く若干迫力に欠けるが、落差は25mあるらしい。さらに水量が少ない時期もあるようで、全体的に水量が少ないのか滝つぼはわずかしかない。

ちなみに、2014年に再訪した時は、梅雨明け直後で水量が多く迫力があった。

この滝の中断部には大きな壷があり、満々と綺麗な水をたたえていてチャポンといきたい誘惑に駆られる。

帰りは、同じルートを引きかえす。
カエルを何度も見かけたが、蛇も2回出会う。魚影も豊富で豊かな沢の様である。

あと、この沢にいる間中、金色のハエがずっとまとわりついて離れなかった。刺すわけでないのだけど素肌にとまられるとチクッと痛い。一体なんなのか良く分からなかった。

この沢は暑い夏にもう一度訪れてみたい。